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* 爆破用の火 [#af92e781]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|blasting fire|
|~その他の呼び名|オルサンクの火(fire of Orthanc)|

** 解説 [#Explanation]

[[角笛城の合戦]]で[[アイゼンガルド]]軍が使用した爆発物。[[ヘルム峡谷]]を塞ぐ奥の防壁にある、[[渓流>渓流(ローハン)]]が流れる暗渠に仕掛けられ、発破により防壁に裂け目が作られた。[[角笛城]]の城門の破壊にも同じ火が用いられたと思われる。
[[アラゴルン二世]]はこの火を「[[サルマン]]の妖術(Devilry of Saruman)」、[[オルサンク]]から持ち込まれた「悪魔の道具(a devilry)」とも形容している。

同様の爆発物はサルマンのアイゼンガルド軍だけでなく、[[サウロン]]の[[モルドール]]軍も用いたと思しい。[[ピピン]]は[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]から、モルドール軍に攻略される[[ランマス・エホール]]に突然火の手が上がり、時折赤い閃光と鈍い音が響くのを目撃した。
[[モランノンの荒廃地]]では、[[燃えかすの山]]のように爆破された土や石が数多く山積みにされていた。

[[自由の民]]がこのような爆発物を使用する描写はない。
[[ガンダルフ]]は[[ホビット庄]]の[[ホビット]]に花火を披露したことがあり、彼らからはそれによって記憶されていたが、彼の花火に火薬の類が用いられていたかは判然としない((『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』Letter#301(1968年)では[[ガンダルフ]]の花火は[[火の指輪>ナルヤ]]の所持者としての一面を表していると述べられている。'Fireworks have no special relation to me. They appear in the books (and would have done even if I disliked them) because they are part of the representation of Gandalf, bearer of the Ring of Fire, the Kindler: the most childlike aspect shown to the Hobbits being fireworks.'))。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

[[オルサンク]]で[[サルマン]]が金属製の容器に火薬らしきものを入れて爆弾を製造する。この爆弾は原作同様、[[角笛城の合戦]]で[[ウルク=ハイ]]が[[角笛城]]の防壁を爆破するのに使用された。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#jb7833c4]

** コメント [#Comment]

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