#author("2019-07-07T14:52:21+09:00","","")
#author("2019-12-30T18:22:32+09:00;2017-09-14T05:42:12+09:00","","")
* 小船 [#oe577515]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|boat|
|~異訳|船、小舟|
|~その他の呼び名|エルフの船(Boats of the Elves)|

** 解説 [#Explanation]

[[指輪の仲間]]が[[ロスローリエン]]を出立する時に[[ガラズリム]]から与えられた、三艘の小船。[[レゴラス]]ですら知らない灰色の木材でできており、[[ホビット]]が二人がかりで持ち運べるほど軽い。荷物をいくら積み込んでも沈むことがないが、取り扱いが難しいという。先端が葉の形をした櫂で操る。
指輪の仲間はこの小船に分乗して[[アンドゥイン]]を下り、[[パルス・ガレン]]までたどり着いた。

先頭の船には[[サムワイズ・ギャムジー]]、[[フロド・バギンズ]]、[[アラゴルン二世]]が乗った。舳先に座ったサムワイズは(通常の[[ホビット]]らしく)船に慣れていなかったので、櫂を握らせてはもらえなかった。だが[[サルン・ゲビア]]の手前で[[オーク]]から弓矢を射かけられた時はさすがに彼も櫂を漕いだ。
真ん中の船には[[ペレグリン・トゥック]]、[[メリアドク・ブランディバック]]、[[ボロミア]]が乗った。最後の船には[[レゴラス]]と[[ギムリ]]が乗り、一行の荷物も載せられた。

仲間の離散後、一艘は[[フロド>フロド・バギンズ]]と[[サム>サムワイズ・ギャムジー]]が[[ラウロス]]の大瀑布手前の[[アンドゥイン]]を横断するのに使い、[[アモン・ラウ]]の南側に隠された。
残り二艘のうち、一艘は[[アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]によって[[ボロミア]]を葬るのに使われてアンドゥインへ流され、最後の一艘は[[パルス・ガレン]]近くの林に持ち運べない荷物と共に隠された。

*** ボロミアの船葬 [#kfbcfe30]

>その時わたしは見た。あるいは見たように思った。一隻の小舟が灰色の光芒を放ちながら河面を漂ってくるのを。高いへさきを持った変わった造りの小舟で、中にはこれを漕ぐ者も舵を取る者もいなかった。((『[[二つの塔>指輪物語/二つの塔]] 下』「五 西に開く窓」))

[[アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]は、討ち死にした[[ボロミア]]を葬るため、彼の遺体を戦利品や[[角笛>ゴンドールの角笛]]と共に小船に載せて[[アンドゥイン]]の流れに委ねた。
[[エルフ]]の技によるものであろう、小船は[[ラウロス]]の大瀑布を通過しながら沈むことはなく、三日後の夜に[[オスギリアス]]近郊のアンドゥインの岸辺で[[ファラミア]]に目撃された。そのままボロミアを載せた小船はアンドゥインを流れ下り、ある星空の夜、[[大海]]へ放たれて行ったと言われている。

** コメント [#Comment]

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