#author("2019-12-30T18:22:32+09:00;2018-12-19T18:29:21+09:00","","")
* 大いなる豊饒の年 [#v9420afd]
#author("2022-08-28T23:25:11+09:00;2021-11-06T17:35:35+09:00","","")
* &ruby(おお){大};いなる&ruby(ほうじょう){豊饒};の&ruby(とし){年}; [#v9420afd]
** 概要 [#hc4063b5]

|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|Great Year of Plenty|

** 解説 [#o0e7b05f]

[[第三紀]]3020年([[ホビット庄暦]]1420年)のこと。[[ホビット庄]]ではかつてない豊作であったことからこの名で呼ばれた。
この年生まれた子供は[[ホビット]]にしては珍しい金髪の持ち主が多かった。
この年にホビット庄で生まれた子供は[[ホビット]]にしては珍しい金髪の持ち主が多かった。

>全体としてもホビット庄の一四二〇年は驚くべき年でした。照るにしろ、降るにしろ、適切な時を得て、申し分ない量を持った恵光慈雨のせいだけではなく、何かそれ以上のものがあるように思えました。それは豊かさと生成の気であり、この[[中つ国]]をゆらゆらと束の間通り過ぎてゆく現世の夏の恵みを超えた美のきらめきでありました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色港」))

前年には[[サムワイズ・ギャムジー]]が[[ガラドリエル]]の[[庭の土>小箱]]を庄内に散布しており、おそらくその祝福によってもたらされたものであろうと考えられる。

>全体としてもホビット庄の一四二〇年は驚くべき年でした。照るにしろ、降るにしろ、適切な時を得て、申し分ない量を持った恵光恵雨のせいだけではなく、何かそれ以上のものがあるように思えました。それは豊かさと生成の気であり、この[[中つ国]]をゆらゆらと束の間通り過ぎてゆく&ruby(うつしよ){現世};の夏の恵みを超えた美のきらめきでありました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色港」))

*** 3020 [#year3020]

|~月|~日|~事象|
|RIGHT:3|RIGHT:13|[[フロド>フロド・バギンズ]]病む(ちょうど1年前のこの日、[[シェロブ]]の毒を受ける)|
|RIGHT:4|RIGHT:6|[[宴会広場>誕生祝いの原]]に[[マルローン]]の樹の花開く。|
|RIGHT:3|RIGHT:13|[[フロド>フロド・バギンズ]]病む(ちょうど1年前のこの日、[[シーロブ]]の毒を受ける)|
|RIGHT:4|RIGHT:6|[[宴会広場>誕生祝いの原]]に[[マッロルン]]の樹の花開く。|
|RIGHT:5|RIGHT:1|[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]、[[ローズ>ローズ・コトン]]と結婚する。|
|>|夏至((原文は中日(Mid-years's Day)だが、『王の帰還』本編では「その年の夏至の[[自由市]]」(at the Free Fair that Midsummer)とある))|[[フロド>フロド・バギンズ]]、[[庄長]]職を辞任し、[[小足家のウィル]]復職する。|
|RIGHT:9|RIGHT:22|[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]130歳の誕生日を迎える。|
|RIGHT:10|RIGHT:6|[[フロド>フロド・バギンズ]]ふたたび病む。|

[[第三紀最後の年]]へ続く

** コメント [#ibf6cadf]

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