* &ruby(つかやましゅつどのけん){塚山出土の剣}; [#qf1632c7]
** 概要 [#rf30aba4]

|~カテゴリー|物・品の名前|
|~スペル|the sword of the Barrow-downs|

** 解説 [#s911b6ae]

[[ホビット]]達が[[塚山>塚山丘陵]]に遭難して[[トム・ボンバディル]]に救出された際、ボンバディルが塚山から発掘した副葬品の中から、[[ホビット]]達の護身用にとボンバディルが選んだ小剣。
[[北方王国]]の[[ドゥーネダイン]]の手により、[[ヌーメノール]]の技術によって鍛えられた鋭利な刃をもつ。[[ナズグール]]の魔力を打ち破り、これを破滅させるほどの力が宿っていた。

だが[[フロド・バギンズ]]が受け取った剣は[[魔王]]に折られてしまったため、後に[[裂け谷]]にてフロドは、[[ビルボ・バギンズ]]より[[つらぬき丸]]を代わりに受け取った。

一方[[メリアドク・ブランディバック]]は、[[ペレンノール野の合戦>ペレンノール]]において、この剣で[[アングマールの魔王>魔王]]を突き刺し、魔王の敗因となる（その直後この剣は溶けてしまった）。

>こうして西方国の作、塚山出土の剣は消滅しました。しかし遥かな昔ドゥネダインがまだ若く、かれらの敵の中の第一の者が恐るべきアングマールの王国と魔術師たるその王であった当時、北方王国でこの剣を時間をかけて作り上げた人がこの剣の運命を知れば、さぞ喜んだことでしょう。
他の刃であれば、たとえもっと力ある手によって揮われたにしろ、これほど耐えがたい傷手をかの敵に負わすこともなかったでしょう。不死身の肉を切り裂き、その見えざる筋肉をかれの意思通りに編み合わせていた呪文を破ったのですから。((「[[王の帰還]]」上巻６、ペレンノール野の合戦))


** 映画『ロード・オブ・ザ・リング』における設定 [#zb5df4fe]

登場しない。代わりに[[風見が丘]]でアラゴルンは、出所不明の小剣をフロドたちに渡している。
メリアドクが魔王を刺すときに使ったのは、[[ロスローリエン]]にて[[ガラドリエル]]から受け取った[[ノルドール]]のナイフ（『[[スペシャル・エクステンデッド・エディション]]』に受け取る描写がある）。

** コメント [#f28e8a7a]

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