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* 南から来た男 [#m2f9c457]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Southerner|
|~異訳|南から来たやつ|
|~種族|[[人間]]|
|~性別|男|
|~生没年||

** 解説 [#Explanation]

[[ブリー村]]で[[フロド]]達が目撃した、土気色の顔をしたいやな目つき((原語はsquint-eyedで普通は斜視の意味。吊り目(slanting eyes)とも描写されている。))の男。フロドは彼の外見を「半分以上[[ゴブリン]]みたい」だと感じ、[[メリー]]は[[半オーク]]に似ているが連中ほど[[オーク]]らしくはないと述べている。
[[ブリー村]]で[[フロド]]達が目撃した、土気色の顔をしたいやな目つき((吊り目(slanting eyes)とも描写されている。))の男。フロドは彼の外見を「半分以上[[ゴブリン]]みたい」だと感じ、[[メリー]]は[[半オーク]]に似ているが連中ほど[[オーク]]らしくはないと述べている。

この男は南から来た旅人の一行に紛れてブリー村に入り込み、[[しだ家のビル]]と懇意にしていた。
[[躍る小馬亭]]でフロドが[[一つの指輪]]を嵌めて姿を消す騒動を起こすと、男はビルと共に集会室から立ち去り、その夜に一行は[[ナズグール]]の襲撃を受けた。
ずっと後に[[アラゴルン>アラゴルン二世]]は[[アイゼンガルド]]の軍勢によく似た者達がいたことから、この男を[[サルマン]]の間者だと推測したが、ナズグールとも通じていたのかは分からないとした。

*** 『[[終わらざりし物語]]』での記述 [#l5d3daf3]

「指輪狩り」によるとこの男は元々[[サルマン]]の手下だったが、[[ホビット庄]]へ向かう途中の[[ナズグール]]に捕まって彼らの間者になったとされている。
草稿の一つによると男はホビット庄を調査するために送り込まれた[[褐色人]]たちの一人で、サルマンからの信頼が特に厚い者だった。元々は[[褐色人の国]]を追放された無法者で、[[オーク]]の血が混じっていると言われていた。
男は来る[[戦争>指輪戦争]]に備えて[[パイプ草]]や他の物資をホビット庄から買い付ける交渉を庄境で行い、アイゼンガルドへの輸送準備をするために帰る途中だったが、[[サルバド]]の渡り場近くでナズグールに捕まった。[[魔王]]に尋問された男は、サルマンを裏切ってホビット庄の情報をナズグールに漏らし、魔王の恐怖の影に支配されてブリー村へ間者として送り込まれた。
草稿の一つによると男はホビット庄を調査するために送り込まれた[[褐色人]]たちの一人で、サルマンからの信頼が特に厚い者だった。元々は[[褐色人の国]]を追放された無法者で、[[オーク]]の血が混じっていると噂されていた。
男は来る[[戦争>指輪戦争]]に備えて[[パイプ草]]や他の物資をホビット庄から買い付ける交渉を庄境で行った帰りに、[[サルバド]]の渡り場近くでナズグールに捕まった。[[魔王]]に尋問された男は、ホビット庄の情報をナズグールに漏らし、魔王の恐怖の影に支配されてブリー村へ間者として送り込まれた。

*** その他 [#c1215e4e]

この男は「いやな目つき」をしており、[[半オーク]]も同じ特徴を持っていた。原語はsquint-eyedで、通常は斜視の意味だが、目を細めるとも解せる。
この形容について『Beyond Bree』の編集者Nancy Martschが男は[[オーク]]のような細い目を持っていたのか、目を半ば閉じていたのかを[[クリストファー・トールキン]]に質問し、クリストファーは「英国英語でsquintは斜視の意味だが、目の端から見るとも解することができる。父にどのような意図があったのかは分からないが、([[ゴブリン]]のような)細い目だったという意味でこの語を使ったとは思えない。文字通り斜視の意味かもしれないが、最もありえそうなのは、この男は横目で注意深く物を見ており、それが狡猾さとひねくれた気質を示唆することである。」(要約)と回答した。

** コメント [#Comment]

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