* &ruby(ここの){九};つの&ruby(ゆびわ){指輪}; [#p85cbc61]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|the Nine (Rings)|

** 解説 [#Explanation]

[[力の指輪]]のうち、[[人間]]に与えられた指輪。[[エレギオン]]の[[エルフ]]によって作られたが、それに協力した[[サウロン]]の悪しき意図が吹き込まれていた。
[[力の指輪]]のうち、[[人間]]に与えられた指輪。[[エレギオン]]の[[エルフ]]の職人集団[[グワイス=イ=ミーアダイン]]によって作られたが、それに協力した[[サウロン]]の悪しき意図が吹き込まれていた。

この指輪を与えられたのは[[人間]]の王や妖術師達だったが、彼らは指輪から力を得て、その絶頂期には強大な権勢を振るうに至った。彼らは日の光の下でも人目に触れずに歩くことができ、死すべき身には本来見ることのできない事柄を見ることができた。
だがそれはサウロンの見せた幻影に過ぎないことも多く、遅かれ早かれ最後には全員が幽界に身を置いた[[ナズグール]]、指輪の幽鬼となってサウロンに隷属する者となった。
力の指輪に共通する効果として、持ち主の資質に応じてその能力を増大させ、また時による衰えを遅延させる力がある。
だがそれだけではなく、サウロンが手を加えてその悪意を込めたために、使用者の姿を不可視にし、同時にその者が本来見ることのできない領域の物事を目にすることができる効果をも併せ持っていた。だがそれはサウロンの影響下にある「幽界」に身を置くことであり、使用者が目にする物事もサウロンによる惑わしであることが非常に多かった。

この指輪を与えられたのは[[人間]]の偉大な王や妖術師達であり、彼らは指輪から力を得てその絶頂期には強大な権勢を振るうに至ったが、やがては全員が遅かれ早かれ影の下に入って永遠に不可視の存在となり、サウロンに隷属する恐るべき[[指輪の幽鬼ナズグール>ナズグール]]と化した。

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