#author("2022-08-26T21:24:15+09:00;2022-08-04T14:08:22+09:00","","")
* &ruby(かみ){上};のエルフ [#sd5d7e68]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|High Elf|
|~その他の呼び名|光のエルフ、カラクウェンディ(Calaquendi)|
|~スペル|High Elves|
|~その他の呼び名|タレルダール(Tareldar) &br; カラクウェンディ(Calaquendi) &br; 光のエルフ(Elves of the Light) &br; 西方の気高き民(High Folk of the West)|

** 解説 [#Explanation]

[[クウェンヤ]]では「光のエルフ」の意であるカラクウェンディと言う。[[暗闇のエルフ(モリクウェンディ)>暗闇のエルフ]]の反対語。
西方の[[至福の国アマン>アマン]]に住んでいる([[ヴァリノール]]の[[二本の木]]の光を見た)、もしくは住んだことのある[[エルフ]]。
[[ヴァンヤール]]、[[ノルドール]]および、[[テレリ]]のうち[[大海]]を渡ったものを指す。[[シンゴル]]は[[シンダール]]の中で唯一カラクウェンディである。
西方の[[アマン]]に住んでいる、もしくは住んだことのある[[エルフ]]のこと。[[クウェンヤ]]では''タレルダール''。
「[[二つの木]]の光を見た」という意味からクウェンヤで''カラクウェンディ''、すなわち''光のエルフ''とも呼ばれる。反対語は[[暗闇のエルフ(モリクウェンディ)>暗闇のエルフ]]。

[[ガンダルフ]]によると、[[中つ国]]にいる上のエルフは生きながらにして二つの世界に身を置いており、幽界の力([[指輪の幽鬼]]など)にも抵抗しうるという。
[[エルダール]]のうち、[[ヴァンヤール]]、[[ノルドール]]、および[[ファルマリ]]([[テレリ]]のうち[[大海]]を渡ったもの)からなる。
唯一大海の東に留まったテレリの[[シンゴル]]を除けば、ノルドールのみが[[シルマリル]]を追って[[中つ国]]へと帰還してきたため、中つ国で上のエルフと言った場合は基本的にはノルドールを指す。

上のエルフは[[二つの木]]の光に浴し、また[[ヴァラール]]から直接教えを受けたため、その能力は全ての[[自由の民]]の中で抜きん出ている。
[[ガンダルフ]]によると、上のエルフは生きながらにして二つの世界に身を置いており、幽界の力([[ナズグール]]など)にも抵抗しうるという。

*** 『指輪物語』に登場する上のエルフ [#t33f2549]

- [[ガラドリエル]]
- [[グロールフィンデル]]
- [[グロルフィンデル]]
- [[ギルドール>ギルドール(フィンロド王家)]]

『[[指輪物語]]』に名が出るエルフのうち、上のエルフであることがはっきりしているのは以上の3人のみ。『[[シルマリルの物語]]』には、多数の上のエルフが登場する。
『[[指輪物語]]』に名が出るエルフのうち、上のエルフであることがはっきりしているのは以上の3人のみ。
『[[シルマリルの物語]]』には、多数の上のエルフが登場する。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

Update 21 Mordorより、ゲーム内ポイントで購入することにより選択可能な種族として実装。Fading of the Firstborn(最初に生まれしものの衰退)、Peace fo the Eldar(エルダールの安寧)、Sorrow of the Undying(死なざるものの悲嘆)、Suffer no Illness(病気への耐性)といった特性があり、通常のエルフよりも士気のボーナスがやや高め(特別に高いわけではない)((同ゲームでは、種族による能力差は最初からほとんどないようにデザインされている。))。また通常のエルフでは選択不可能なクラス“キャプテン(Captain)”を選択可能。出身地は[[ベレリアンド]]、[[裂け谷]]、[[ナルゴスロンド]]、[[ゴンドリン]]、[[オッシリアンド]]を選択可能だが、それらの土地から冒険が始まるわけではなく髪の色などの外見に変化が出るだけで、ゲーム自体は[[最後の同盟]]の戦いがチュートリアルとして用意されており、その時に[[魔王]]から受けた傷が元で上のエルフとしての力が弱体化したという設定になっている。チュートリアルが終了すると[[指輪戦争]]の時代に進み、他のプレイヤーとの冒険が可能となる。

** 他作品に与えた影響 [#y75abfb5]

エルフと同様に、他のファンタジー作品にもこの言葉(種族)は広く普及した。日本ではたいてい、上のエルフの英語表記であるHigh Elfをそのままカタカナにした''ハイエルフ''の表記になっている。
これらは、エルフの上位種族であるとか純血種であるという設定になっていることが多い。

#include(Include/エルフ,notitle)

** コメント [#Comment]

#pcomment_nospam(,,noname,,,,reply)
#pcomment(,,,,,,reply)