#author("2023-08-13T12:31:36+09:00;2023-03-22T23:37:32+09:00","","")
* &ruby(みっ){三};つの&ruby(ゆびわ){指輪}; [#qa06ee7c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|物・品の名前|
|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|the Three (Rings)|
|~その他の呼び名|エルフの三つの指輪(Three Rings of the Elves)|

** 解説 [#Explanation]

[[力の指輪]]のうち、[[ケレブリンボール]]と[[グワイス=イ=ミーアダイン]]が、[[エルフ]]のために作った三つの指輪、「火の指輪」[[ナルヤ]]、「風の指輪」[[ヴィルヤ]]、「水の指輪」[[ネンヤ]]を指す。
[[力の指輪]]のうち、[[エルフ]]のための三つの指輪。''風の指輪[[ヴィルヤ]]''、''水の指輪[[ネンヤ]]''、''火の指輪[[ナルヤ]]''を指す。全ての指輪の中で最も美しく、[[一つの指輪]]を除けば最大の力を持っていた。
[[ケレブリンボール]]が単独で作り上げたため、[[サウロン]]の手に触れられたことはなく、他の力の指輪とは異なり所持者が堕落することはない。しかし結局はこれらの指輪も一つの指輪によって支配されるため、一つの指輪が滅びれば、三つの指輪の力も消失すると考えられた。

これらの指輪は[[サウロン]]の手には触れられていないため、他の力の指輪とは異なり、所持者は堕落することはない。しかしやはりこの指輪も[[一つの指輪]]によって支配されるため、一つの指輪がサウロンの手に渡れば、三つの指輪の所持者はサウロンに支配されてしまうことになる。
ケレブリンボールは、サウロンが一つの指輪を鍛えていることを知ると、三つの指輪を[[キーアダン]]、[[ギル=ガラド]]、[[ガラドリエル]]にそれぞれ与えて隠した。[[最後の同盟]]の戦いによるサウロンの最初の敗北と、[[一つの指輪]]の行方不明の期間中は、三つの指輪の所持者はその力を使い、自らの領国の安定などのために役立てた。
サウロンが滅び、[[第三紀]]が終わると、三つの指輪の所持者はこの指輪を持って[[西方>アマン]]へと去った。
>「三つの指輪を作った者たちは、力や支配や隠し貯めた富といったものは願わず、すべてのものを汚れから守るために、理解すること、作ること、癒すことの力を望んだ。」((『[[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「エルロンドの会議」 [[エルロンド]]の言葉。))

[[サウロン]]が最も欲していたのが三つの指輪の力であった。[[ケレブリンボール]]はサウロンが[[一つの指輪]]を鍛えたことを知ると、三つの指輪を分散して隠した(''[[三つの指輪の守護者]]'')。

[[最後の同盟]]によってサウロンが敗北し、一つの指輪が行方不明となっていた間、指輪の守護者達は密かにその力を使い、時の流れと悪の影響から[[エルフ]]の拠点と[[自由の民]]を守護するために役立てた。だがそのために、再発見された一つの指輪がもしサウロンの手に戻れば、三つの指輪の作用はすべて露わとなって悪の力に屈することになる。

[[指輪戦争]]によって一つの指輪とサウロンが滅びると、指輪の守護者達は各々の指輪を携えて[[灰色港]]から[[アマン]]へ去った。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

&ref(vlcsnap-00011.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』における三つの指輪(左からナルヤ、ネンヤ、ヴィルヤ));

#include(Include/力の指輪,notitle)

** コメント [#Comment]

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