#navi(ロード・オブ・ザ・リングス オンライン/ストーリー)
#author("2022-08-31T21:50:18+09:00;2018-12-18T19:00:25+09:00","","")
#navi(../)

* Volume II. Mines of Moria (第二部 モリアの坑道) [#ha9fac3e]

『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』エピッククエスト Volume II. Mines of Moria (第二部 モリアの坑道)のストーリー。
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『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』エピッククエスト Volume II. Mines of Moria (第二部 モリアの坑道)のあらすじ。
日本語版『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』では実装されなかった。公式の日本語訳が存在しない単語は、&color(green){緑文字で表記している。};

#contents

** Prologue (序章) [#prologue]

[[エルロンド]]から冒険者に知らせがあり、これから秘密の任務で[[裂け谷]]から出発する[[指輪の仲間]]の、旅立ちの準備を頼まれた。
冒険者は、指輪の仲間の頼み事を聞き、その後裂け谷を出発する一行を見送る。

** Book 1: The Walls of Moria &color(green){(第一巻 モリアの壁)}; [#book1]

冒険者は、[[柊郷>エレギオン]]にある[[モリア]]の西門[[モリアの壁]]で、瓦礫の中に埋まっている門(([[指輪の仲間]]が通過しようとしたときに、[[水中の監視者]]に襲われて破壊されたためだが、彼らはその事実を知らない。))を掘り起こそうとしている[[ドワーフ]]たちの作業を助ける。
やがて門が掘り出されるが、ドワーフたちと冒険者は[[水中の監視者]]に襲われ、門の前から逃げ出す。現在の自分たちの武器では水中の監視者と戦えないというドワーフたちは、モリア西門の近くで発見された古の武器を渡され、その武器を鍛えることを頼まれる。やがて鍛え直した武器を持ってモリア西門の前に戻ってきた冒険者とドワーフたちは、水中の監視者を撃退してモリア西門前の安全を確保。ついにモリアの中へと侵入する。

** Book 2: Echoes in the Dark &color(green){(第二巻 闇からの反響)}; [#book2]

冒険者はモリアの中へと入り、モリア内部で前哨基地を作ったドワーフたちの安全確保のための手助けをする。
その中で回収された、モリアの歴史に関する資料を見たドワーフの&color(green){ボーシ};(Bósi)は、[[ミスリル]]で作られた強力無比な斧&color(green){ジギルブルク};(Zigilburk)についての記載を発見。ボーシは、ジギルブルクが鍛えられた秘密の鉱炉、&color(green){炎の中心};(Heart of Fire)こと&color(green){ナール=ヘラブ};(Nâr-khelab)のありかと入り方について調べる。その後冒険者はボーシと共にナール=ヘラブを発見して中に入るが、そこにジギルブルクはなかった。

** Book 3: The Lord of Moria &color(green){(第三巻 モリアの領主)}; [#book3]

モリア内の&color(green){ゼレム=メレク};(Zelem-melek)の坑道で冒険者は、[[白の手]]の印を付けた[[オーク]]に遭遇する。白の手のオークと戦った後冒険者は、崩落した[[マザルブルの間]]の発掘を行っているドワーフの作業を手伝い、[[マザルブルの書]]を発見。ボーシがマザルブルの書を解読している間に、冒険者は白の手のオークと戦うドワーフを手助けする。その後冒険者はボーシから、マザルブルの書が解読された結果わかった、[[オーリ]]たち[[バーリン]]の探検隊の最期の話を聞く。
モリア内の&color(green){ゼレム=メレク};(Zelem-melek)の坑道で冒険者は、[[白の手]]の印を付けた[[オーク]]に遭遇する。白の手のオークと戦った後冒険者は、崩落した[[マザルブルの間]]の発掘を行っているドワーフの作業を手伝い、[[マザルブルの書]]を発見。ボーシがマザルブルの書を解読している間に、冒険者は白の手のオークと戦うドワーフを手助けする。その後冒険者はボーシから、マザルブルの書が解読された結果わかった、[[オーリ]]たち[[バリン]]の探検隊の最期の話を聞く。

** Book 4: Fire and Water &color(green){(第四巻 炎と水)}; [#book4]

バーリン達の運命を知ったドワーフたちは、彼らの二の舞にならないように、オークの襲撃に対する防備を整えることにする。冒険者は、武具やバリケードの準備などといった手伝いを行うことになった。
その間に、ボーシの息子&color(green){ボーリ};(Bori)は、父の元にあったマザルブルの書を覗いた時、[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]が第三深層の上部武器庫(upper armouries)に行ったと書かれていたことと、強力な斧について書かれていたことを見つけたという。ボーリはそれがジギルブルグかもしれず、ジギルブルグがあればバーリン一党は壊滅せずに済んだかも知れないと話した。そして、オインが捜していた上部武器庫が、冒険者が見つけた&color(green){ミスリルの間};(Hall of Mithril)であることを確信。冒険者はボーリと共にミスリルの間を進んでいく。その奥の&color(green){ガーン=ガラーフ};(Ghân-gharâf)にて、[[モリアの壁]]の発掘作業中に[[水中の監視者]]に襲われ、水の中に引きずり込まれ死んだと思われていた&color(green){ブローイン};(Bróin)の生きている姿を発見した。その時に水中の監視者が襲ってくるが、冒険者はこれを撃退。ブローインを救出することに成功する。
ブローインは治療のため運び出された。彼の話によると、恐らく水中の監視者は、後から自分を食べるつもりで自分をガーン=ガラーフに置いていったのだろう。その時ブローインはオインの遺体と、彼が手にしていたジギルブルグを発見した。ブローインはジギルブルグを振り回していたお陰で水中の監視者に食われずに済んだが、逃げ道も発見できず動けなかったところを、冒険者に助けらる事になったという。
バリン達の運命を知ったドワーフたちは、彼らの二の舞にならないように、オークの襲撃に対する防備を整えることにする。冒険者は、武具やバリケードの準備などといった手伝いを行うことになった。
その間に、ボーシの息子&color(green){ボーリ};(Bori)は、父の元にあったマザルブルの書を覗いた時、[[オーイン>オーイン(ファリンの息子グローインの息子)]]が第三深層の上部武器庫(upper armouries)に行ったと書かれていたことと、強力な斧について書かれていたことを見つけたという。ボーリはそれがジギルブルクかもしれず、ジギルブルクがあればバリン一党は壊滅せずに済んだかもしれないと話した。そして、オーインが捜していた上部武器庫が、冒険者が見つけた&color(green){ミスリルの間};(Hall of Mithril)であることを確信。冒険者はボーリと共にミスリルの間を進んでいく。その奥の&color(green){ガーン=ガラーフ};(Ghân-gharâf)にて、[[モリアの壁]]の発掘作業中に[[水中の監視者]]に襲われ、水の中に引きずり込まれ死んだと思われていた&color(green){ブローイン};(Bróin)の生きている姿を発見した。その時に水中の監視者が襲ってくるが、冒険者はこれを撃退。ブローインを救出することに成功する。
ブローインは治療のため運び出された。彼の話によると、恐らく水中の監視者は、後から自分を食べるつもりで自分をガーン=ガラーフに置いていったのだろうという。その時ブローインはオーインの遺体と、彼が手にしていたジギルブルクを発見したのだった。ブローインはジギルブルクを手に取って振り回していたお陰で水中の監視者に食われずに済んだが、逃げ道も発見できず動けなかったところを、冒険者に助けらる事になったという。

** Book 5: Drums in the Deep &color(green){(第五巻 深淵からの太鼓)}; [#book5]

ジギルブルグを手に入れたドワーフ達だが、ブローインはこれがドワーフに慢心を呼び起こすことになるのではないかと恐れていた。冒険者はこの懸念をボーリに伝えるが、ボーリは楽観的だった。その一方でボーリは、[[マゾグ]]に率いられているモリアの[[オーク]]が、何者かと同盟していることを知り、懸念する。そこでボーリはオークの宝を調べて手がかりを捜すよう冒険者に依頼する。その結果、マゾグは[[ドル・グルドゥア]]の援助を受けていることが明らかになった。
これを知ったボーリはオークの襲撃が近いと恐れ、自らジギルブルグを持って、モリア内の&color(green){ザバドガソル};(Zabadgathol)にいるはずのマゾグを逆に急襲することを決断。他の冒険者やドワーフもボーリに同行した。
だがマゾグを前にした時、ボーリや冒険者達の前にドル・グルドゥアの妖術士&color(green){ゴロスル};(Gorothúl)が現れてその妖術により、ボーリたちは捕らえられ、ジギルブルグも奪われてしまう。冒険者は、ボーリの父ボーシにこのことを知らせるためにゴロスルに敢えて見逃され、逃げ帰る羽目になった。
ジギルブルクを手に入れたドワーフ達だが、ブローインはこれがドワーフに慢心を呼び起こすことになるのではないかと恐れていた。冒険者はこの懸念をボーリに伝えるが、ボーリは楽観的だった。その一方でボーリは、[[マゾグ]]に率いられているモリアの[[オーク]]が、何者かと同盟していることを知り、懸念する。そこでボーリはオークの宝を調べて手がかりを捜すよう冒険者に依頼する。その結果、マゾグは[[ドル・グルドゥル]]の援助を受けていることが明らかになった。
これを知ったボーリはオークの襲撃が近いと恐れ、自らジギルブルクを持って、モリア内の&color(green){ザバドガソル};(Zabadgathol)にいるはずのマゾグを逆に急襲することを決断。冒険者や他のドワーフもボーリに同行した。
だがマゾグを前にした時、ボーリや冒険者達の前にドル・グルドゥルの妖術士&color(green){ゴロスル};(Gorothúl)が現れてその妖術により、ボーリたちは捕らえられ、ジギルブルクも奪われてしまう。冒険者は、ボーリの父ボーシにこのことを知らせるためにゴロスルに敢えて見逃され、逃げ帰る羽目になった。
ボーシは落胆するが、それでもモリアにいるドワーフの陣地の防衛を指示。その後、オーク達がモリアのドワーフの各拠点を攻撃してくるが、ドワーフ達と冒険者の抵抗によって、ドワーフの拠点は守られた。

** Book 6: The Shadowy Abyss &color(green){(第六巻 影の奈落};) [#book6]

どうにか防衛には成功したが、ボーシはさらなるオークの攻撃を恐れていた。そこで彼は、[[ロスローリエン]]の[[ガラドリエル]]の助けを得たいと考える。だが彼は、モリアのドワーフとロスローリエンのエルフの間の不和も知っていた。そこでボーシは、冒険者に仲介を依頼する。
冒険者はモリアの東門を出て進み、[[ニムロデル]]の側で[[ハルディア>ハルディア(ロスローリエン)]]に出会う。冒険者が何者か警戒するハルディアは、冒険者がオークや[[ゴブリン]]たちの仲間ではないことを証明するよう要求。そこで冒険者はオークと戦い、またハルディアの弟、[[ルーミル>ルーミル(ロスローリエン)]]、[[オロフィン]]を助けてオークと戦う。するとハルディアは気を赦し、ガラドリエルに伝言する。
ハルディアは、ガラドリエルがモリアの石の土台(Foundations of Stone)に、少人数のエルフの一行を派遣したことを話した。ハルディアによるとガラドリエルは、オークよりも邪悪なものが石の土台におり、モリアのドワーフを助けるためには石の土台のエルフを援助しなければならないという。そこで冒険者はモリアに戻り、石の土台に潜って、&color(green){影の避難所};(Shadowed Refuge)にいる&color(green){レングラメル};(Lenglammel)たちエルフに合い、何故マゾグがオークを石の土台に派遣しているのか、その理由を調査している彼らを助ける。どうやらマゾグは、石の土台にいる名前を持たぬ者たち(nameless things)を支配下に置こうとしているらしい。
冒険者はそれを阻止するために名前を持たぬ者たちと戦い、また彼らを思いとどまらせるために[[緑柱石]](エルフの石)を設置していく一方で、エルフの&color(green){マゴール};(Magor)が調査から戻っていないことを聞く。彼はガラドリエルの命により、石の土台で[[灰色のガンダルフ>ガンダルフ]]の痕跡を捜していたが、長いこと戻ってきていなかった。そこで冒険者はレングラメルに、マゴールかガンダルフの痕跡を捜すように依頼された。冒険者は、ガンダルフの焼けた帽子と、瓦礫で塞がれた[[無限階段]]を発見するが、それ以上は何も見つけられなかった。
一方でその間に、レングラメルの仲間の&color(green){ディサリウェン};(Dithaliwenn)は、冒険者が置いたエルフの石が、かつてモリアの[[バルログ]]が解放された場所である&color(green){アザナルカール};(Azanarukâr)の近くに動かされているのを発見した。石を動かしたのはマゴールに違いない。そこでグワスレンダスは冒険者に、アザナルカールでマゴールを捜索するように依頼した。
冒険者がアザナルカールに行ったところ、そこにはマゾグのオーク達がいた。冒険者がオークと戦っていくうちに、捕虜となっていたマゴールを発見、救出する。更に冒険者はマゴールに頼まれ、彼と共にアザナルカールの名前を持たぬ者たちを戦い、そして名前を持たぬ者たちの主である&color(green){グワスノール};(Gwathnor)を撃破した。
冒険者を賞賛するレングラメルは、冒険者がガラドリエルと会えるように手配。ロスローリエンに戻った冒険者はハルディアの案内で、ガラドリエルの庭にて彼女と会う。マゴールから冒険者の強さと勇敢さを聞いたというガラドリエルは、冒険者を賞賛。そして冒険者が今までに見たものの意味を知るため、ガラドリエルの鏡を覗くように命じた。冒険者は鏡を覗くと、ガンダルフがバルログと戦って[[ドゥリンの橋]]から石の土台に落下。さらにガンダルフはバルログと戦って無限階段を上り、バルログは[[ジラクジギル]]から墜落した姿を見た。
冒険者がガラドリエルにこのことを話すと、彼女はガラドリエルの庭に訪れた[[グワイヒア]]にもこの話をするように指示。グワイヒアは、もしガンダルフが生きているなら見つけて救い上げると言い、飛び去った。
冒険者はモリアの東門を出て進み、[[ニムロデル]]の側で[[ハルディル>ハルディル(ロスローリエン)]]に出会う。冒険者が何者か警戒するハルディルは、冒険者がオークや[[ゴブリン]]たちの仲間ではないことを証明するよう要求。そこで冒険者はオークと戦い、またハルディルの弟、[[ルーミル>ルーミル(ロスローリエン)]]、[[オロフィン]]を助けてオークと戦う。するとハルディルは気を赦し、ガラドリエルに伝言する。
ハルディルは、ガラドリエルがモリアの石の土台(Foundations of Stone)に、少人数のエルフの一行を派遣したことを話した。ハルディルによるとガラドリエルは、オークよりも邪悪なものが石の土台におり、モリアのドワーフを助けるためには石の土台のエルフを援助しなければならないという。そこで冒険者はモリアに戻り、石の土台に潜って、&color(green){影の避難所};(Shadowed Refuge)にいる&color(green){レングラメル};(Lenglammel)たちエルフに合い、何故マゾグがオークを石の土台に派遣しているのか、その理由を調査している彼らを助ける。どうやらマゾグは、石の土台にいる[[名前も持たぬ者たち]]を支配下に置こうとしているらしい。
冒険者はそれを阻止するために名前も持たぬ者たちと戦い、また彼らを思いとどまらせるために[[緑柱石]](エルフの石)を設置していく一方で、エルフの&color(green){マゴール};(Magor)が調査から戻っていないことを聞く。彼はガラドリエルの命により、石の土台で[[灰色のガンダルフ>ガンダルフ]]の痕跡を捜していたが、長いこと戻ってきていなかった。そこで冒険者はレングラメルに、マゴールかガンダルフの痕跡を捜すように依頼された。冒険者は、ガンダルフの焼けた帽子と、瓦礫で塞がれた[[無限階段]]を発見するが、それ以上は何も見つけられなかった。
一方でその間に、レングラメルの仲間の&color(green){ディサリウェン};(Dithaliwenn)は、冒険者が置いたエルフの石が、かつて[[モリアのバルログ>バルログ#DurinsBane]]が解放された場所である&color(green){アザナルカール};(Azanarukâr)の近くに動かされているのを発見した。石を動かしたのはマゴールに違いない。そこでグワスレンダスは冒険者に、アザナルカールでマゴールを捜索するように依頼した。
冒険者がアザナルカールに行ったところ、そこにはマゾグのオーク達がいた。冒険者がオークと戦っていくうちに、捕虜となっていたマゴールを発見、救出する。更に冒険者はマゴールに頼まれ、彼と共にアザナルカールの[[名前も持たぬ者たち]]と戦い、そして名前も持たぬ者たちの主である&color(green){グワスノール};(Gwathnor)を撃破した。
冒険者を賞賛するレングラメルは、冒険者がガラドリエルと会えるように手配。ロスローリエンに戻った冒険者はハルディルの案内で、ガラドリエルの庭にて彼女と会う。マゴールから冒険者の強さと勇敢さを聞いたというガラドリエルは、冒険者を賞賛。そして冒険者が今までに見たものの意味を知るため、[[ガラドリエルの鏡]]を覗くように命じた。冒険者は鏡を覗くと、ガンダルフがバルログと戦って[[ドゥリンの橋]]から石の土台に落下。さらにガンダルフはバルログと戦って無限階段を上り、バルログは[[ジラクジギル]]から墜落した姿を見た。
冒険者がガラドリエルにこのことを話すと、彼女はガラドリエルの庭に訪れた[[グワイヒィル]]にもこの話をするように指示。グワイヒィルは、もしガンダルフが生きているなら見つけて救い上げると言い、飛び去った。

** Book 7: Leaves of Lórien &color(green){(第七巻 ローリエンの木の葉};) [#book7]

冒険者は、今までの戦いでの貢献を認められ、[[ケリン・アムロス]]に招待された。そこで冒険者は、[[フロド・バギンズ]]たち[[指輪の仲間]]に再会する。その時冒険者は[[ギムリ]]に、[[レゴラス]]と一緒に[[ロスローリエン]]の森の歩哨に行かないかと誘われた。
誘いを受けた冒険者は、ギムリ、レゴラスと共にローリエンの森を歩くうちに、ローリエンの警戒網を抜けてきたオークと遭遇、これと戦って倒す。その後、[[ガラズリム]]の射手に出会った冒険者、ギムリ、レゴラスは、見知らぬドワーフがローリエンの国境までやって来て、冒険者の名を呼んでいるという話を聞いた。
話を聞いた冒険者達が行ってみると、そこにいたのはボーシだった。ボーシはモリアのドワーフの窮状を訴えるため、直接ローリエンにやって来たのだ。そして[[ケレボルン]]に会えるよう、冒険者に再び仲介を依頼した。
レゴラス、ギムリ、冒険者と共にケレボルン、ガラドリエルと面会したボーシは、自分の息子ボーリがゴロスルに捕らえられたという話をする。ゴロスルのことは知っていたが彼が[[闇の森]]を出たことには気づいていなかったというケレボルンは、ガラズリムの中からモリアに援軍を送ることに同意した。
一方で、ボーシとボーリのことを知っていたギムリはボーシを助けたかったが、自分はフロドと共に行かねばならないという。そこでモリアに戻ったボーシにこのことを伝え、ボーシを助けるように頼んだ。
エルフ達はモリア上層部の庭&color(green){タラーク・バザーン};(Tharâkh Bazân)と、そこにある洞窟&color(green){ブズン=ガール};(Buzun-ghâr)にいる、名前を持たぬ者たちがもたらしている腐敗に注目、冒険者に調査を依頼する。ドワーフのブローインは、ボーリを救出に行かずにこんなことをしていることに不満だった。だが、冒険者が調査の中で発見した鉱業記録に注目。そこには、到達する方法が解らなくなっていた&color(green){ドゥリンの王の間};(Durin's throne room)に至る秘密の入り口が、ブズン=ガールの奥にあることが記されていた。ブローインによるとそこを辿っていけば、多数のオークに見つからずに、マゾグのもとに至れるかもしれない。
冒険者はドワーフの&color(green){オヴァール};(Orvar)と共に秘密の間を進み、ドゥリンの王の間を発見、マゾグを見つける。水中の監視者との戦いのために怯え、新たな戦いに行くことを拒んでいたブローインも、ローリエンのエルフを説得して共に救援に駆けつけ、遂にマゾグを捕虜にすることに成功する。だがマゾグによるとボーリは、ゴロスルと共に[[ドル・グルドゥア]]に行ったという。
ローリエンのエルフは、この知らせをケレボルンに伝えるように頼む。ケレボルンは冒険者に感謝するが、一方でマゾグを生かしてローリエンに入れること、そしてドル・グルドゥアの力が増大していることを懸念していた。
エルフ達はモリア上層部の庭&color(green){タラーク・バザーン};(Tharâkh Bazân)と、そこにある洞窟&color(green){ブズン=ガール};(Buzun-ghâr)にいる、[[名前も持たぬ者たち]]がもたらしている腐敗に注目、冒険者に調査を依頼する。ドワーフのブローインは、ボーリを救出に行かずにこんなことをしていることに不満だった。だが、冒険者が調査の中で発見した鉱業記録に注目。そこには、到達する方法が解らなくなっていた&color(green){ドゥリンの王の間};(Durin's throne room)に至る秘密の入り口が、ブズン=ガールの奥にあることが記されていた。ブローインによるとそこを辿っていけば、多数のオークに見つからずに、マゾグのもとに至れるかもしれない。
冒険者はドワーフの&color(green){オヴァール};(Orvar)と共に秘密の間を進み、ドゥリンの王の間を発見、マゾグを見つける。水中の監視者との戦いのために怯え、新たな戦いに行くことを拒んでいたブローインも、ローリエンのエルフを説得して共に救援に駆けつけ、遂にマゾグを捕虜にすることに成功する。だがマゾグによるとボーリは、ゴロスルと共に[[ドル・グルドゥル]]に行ったという。
ローリエンのエルフは、この知らせをケレボルンに伝えるように頼む。ケレボルンは冒険者に感謝するが、一方でマゾグを生かしてローリエンに入れること、そしてドル・グルドゥルの力が増大していることを懸念していた。

** Book 8: Scourge of Khazad-Dûm &color(green){(第八巻 カザド=ドゥームの災難)}; [#book8]

捕らえたマゾグをどうすべきかエルフとドワーフの間で議論が行われたが、結局ブローインの意見が通り、ボーリと捕虜交換するためマゾグを生かしておくことになった。
一方でローリエンのエルフは、ゴロスルがモリアにどんな脅威を残していったかを心配する。この話を聞いたモリアのドワーフ達は、モリアにある&color(green){ルミル=ナールの鏡の間};(Mirror-halls of Lumul-nar)と、&color(green){ナラー=ドゥームの水車};(Water-wheels of Nalâ-dûm)にゴロスルが残していった遺物を破壊するよう冒険者に依頼。またレングラメルは、冒険者に再びアザナルカールに行き、マゴールと共にゴロスルの痕跡を調査する。アザナルカールで冒険者達は、オーク達が以前倒されたグワスノールを呼び戻しているのを発見。だが再びこれを倒すことに成功する。この戦いの結果を聞いたレングラメルは、ローリエンを迂回する形で、闇の森までマゾグを連行することに同意する。

** Book 9: Fortress of the Nazgûl &color(green){(第九巻 ナズグールの要塞)}; [#book9]

冒険者は[[ロスローリエン]]の軍勢と共に[[アンドゥイン]]を渡河し[[闇の森]]南部に侵入、[[ドル・グルドゥア]]に対する前哨拠点を確保する。それから闇の森のオークなどに気づかれないように警戒しつつ、他のエルフやブローインたちドワーフと共に、[[マゾグ]]をドル・グルドゥアの近くにあるエルフの拠点へと連行していく。
その途中でローリエンのエルフの&color(green){ラドディア};(Raddir)が何者かに殺され、さらに一行は[[蜘蛛]]に襲われる。この混乱の中にマゾグは逃げ出そうとするが、マゾグとエルフのひとり&color(green){イスリエル};(Issuriel)が蜘蛛の毒を受け、倒れてしまった。イスリエルは冒険者に、解毒剤の材料を探し、解毒剤を作ることを依頼する。だが材料が足りず、解毒剤はひとり分しか作ることができなかった。するとイスリエルは、マゾグに解毒剤を与え、捕虜交換できるように生かしておくべきだと、自分が解毒剤を受け取ることを拒否。そのためマゾグに解毒剤が与えられ、マゾグは回復してきた。
こうして改めて、ドル・グルドゥアまでマゾグを連れて行き、ボーリと捕虜交換することになる。ところが出発の直前、ブローインが姿を消した。ブローインはどこに行ったのか、逃げ出したのではないかとエルフ達は話しだし、さらにその口論をマゾグが煽る。ところがその最中にブローインが戻ってきた。彼はイスリエルのため、別の場所に解毒剤の材料を探しに行っていたのだ。解毒剤がイスリエルに与えられ、彼女も無事に回復を始めた。
ブローインのことを非難していたエルフの&color(green){アハラドール};(Achardor)は謝罪し、解毒剤探しで駆け回ったため疲労していたブローインに後に残るように、そして自分が、ブローインのいとこであるボーリたち、捕らえられているドワーフを救出すると伝える。こうしてボーリは後に残り、一方で冒険者達はアハラドールたちと共に、ドル・グルドゥアの門の前へとマゾグを連行していく。
アハラドールが、ドル・グルドゥアに捕らえられているドワーフ達とマゾグの交換を要求すると、ゴロスルが現れた。ゴロスルは、マゾグは役立たずだが、マゾグを捕らえておくことは気分がいいので、交換に応じるという。そして3人のドワーフを連れてきた。ところがその3人のドワーフの中にボーリはいなかった。これでも1対3の交換だというゴロスルの主張にどう対応すべきかアハラドールと冒険者が話していると、奥から3人の[[ナズグール]]が現れ、更に冒険者達はゴロスルの妖術で身動きを封じられてしまった。ゴロスルは、自分はドル・グルドゥアの主人ではないから交渉の権限はない、そして自分は事前に、主人すなわちナズグールに意見を聞かなかったため交渉は無効だとして、連れてきた3人の捕虜のドワーフを殺してしまった。
冒険者は[[ロスローリエン]]の軍勢と共に[[アンドゥイン]]を渡河し[[闇の森]]南部に侵入、[[ドル・グルドゥル]]に対する前哨拠点を確保する。それから闇の森のオークなどに気づかれないように警戒しつつ、他のエルフやブローインたちドワーフと共に、[[マゾグ]]をドル・グルドゥルの近くにあるエルフの拠点へと連行していく。
その途中でローリエンのエルフの&color(green){ラドディア};(Raddir)が何者かに殺され、さらに一行は[[蜘蛛]]に襲われる。この混乱の中にマゾグは逃げ出そうとするが、マゾグおよびエルフのひとり&color(green){イスリエル};(Issuriel)が蜘蛛の毒を受け、倒れてしまった。イスリエルは冒険者に、解毒剤の材料を探し、解毒剤を作ることを依頼する。だが材料が足りず、解毒剤はひとり分しか作ることができなかった。するとイスリエルは、マゾグに解毒剤を与え、捕虜交換できるように生かしておくべきだと、自分が解毒剤を受け取ることを拒否。そのためマゾグに解毒剤が与えられ、マゾグは回復してきた。

こうして改めて、ドル・グルドゥルまでマゾグを連れて行き、ボーリと捕虜交換することになる。ところが出発の直前、ブローインが姿を消した。ブローインはどこに行ったのか、逃げ出したのではないかとエルフ達は話しだし、さらにその口論をマゾグが煽る。ところがその最中にブローインが戻ってきた。彼はイスリエルのため、別の場所に解毒剤の材料を探しに行っていたのだ。解毒剤がイスリエルに与えられ、彼女も無事に回復を始めた。ブローインのことを批難していたエルフの&color(green){アハラドール};(Achardor)は謝罪し、解毒剤探しで駆け回ったため疲労していたブローインに後に残るよう説得し、代わりに自分が、ブローインのいとこであるボーリたち、捕らえられているドワーフを救出すると伝える。こうしてブローインは後に残り、一方で冒険者達はアハラドールたちと共に、ドル・グルドゥルの門の前へとマゾグを連行していく。

アハラドールが、ドル・グルドゥルに捕らえられているドワーフ達とマゾグの交換を要求すると、ゴロスルが現れた。ゴロスルは、マゾグは役立たずだが、マゾグを捕らえておくことは気分がいいので、交換に応じるという。そして3人のドワーフを連れてきた。ところがその3人のドワーフの中にボーリはいなかった。これでも1対3の交換だというゴロスルの主張にどう対応すべきかアハラドールと冒険者が話していると、奥から3人の[[ナズグール]]が現れ、更に冒険者達はゴロスルの妖術で身動きを封じられてしまった。ゴロスルは、自分はドル・グルドゥルの主人ではないから交渉の権限はない、そして自分は事前に、主人すなわちナズグールに意見を聞かなかったため交渉は無効だとして、連れてきた3人の捕虜のドワーフを殺してしまった。
この時ブローインが駆けつけてゴロスルを攻撃したため、ゴロスルの術が解かれる。その間に冒険者やブローインたちは逃げ出すことができたが、時間を稼ぐためナズグールに立ち向かっていったアハラドールは帰らず、マゾグの身柄も奪われてしまった。
生存者達は改めてドル・グルドゥアとの戦いをすることになり、ゴロスルの配下のオークを倒して彼らの計画を調べる。そしてローリエンのエルフたちと共にドル・グルドゥアを急襲し、地下牢からボーリを救出することに成功した。
だがジギルブルグはまだ取り戻せていない。一方でボーリは、ドル・グルドゥアの地下牢に閉じ込められている間に、かつて[[ガンダルフ]]がドル・グルドゥアに潜入し、[[スライン>スライン二世]]を地下牢で発見し、[[死人占い師]]が[[サウロン]]だと確認した時の話を思い出したという。冒険者は、その話をローリエンのエルフである&color(green){ニングロリル};(Ningloril)に話すと、彼女の仲間だったがマゾグ護送の途中で死んだラドディア(Raddir)は、かつてドル・グルドゥアに潜入するガンダルフに同行していたという。ラドディアが語っていた話をニングロリルから聞いた冒険者は、ガンダルフが使ったドル・グルドゥアへの秘密の入り口を発見。そこでロスローリエンの軍勢が陽動攻撃を仕掛けている間、冒険者とブローインはガンダルフの秘密の入り口からドル・グルドゥアへと潜入する。そして冒険者とブローインはマゾグと戦い、マゾグの手からジギルブルグを取り戻して、マゾグにとどめを刺し復讐を果たした。
その後、ボーリとブローインは、ジギルブルグを持ってモリアに戻る。ボーリは、ジギルブルグは強力な武器で貴重なものだが、これが人の心を乱してしまい、結果自分は囚われることになったと話す。そこで彼らは、ジギルブルグが発見された[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]の遺体のもとにこれを戻す。そして、オインの遺体とジギルブルグがあるガーン=ガラーフの入り口を、冒険者とモリアの数多くのドワーフ達が見守る中、封印した。そして冒険者はドル=グルドゥアにてゴロスルを倒し、モリアとロスローリエンの脅威も軽減された。

** コメント [#td3a540e]
生存者達は改めてドル・グルドゥルと戦うことになり、ゴロスルの配下のオークから彼らの計画を調べる。そしてローリエンのエルフたちと共にドル・グルドゥルを急襲し、地下牢からボーリを救出することに成功した。
だがジギルブルクはまだ取り戻せていない。一方でボーリは、ドル・グルドゥルの地下牢に閉じ込められている間に、かつて[[ガンダルフ]]がドル・グルドゥルに潜入し、[[スラーイン>スラーイン二世]]を地下牢で発見して、[[死人占い師]]が[[サウロン]]だと確認した時の話を思い出したという。冒険者は、その話をローリエンのエルフである&color(green){ニングロリル};(Ningloril)に話すと、彼女の仲間だったがマゾグ護送の途中で死んだラドディア(Raddir)が、かつてドル・グルドゥルに潜入するガンダルフに同行していたと教える。ラドディアの話をニングロリルから聞いた冒険者は、ガンダルフが使ったドル・グルドゥルへの秘密の入り口を発見。そこでロスローリエンの軍勢が陽動攻撃を仕掛けている間、冒険者とブローインはガンダルフの秘密の入り口からドル・グルドゥルへと潜入する。そして冒険者とブローインはマゾグと戦い、マゾグの手からジギルブルクを取り戻して、マゾグにとどめを刺し復讐を果たした。

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その後、ボーリとブローインは、ジギルブルクを持ってモリアに戻る。ボーリは、ジギルブルクは強力な武器で貴重なものだが、これが人の心を乱してしまい、結果自分は囚われることになったと話す。そこで彼らは、ジギルブルクが発見された[[オーイン>オーイン(ファリンの息子グローインの息子)]]の遺体のもとにこれを戻す。そして、オーインの遺体とジギルブルクがあるガーン=ガラーフの入り口を、冒険者とモリアの数多くのドワーフ達が見守る中、封印した。そして冒険者はドル=グルドゥアにてゴロスルを倒し、モリアとロスローリエンの脅威も軽減された。

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