#author("2022-08-31T21:50:18+09:00;2016-06-03T00:25:42+09:00","","")
* ロアーク [#ub1047d7]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Roäc|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[大ガラス]]|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2788年?~不明|
|~親|[[カーク]]|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#Explanation]

[[カーク]]の息子である[[大ガラス]]の名。[[はなれ山]]のカラスの長。([[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]らに出会った時点で)153年生きていて人の言葉を話した。[[トーリン二世]]らに、[[スマウグ]]が死んだという知らせをもたらし、[[トーリン二世]]の伝言を[[ダイン二世]]に伝えて[[はなれ山]]に呼び寄せた。
>そして[[ツグミ]]といっしょに、この上もなくよぼよぼになった、一羽の年より鳥がやってきました。その鳥は、眼がみえず頭のまんなかがはげていて、飛ぶのもやっとのようす。たいへん大きな、大ガラスのじいさんでした。大ガラスは、しゃちこばって一同の目のまえの地面におりると、ゆっくりつばさをはばたかせて、[[ソーリン>ソーリン二世]]の前にひょいひょいとすすみ出ました。 &br; 「おお、[[スラーイン>スラーイン二世]]のむすこ、ソーリンよ。また、[[フンディン]]のむすこ[[バリン]]よ。」と、大ガラスは、しわがれ声でなきたてました((『[[ホビットの冒険]]』「15 雲がよりつどう時」))

[[カーク]]の息子である[[大ガラス]]。[[はなれ山>エレボール]]の大ガラスの一族の長。([[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と出会った)[[第三紀]]2941年の時点で153年生きていて、人の言葉を話すことができた。
[[からすが丘]]において[[ソーリン二世]]らに、[[スマウグ]]が死んだという知らせをもたらした。またソーリンの伝言を一族の大ガラスたちを通してソーリンの親族に伝え、[[くろがね連山]]の[[ダーイン>ダーイン二世]]の軍勢を[[はなれ山>エレボール]]に呼び寄せた。
ロアークは財宝をめぐって北方の諸種族が対立することを望まなかったが、その諫言がソーリンに容れられることはなかった。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

言葉を発する場面はないが、[[ソーリン>ソーリン二世]]が[[ダーイン>ダーイン二世]]を呼ぶのに、ロアークと思われる烏を使っているのが映像から示唆されている。

** コメント [#Comment]

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