* ユール [#oc1760a6]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[暦]]|
|~スペル|Yule|
|~異訳|年のくれの祭り|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[ホビット庄暦]]で、大晦日と元日を合わせた二日間の祝日(冬至)を指す。年の終わりのユールは「&ruby(いち){一};のユール(1 Yule)」、年の初めのユールは「&ruby(に){二};のユール(2 Yule)」と呼ばれる。
ユールには数字の日付は当てはめられない。またユールの曜日は「ホビット庄の改善」により、一のユールは金曜日、二のユールは土曜日に固定されている。

『[[ホビットの冒険]]』では「年のくれの祭り」と訳されている。
[[五軍の合戦]]後、[[ビルボ・バギンズ]]と[[ガンダルフ]]は[[はなれ山]]からの帰郷時、[[霧ふり山脈]]を越える前、ユールを過ぎて春になるまで、[[ビヨルン]]の客人として彼の屋敷に留まった。

*** 語源 [#k99d01a7]

ユールは、もともとは古代ヨーロッパにてゲルマン人が行った冬至祭りのことと言われている。キリスト教が普及すると、やがてユールは、イエスの聖誕祭(すなわちクリスマス)という形になってキリスト教に取り込まれていった(あくまでイエスの生誕を祝う日であって、イエスの誕生日ではない)。
北欧諸国では、ユールはクリスマスを指す言葉として現在も使われている。

** コメント [#Comment]

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