* メレスロンド [#l7e460ba]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Merethrond|
|~その他の呼び名|宴会用の大広間(Great Hall of Feasts)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で宴の広間(Hall of Feasts)の意。[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]にある、宴会用の広間のこと。本文中に正確な位置の描写はないが、『[[「中つ国」歴史地図 トールキン世界のすべて]]』では、メレスロンドの位置はミナス・ティリス第七階層の[[白の塔]]の北側と想定している。

[[サウロン]]が滅ぼされた後、戦後処理のため一時帰国していた[[エオメル]]たちが、[[ラス・ディネン]]に一時的に安置されていた[[セオデン]]の棺を迎えにミナス・ティリスを再訪した際、[[エレスサール王>アラゴルン二世]]と[[アルウェン]]王妃の結婚式にも参列した一同([[ガラドリエル]]、[[ケレボルン]]ら[[ロスローリエン]]の[[エルフ]]、[[エルロンド]]、[[エルラダン]]、[[エルロヒア]]、[[グロールフィンデル]]、[[エレストール]]ら[[裂け谷]]のエルフ)が集合し、宴会が行われた(エレスサール王の結婚式の時エオメルは帰国中だったため、この時初めてガラドリエルやアルウェンを目撃したと思われる)。

この後エオメルは、アラゴルン、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]と初対面の時、エオメルがガラドリエルのことを侮辱したとしてギムリが怒ったことについての釈明を行っている。エオメルは、ガラドリエルが美しいことは認めつつも、アルウェンの方がより美しいとした。ギムリもその言い分を認め、据え置きになっていたこの問題について和解する。この時ギムリは'''「いや、わたしに関する限り、許して差し上げますよ。殿は夕((アルウェンはエルフの夕星とも呼ばれている。))を選ばれたわけですから。しかしわたしの愛は朝に寄せられているのです。そしてわたしの心の予感では、まもなくこの朝は永遠に去ってしまうだろうという気がするのです。」'''と、ガラドリエルが[[中つ国]]を去る予感を受けているらしい事を語っている。

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