* メルコール
** 概要
#alias(モルゴス)

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~その他の呼び名|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~種族|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~性別|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~生没年|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~親|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~兄弟|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~配偶者|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~子|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|

** 解説

Melkor、力にて立つ者の意。だがこの名を剥奪され、[[モルゴス]]或いは[[冥王]]と呼ばれるようになる。
元来は[[マンウェ]]の兄弟で、[[ヴァラール]]の中で最も力ある者だった。[[ヴァラール]]による[[アルダ]]形成時に反乱を起こし、[[アルダ]]を我が物としようとして他の[[ヴァラール]]と戦いを始めるが、彼らの味方となった[[トゥルカス]]に追われ、一時[[アルダ]]から逃走する。
その後密かに[[アルダ]]の[[中つ国]]に戻り、[[ウトゥムノ]]の要塞を築いて[[アルダ]]の春を汚染し、[[イルルイン]]と[[オルマル]]を破壊してから逃走、[[ウトゥムノ]]に閉じこもった。[[ヴァラール]]が[[アマン]]に撤退すると、[[アマン]]からの攻撃に備えて防備を整え[[アングバンド]]の要塞を築き、[[サウロン]]や[[バルログ]]達を集めた。そして[[中つ国]]を毒し汚染しながら浸食していく。その後[[中つ国]]に[[エルフ]]が誕生すると、それを捕らえて[[オーク]]へと堕落させ、奴隷にしたと言われる。
そして[[ヴァラール]]が[[中つ国]]に進軍すると[[メルコール]]はこれを迎え撃つが敗退、[[ウトゥムノ]]に籠城する突破され、[[トゥルカス]]に捕らえられる。[[メルコール]]は[[アンガイノール]]の鎖で縛り上げられ、[[ヴァリノール]]に連れて行かれる。そして[[マンドス]]の砦に投獄され、三紀の間そこに留まった。
その期限が過ぎた後、許しを請うて[[アルダ]]の傷を癒すことを誓う。一見[[メルコール]]の悪は矯正されたように見えたが、内心は妬みと憎しみをつのらせていた。
釈放された[[メルコール]]は、[[エルダール]]の間に甘言と虚言を混ぜて不和の種を蒔き、このことが発覚すると姿を隠した。
そして[[ウンゴリアント]]の助力を得て[[テルペリオン]]と[[ラウレリン]]の[[二本の木]]を枯らし、[[フォルメノス]]を襲撃して[[フィンウェ]]を殺害。[[シルマリル]]を奪って[[中つ国]]の[[アングバンド]]に逃走する。その時[[メルコール]]は[[フェアノール]]に[[モルゴス]]と呼ばれ、それ以後その名で呼ばれた。
その後幾度と無く[[中つ国]]の[[エルフ]]達を攻撃するが、[[中つ国]]の完全支配はならず、最後は[[怒りの戦い]]で[[ヴァラール]]の軍隊によって再び捕らえられ、永遠に虚空の中に囚われている。

** コメント

- これはメルコールに限ったことではなく、他のヴァラやエルダールもそうだが、当初持っていた力を徐々に失っていく様は、熱力学第二法則(エントロピー増大)を見ているようだ。ヌーメノールの没落の力(に要するエネルギー)は膨大だけど、あれはイルーヴァタールによる「閉じた系(エア)の外側」からの力だから、第二法則に矛盾しないですし。 -- A3
- 概ね、ルシフェル。 -- NTJ会長
- ↑ということはサタンに似ていますね…イルーヴァタールの不興を買ったんだし。 -- かごめ
- 自分的にはカインとアベルのカインみたいな存在として読んでいた -- PINPIN
- ヴァラールの中で最も「力ある」存在なのに逃げたり不意打ちをかけたりあんまり強そうに感じないなあ・・・
- 世界の最初の成り立ちのとき、他のヴァラたちと一緒に歌ってますね。歌に自分のテーマを入れ、アレンジして歌い始めたのが堕落の始まりみたいなようですが、ただの音痴なだけだったりして・・・ -- ボリーの用心棒

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