- ベレリアンド、トル・シリオンのミナス・ティリス(Minas Tirith)については[[ミナス・ティリス(トル・シリオン)]]を参照してください。

* ミナス・ティリス [#z06284da]
** 概要 [#lbfd0456]

|~カテゴリー|地名|
|~スペル|Minas Tirith|
|~その他の呼び名|ミナス・アノール(Minas Anor)、ムンドブルグ(Mundburg)|

** 解説 [#pfc4ae4a]

[[シンダール語]]で「守りの塔」の意。[[ゴンドール]]の首都。[[アノリアン]]の主府でもある。[[ローハン語]]ではムンドブルグと呼ばれている。
[[ミンドルルイン]]山の山腹に建設されており、ミナス・ティリスの周囲は[[ペレンノール野>ペレンノール]]になっている。
[[白の山脈]]の東端、[[ミンドルルイン]]山の山腹に建設されており、ミナス・ティリスの周囲は[[ペレンノール野>ペレンノール]]が広がり、防壁である[[ランマス・エホール]]に囲まれている。

元々はゴンドールの元来の首都[[オスギリアス]]の、西部防備のための塔(砦)として建設された。[[第二紀]]3429年より始まった[[サウロン]]による攻撃では戦場となるが、[[アナーリオン]]によって防衛される。[[第三紀]]2年には、イシルドゥアによって[[白の木]]が移植された。[[第三紀]]420年には[[オストヘア]]により再建された。また1900年には、[[カリメフタール>カリメフタール(ナルマキル二世の息子)]]によって[[白の塔]]が築かれる。さらに2698年には、[[エクセリオン一世]]によって白の塔は再建された。

当初この都市は「太陽の塔」の意であるミナス・アノールと呼ばれていた。だが、[[第三紀]]1636年から発生した疫病でオスギリアスの人口が激減したため、1640年に当時の王[[タロンドール>タロンドール(ミナスタンの息子)]]の手によってゴンドールの王宮はミナス・アノールに移される。以後ミナス・ティリスは、歴代のゴンドールの王([[エアルヌア]]以降は[[執政]])の居城となる。
さらに2002年、オスギリアス東部を防備していた[[ミナス・イシル]]が陥落し、その上2475年に[[モルドール]]の攻撃によってオスギリアスが廃墟と化すと、ミナス・アノールの名はミナス・ティリスと改められた。

*** 構造 [#paf00286]

ミナス・ティリスは第7層まで存在し、それぞれが城壁で分断されている。第1層に入るための城門(大門)は東にある。第1層と第2層を結ぶ門は南東、第2層と第3層を結ぶ門は北東、第3層と第4層を結ぶ門は南東というように、各層を結ぶ門は北東と南東に交互に配置されている。大門の背後には、船首の竜骨のように切り立った崖があり、その高さは第7層にまで達している。
第7層には[[白の塔]]がある。第7層の噴水のある広間には、枯れた[[白の木]]がそのまま残されている。第6層の背後には、[[ラス・ディネン]]への入り口がある。

** コメント [#f43698e7]

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