* ミスリル [#r94d5d7d]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|物・品の名前|
|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|mithril|
|~その他の呼び名|まことの銀(true-silver)、モリア銀(Moria-silver)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]でmithは「灰色の」、rilは「輝き」の意。
鉱物の一種。別名「まことの銀」、また[[モリア]]でのみ産出するため「モリア銀」とも呼ばれる。ただし『[[終わらざりし物語]]』によると、[[ヌーメノール]]でも発掘されたそうである。ミスリルは、モリアが繁栄していた時期でも、金の10倍の価値がつけられていたという。

この金属は、銅のように打ち延ばすことができ、ガラスのように磨ける。[[ドワーフ]]の手にかかれば、軽くてしかも鍛えた鋼よりも堅い金属に加工される。しかも、銀のように美しく、一方で銀のように黒ずむことも曇ることもないという。
[[第三紀]]末になると、地上にほとんど存在しない貴重品となっていた。[[ドワーフ]]はこの金属を求めて[[モリア]]を深く掘り進みすぎ、[[ドゥリンの禍(バルログ)>バルログ]]を呼び覚ましてしまう。
[[第三紀]]末になると、地上にほとんど存在しない貴重品となっていた。ドワーフはこの金属を求めてモリアを深く掘り進みすぎ、[[ドゥリンの禍]]([[バルログ]])を呼び覚ましてしまう。

[[スマウグ]]が死蔵していた宝の一つに[[ミスリルの胴着]]があった。これは[[トーリン二世]]から[[ビルボ・バギンズ]]に与えられ、さらにその後[[フロド・バギンズ]]に与えられた。
また[[ネンヤ]]はミスリルで作られていた。

** コメント [#Comment]

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