* マンドス [#seb24444]
** 概要 [#zba22426]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Mandos|
|~その他の呼び名|ナーモ(Námo)|
|~種族|[[ヴァラ]]|
|~性別|男|
|~生没年||
|~親|[[イルーヴァタール]]|
|~兄弟|[[イルモ]]、[[ニエンナ]]|
|~配偶者|[[ヴァイレ]]|
|~子|なし|

** 解説 [#k40bca1b]
[[アラタール>アラタール(ヴァラール)]]の中に数えられる[[ヴァラ]]の一人。[[フェアントゥリ]]兄弟の兄で、[[ニエンナ]]の兄。后は[[ヴァイレ]]。
運命と、殺された者達の霊魂を司る者。本来の名はナーモだが、[[マンドスの地>マンドス(地名)]]に住み、死者の家である[[マンドスの館]]の管理者でもあることから、マンドスと呼ばれることが多い。

マンドスは常に厳かで冷静、なにものも忘れない存在として描かれている。[[イルーヴァタール]]の子らの受難を目の前にしても心を動かすことはなかったが、唯一、[[ルーシエン]]が歌う[[イルーヴァタール]]の子らの悲しみの歌には心を動かされ、死んだ[[ベレン]]の処遇について[[マンウェ]]に伺いをたてたことがある。その結果[[ベレン]]は死者の館から戻り、ふたたび[[中つ国]]に住んだ。

また、彼はこれから起こることを全て知っている運命の宣告者である。[[フェアノール]]に率いられた[[ノルドール]]による[[同族殺害]]のあと、[[ヴァリノール]]の北辺にたどり着いたかれらに対して、[[マンドスの呪い]]を下している([[マンドス]]自身は悪をなさないが、[[フェアノール]]の誓言によってもたらされる[[ノルドール]]の破滅をかれは見通していた)。
これを聞いた[[フィナルフィン]]は進軍をやめ、[[ヴァリノール]]へ引き返したが、[[フェアノール]]は[[ノルドール]]を駆りたてて、[[中つ国]]へと進軍していった。

** コメント [#z33cc0a7]

- マンドスの役目って、悲しい運命を告げたりする事もあるでしょうし、ツライ立場ですよね。 -- ひさ
- 読者に本名を忘れられている可能性が非常に高い可哀想な人。

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