- イシリアンの野伏マブルング(Mablung)については、[[マブルング(ゴンドール)]]を参照してください。

#author("2022-10-26T20:43:10+09:00;2019-12-02T19:26:16+09:00","","")
-イシリエンの野伏マブルング(Mablung)については、[[マブルング(ゴンドール)]]を参照してください。
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* マブルング [#dadac9f3]
** 概要 [#qa22e66d]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|人名|
|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Mablung|
|~その他の呼び名|無骨者(the Heavy Hand)|
|~種族|[[エルフ]]([[シンダール]])|
|~その他の呼び名|無骨者マブルング(Mablung of the Heavy Hand) &br; 狩猟者マブルング(Mablung the Hunter) &br; 強者マブルング(Mablung the mighty)|
|~種族|[[エルフ]]|
|~性別|男|
|~生没年|~[[第一紀]]|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|
|~生没年|不明~†[[第一紀]](503)年|

** 解説 [#zb07c943]
** 解説 [#Explanation]

名は「不器用な者」の意。無骨者などとも呼ばれる。[[ドリアス]]の[[エルフ]]で[[シンゴル]]の総大将。
[[シルマリル]]を飲み込んで発狂した[[カルハロス]]の襲撃に遭い、マブルングはただ一人帰還して[[シンゴル]]に報告する。その後彼自身もカルハロス狩りに参加し、倒れたカルハロスの腹から[[シルマリル]]を取り出して[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]に握らせた。
[[ニアナイス・アルノイディアド]]にはドリアスの軍勢は参戦しなかったが、戦いの誉れに預からないことをよしとしない[[ベレグ>ベレグ(ドリアス)]]と共に、マブルングは[[フィンゴン]]の軍勢に参加している。
名は[[シンダリン]]で「無骨者」の意。[[ドリアス]]の[[エルフ]]で、ドリアスの王[[シンゴル]]の総大将。

[[シルマリル]]を飲み込んで発狂した[[カルハロス]]の襲撃に遭い、マブルングは部隊の中でただ一人帰還してカルハロスのことを[[シンゴル]]に報告した。その後彼自身も、シンゴルや[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]によるカルハロス狩りに参加。マブルングは、倒れたカルハロスの腹から[[シルマリル]]を取り出してベレンに握らせた。

[[ニルナエス・アルノエディアド]]の合戦にドリアスは兵を出さなかったが、武勲に与らないことをよしとしないマブルングと[[ベレグ>ベレグ(ドリアス)]]の二人だけは[[フィンゴン]]の軍勢に参加した。

*** トゥーリンの友人として [#b7ac4a64]

その後、ドリアスにやってきた[[トゥーリン]]の友人になる。マブルングは、トゥーリンを襲った[[サイロス]]が死ぬ場を目撃して、[[シンゴル]]の裁きと慈悲を求めるためにトゥーリンをドリアスに帰国させようとしたが、トゥーリンに拒まれる。
やがて[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]がトゥーリンを探しに行った時、マブルングは仲間と共に彼女の後を追う。マブルングはモルウェンに追いつき、戻るように説得するが失敗すると、彼女の護衛として同行した。その時[[ニエノール]]も変装して、マブルングと同行していたことが発覚する。
マブルングは、[[ドリアス]]にやってきた[[トゥーリン]]の友人となった。
マブルングは、トゥーリンを襲った[[サエロス]]が死ぬ場を目撃して、[[シンゴル]]の裁きと慈悲を求めるために[[メネグロス]]へ戻るようトゥーリンを説得したが、トゥーリンは裁きを拒んで姿を消した。

そのままトゥーリンを捜索しようとしたマブルング一行だが、[[グラウルング]]の襲撃を受けて彼らは散り散りになる。するとマブルングは大胆にも[[ナルゴスロンド]]の廃墟に潜入するが、グラウルングが戻ってくる気配に逃げ出す。その途中で、グラウルングに忘却の呪いを掛けられたニエノールを発見した。
ところが[[ニエノール]]はマブルングの元から逃げ去って行方知れずとなり、マブルングは空しくドリアスに帰還した。その後もマブルングは、モルウェンとニエノールの消息を求めてたびたび旅に出ているが、彼女たちを見つけることはかなわなかった。
後にドリアスに滞在していた[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]がトゥーリンを捜すために出奔した時、マブルングはシンゴルの命令を受けて仲間と共に彼女の後を追った。マブルングはモルウェンに追いつき、戻るように説得するが失敗。仕方なく、そのまま彼女の護衛として同行することにした。その時マブルングの同行者の中に、変装していた[[ニエノール]]がいたことが発覚した。
そのまま[[ナルゴスロンド]]を捜索しようとしたマブルング一行だが、[[アモン・エシル]]で[[グラウルング]]の襲撃を受けて彼らは散り散りになった。その後マブルングは、大胆にもグラウルングの住処となっていたナルゴスロンドの廃墟に潜入するが、グラウルングが戻ってくる気配に逃げ出す。戻ったアモン・エシルでマブルングはグラウルングに忘却の呪いを掛けられたニエノールを発見し、三人の仲間と共に彼女を連れてドリアスへ帰ることにした。
ところがその途上で一行は[[オーク]]に襲われ、ニエノールはオークからもマブルングの元からも逃げ去って行方知れずとなった。空しくドリアスに帰還したマブルングは、その後もモルウェンとニエノールの消息を求めてたびたび[[ベレリアンド]]を旅して回ったが、彼女たちを見つけることはかなわなかった。

やがて、グラウルングがナルゴスロンドから[[ブレシル]]に向かったという報を聞くと、マブルングはドリアスのエルフたちと共に、ブレシル救援のために出発。その時にマブルングはトゥーリンと再会したが、既にこの時グラウルングはトゥーリンによって殺されていた。マブルングはトゥーリンに問い詰められ、モルウェンとニエノールが行方不明になっていることを教えてしまい、結果トゥーリンは絶望して自害した。マブルングたちは、[[カベド=エン=アラス]]にトゥーリンを葬った。
やがて、[[グラウルング]]が[[ナルゴスロンド]]から[[ブレシル]]に向かったという報を聞くと、マブルングはドリアスのエルフたちと共に、ブレシルにいる[[トゥーリン]]の救援に向かった。彼らは[[ハウズ=エン=エッレス]]でトゥーリンと再会したが、既にこの時グラウルングはトゥーリンによって殺されていた。マブルングはトゥーリンに問い詰められ、[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]と[[ニエノール]]が行方不明になっていることを教えてしまい、結果トゥーリンは絶望して[[グルサング]]で自害した。マブルングたちは、[[カベド=エン=アラス]]に[[不運なる者たちの墓石]]を建ててトゥーリンとグルサングを葬った。

その後、[[シルマリル]]と[[ナウグラミーア]]を巡る争いによって[[ドリアス]]を[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]が襲撃した時、マブルングはナウグラミーアのある宝物蔵の扉を守って討ち死にした。
*** 最期 [#necf218f]

** コメント [#u697b164]
[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]が[[ドリアス]]を襲撃した時、マブルングは[[メネグロス]]での戦いで[[シルマリル]]がはめ込まれた[[ナウグラミール]]が保管された宝物蔵を守り、その扉の前で討ち死にした。

- 立派な人物なのに、やることみんなことごとく失敗しているような。
- ある意味、本当に不器用だね。 -- ホビット &new{2008-11-24 (月) 14:24:17};
- ↑×2 だから「無骨者」という有り難くない渾名をもらったのかもしれない。 -- ホビット &new{2008-12-31 (水) 22:20:38};
** コメント [#Comment]

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