#author("2023-08-03T10:14:56+09:00;2021-06-04T17:54:59+09:00","","")
* ボルグの用心棒 [#n216315b]
** 概要 [#n5e736eb]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|物・品の名前|
|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|bodyguard of Bolg|
|~その他の呼び名||
|~異訳|ボルグの親衛隊|

** 解説 [#o79574ab]
** 解説 [#Explanation]

[[五軍の合戦]]の[[オーク]]軍の総大将、[[ボルグ]]の身を守る親衛隊のこと。大柄な[[オーク]]のみで構成された、精鋭部隊。[[五軍の合戦]]で[[トーリン二世]]が戦況を逆転させようと、[[ボルグ]]本陣に殴り込みをかけた際、その前に立ちはだかり激しい戦闘を繰り広げた。[[トーリン二世]]は[[ボルグの用心棒]]の隊列を突破することができず、逆に包囲され討ち死にする。しかし怒りに燃える[[ビヨルン]]の猛攻の前に総崩れ、壊滅。
[[五軍の合戦]]で、[[ボルグ]]の身辺を固めていた部隊。鋼の半月刀で武装した大柄な[[ゴブリン]]で構成されていた。
[[ソーリン二世]]が戦況を逆転させるべく突出した際に彼を阻み、激しい戦闘を繰り広げた。ソーリンは用心棒たちの隊列を突破することができず、逆に包囲されて[[フィーリ]]、[[キーリ]]をはじめ多くの者が討ち死にし、ソーリン自身も致命傷を負う。しかし戦場に突如として現れた[[ビヨルン]]の猛攻により、ボルグは殺され、用心棒たちも潰走した。

** コメント [#d61774ce]
『[[追補編>指輪物語/追補編]]』「ドゥリンの一族」によると、ボルグの父[[アゾグ]]も[[ナンドゥヒリオンの合戦]]で同様の護衛兵を引き連れて[[ナーイン]]と戦った。こちらもアゾグに似た大柄な[[オーク]]で構成されていた。アゾグはナーインを討ち取ったが、その間に彼の護衛兵たちはナーインが率いる[[ドワーフ]]の部隊との戦闘で全滅した。

- 大柄なオークのみで構成、ということはこれもある意味「ウルク=ハイ」か? -- ボリーの用心棒
- ボルグらグンダバドの一族は霧降り山脈の洞窟オーク、すなわち映画モリアの小ゴブリンのような一族なので、全般的に小柄な可能性が高く、「大柄な」といってもあくまで小ゴブリンに比して、という可能性も高いです(ホビットの冒険にはこの部族の「ゴブリン」しか出てこないので)。
ただ、トールキン設定ではないですが『トールキン指輪物語事典』ではアゾグはウルク=ハイとあり(この事典でのウルク=ハイはモルドールの黒オークなので、おそらく元はサウロン軍としてドル=グルドゥアから移住したと思われます)ICE社や他のゲームなどでも、オーク王アゾグは「大型のオーク」の総称である広義のウルク=ハイとされていることが多いです。すると、息子のボルグは勿論、同族で固められていると思われる用心棒もこのどちらかの定義にしろウルク=ハイである可能性が高くなります。
** コメント [#Comment]

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