#author("2016-11-20T16:59:28+09:00","","")
* ブランディア [#tc989f90]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Brandir|
|~その他の呼び名|跛者(Lame)、曲がり足(Club-foot)(([[トゥーリン]]がブランディアを罵った時の蔑称))|
|~種族|[[人間]]([[エダイン]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第一紀]]|
|~親|[[ハンディア]](父)|
|~兄弟|なし|
|~配偶者|なし|
|~子|なし|

** 解説 [#Explanation]

[[ハンディア]]の息子。片足が不自由であったことから&ruby(はしゃ){跛者};と呼ばれた。
父の死後[[ハレスの族]]の族長となるが、ブランディアは大人しい気性で足が不自由だったため、戦うことよりも隠れることに一族が生き残る望みを繋いでいた。
当時ハレスの族は相次ぐ戦いの結果人数が減少し、[[アモン・オベル]]の山頂に防御柵で囲われた集落を築いて暮らすようになっていた。その地は族長である彼の名から[[エフェル・ブランディア]]と呼ばれていた。

ブランディアは癒しの術に秀でており、[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(オロドレスの娘)]]の死を知って絶望のあまり衰弱した[[トゥーリン]]がやってくると、彼が禍をもたらす者であることを予知しつつも彼を癒した。しかし回復したトゥーリンが戦いに出て活躍するようになると、ブランディアは民の信望を彼に奪われる。

やがてブランディアは、[[トゥーリン]]が森で行き倒れになっていたのを発見した[[ニーニエル(ニエノール)>ニエノール]]を癒して、彼女を愛するようになる。だがニーニエルはブランディアを兄と呼んで慕いはしたが、彼女の心はトゥーリンに向けられていた。やがてニーニエルがトゥーリンに求婚されると、トゥーリンを恋敵と思う気持ちからではなく、彼の背負う不吉な宿命を予知していたがゆえに結婚は思いとどまるようニーニエルに助言した。しかしトゥーリンに再度求婚されたニーニエルは、結局は受け入れてしまった。

後に[[トゥーリン]]が[[ブレシル]]を襲撃しに来た[[グラウルング]]との戦いに出て行き、[[ニーニエル]]もその後を追うと、ブランディアは自らの民を捨てて彼女の後を追った。
ブランディアはニーニエルを追って[[カベド=エン=アラス]]に辿りつき、そこでニーニエルと、グラウルングとトーリンの死を知る(実際にはトーリンは生きていた)。ニーニエルは、グラウルングの最後の言葉によって、自分の正体([[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]の娘[[ニエノール]]であること)と、トゥーリンが実の兄であったことを知って、[[カベド=エン=アラス]]より身を投げて自殺する。ブランディアはこれを目撃した後、帰途につく。その途中、ブランディアは[[ドルラス]]に出会う。ドルラスは、身体が不自由で戦えないブランディアを罵って、グラウルングと戦うためにトゥーリンに同行したのだが、怖気づいて途中で逃げ出してきたのだった。そんなドルラスをブランディアは斬り捨てた。
その後ブランディアは[[ネン・ギリス]]で待っていた者たちに、自分が目撃した悲劇的な顛末を報告したが、そこにトゥーリンが現れる。トゥーリンは、ニーニエルが実の妹ニエノールであったことを認められず、彼女の死はブランディアのせいだと思い込もうとした。そのためブランディアはトゥーリンに殺された。

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