#author("2018-01-05T02:25:48+09:00","","")
* ブライガス [#x2535fea]
** 概要 [#g5ddc4f1]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Brygath|

** 解説 [#u80bf0e2]
[[ICE>Iron Crown Enterprises]]設定に登場する[[東夷]]の一派。リューンの湖の南岸に住む部族で、東岸の東夷[[ウルガス]]から枝分かれした氏族。

リューン南部の東夷の中で最も好戦的だが、同族内でも絶えず反目し合っており、部族単位以上の組織がないためそれほど大きな脅威とはなっていない。また、土地を所有するという概念を持たないため、その行動範囲にも一貫性がなく、草地を求めて不規則に彷徨い続けている。それがブライガスの勢力をより不安定なものにしている。

近隣の平和的な共存を望む民の殆どは、ブライガスとの市場取引を拒んでいる。故にブライガスの貧しい部族は必然的に、他氏族から略奪せざるを得ないという悪循環に陥っており、その姿はロヴァニオンに住み、同じく略奪を生業にする[[サガス]]と最もよく似ている。このことから、彼らはしばしば「南のサガス」とも呼ばれている。

***歴史 [#qf5a02b9]

第三紀の五世紀頃、疫病がウルガスの間に蔓延し、さらに深刻な食糧不足にも見舞われた。その中で、近隣の他の氏族や国を襲撃して食い扶持を得ようとする者たちが現れた。そうした者たちはウルガスの伝統である女系社会に異を唱え、これを守ろうとする同胞と決別し、半定住生活を捨てて放浪するようになった。

この一団は西へ旅し、[[ゴンドール]]へ侵入しようと試みたが失敗し、[[ガソド]](Gathod)東部の平原に追い返された。第三紀半ばの時点でブライガスは同地の他の氏族である[[アスドリアグ]]や[[オドリアグ]]、かつての同族である[[ウルガス]]と共存していた。

その後、サウロンの密使の組織であるネモル(Nemol)は彼らの一部を[[アングマール]]に移住させ、[[魔王]]の配下として西方の民と戦わせたが、期待した程の成果は得られなかった。

** コメント [#qc3bdce7]

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