* フレデガー・ボルジャー [#i1e3f629]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Fredegar Bolger|
|~その他の呼び名|でぶちゃん(Fatty)|
|~種族|[[ホビット]]|
|~性別|男|
|~生没年|[[ホビット庄暦]]1380~不明|
|~親|オドヴァカー・ボルジャー(父)、[[ロザムンダ・トゥック]](母)|
|~兄弟|[[エステラ・ボルジャー]](妹)|
|~配偶者||
|~子||

** 解説 [#Explanation]

[[フロド>フロド・バギンズ]]達の友人で親戚。肥満体型であり、でぶちゃん(Fatty)の愛称で呼ばれる。子供の頃から[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]を慕って[[袋小路屋敷]]に出入りしていたビルボの親戚の一人で、[[ビルボの別れの宴]]にも家族と共に招待されていた。
フロドの母方の祖母[[ミラベラ>ミラベラ・トゥック]]の兄[[ヒルディブランド>ヒルディブランド・トゥック]]と姉[[ドナミラ>ドナミラ・トゥック]]の曾孫。つまりフロドよりも1世代下で、12歳の年少。同世代の[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]より2歳、[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]より10歳の年長。[[サム>サムワイズ・ギャムジー]]とは同年生まれ。

彼は[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]、[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]、[[フォルコ・ボフィン]]と共にフロドが[[袋小路屋敷]]から[[堀窪]]に引っ越す荷造りの手伝いをし、その晩のビルボとフロドの誕生祝いのささやかな宴会に参加した。翌日にはメリーと共に荷物を載せた馬車で先に堀窪に行き、その翌々日に、フロド、ピピン、[[サム>サムワイズ・ギャムジー]]を[[バックル村の渡し]]の西岸まで迎えに行ったメリーと共に、堀窪に到着するまで家を調えて待っていた。

フレデガーは[[ホビット庄]]を離れる気は全くなく(([[ボルジャー家]]は[[東四が一の庄>四が一の庄#East]]の[[橋野]]の[[ひじりこの浅瀬]]に代々住まっていたが、彼は[[堀窪]]に来るまで一度も[[ブランディワイン橋]]を渡ったことがなかった))、また[[古森]]のことを極度に恐れていたため、フロドたちが森を抜ける道を通って[[ブリー村]]へ向かうという計画には反対し、同行しなかった。代わりに彼はフロドの古着を着用して、できるだけ長期間フロドが堀窪の家に住み着いているかのようにみせかける役を引き受けた。
だがその役がどれほど危険であるかは予想しておらず、フロド達が旅立った直後に[[黒の乗手]]の襲撃を受けることとなる。彼は不審な気配にいち早く気づいて襲撃される前に裏口から逃げ、黒の乗手たちは彼の報告により[[非常用の警報>バック郷の非常用角笛]]が発せられた[[バック郷]]から退却せざるを得なかった。

[[シャーキー]]とその手下が[[ホビット庄]]を支配するようになると、フレデガーはレジスタンスを組織して抵抗するが、[[穴熊スミアル]]で他のメンバーと共に捕らえられ、[[大堀町]]の留置穴に投獄された。その後[[旅人たち]]によって解放された時には、もう「でぶちゃん」ではなくなってしまっていたものの、軽快な性格は失っていなかった。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

[[ビルボの誕生パーティー>ビルボの別れの宴]]のシーンで、ちらりと名前と姿が出るのみ。

** コメント [#Comment]

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