* フオルン [#l32a5d0c]
** 概要 [#y7d2d0c6]

|~カテゴリー|種族|
|~スペル|Huorn|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#g06da85b]

彼らは、元々[[アルダ]]に茂っていた木だったが、木々の牧者[[エント]]達がやって来て、木のような姿になった。一方、古い木々の一部は、[[エント]]に似て、手足がしなやかになった。彼らは、話す力を身につけた。[[第三紀]]になると、始めは[[エント]]だか木だか知らないが、そのどちらでもない生き物が生まれた。それが[[フオルン]]である。彼らは大抵ジッとして動かないが、常に警戒をおこたらない。ひとたび怒り狂うと、非常に素早く動き、情けも容赦もなく致命的なダメージを与え敵を倒す。
彼らは老齢であり、長く深く考え込んだ。中には、邪な心を持った悪しき[[フオルン]]もいた。代表的なのが[[古森]]に棲む“[[柳じじい]]”で、彼は自分の森が浸食され破壊されるのをおそれ、森全体に魔法をかけ、おびき寄せた旅人達の命を奪っていたのである。[[フロド>フロド・バギンズ]]の一行も彼に捕まり、[[トム・ボンバディル]]が助けてくれなければ[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]と[[メリー>メリアドク・ブランディバック]]は彼に殺されてしまっただろう。

** コメント [#xa9255dd]
- ずっと昔ですが、初めて夜の山林の中で寝たとき、まわりの樹がみんなフオルンに見えた。マジ怖かった。 --  &new{2007-11-12 (月) 00:39:59};
- ソロンドール --  &new{2007-11-15 (木) 17:07:26};
- 北ヨーロッパの文化の古層にある --  &new{2007-11-25 (日) 00:57:37};

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