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* ビヨルン一党 [#t4c67a05]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Beornings|
|~異訳|ビヨルンの一党、&ruby(ビヨルン){熊人};族、&ruby(ビヨルン){熊人};たち、ビヨルンの一族、ビヨルン族|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

>「まことに。」と、[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]がいいました。「ビヨルン一党の存在がなければ、[[谷間の町>谷間の国]]から[[裂け谷]]までの通行もとっくの昔に不可能なものになっておったでしょう。あの人たちは勇敢で、おかげでわれらも[[本道]]と[[カーロック(岩山)の渡し>カーロックの渡し]]を自由に往来できるのです。しかし通行税が高くつきましてな。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 下』「一 数々の出会い」))

[[ビヨルン]]の子孫の一族。彼らの中にはビヨルンから熊に変身する能力と怪力を受け継いだ者もおり、[[指輪戦争]]の頃には[[ビヨルン]]の子[[グリムビヨルン]]が、[[霧ふり山脈]]と[[闇の森]]の間の土地に住まう[[人間]](恐らく[[森人]])を統率していた。
[[ビヨルン]]の子孫の一族。彼らはビヨルンから熊に変身する能力を受け継ぎ、[[指輪戦争]]の頃には[[ビヨルン]]の子[[グリムビヨルン]]が、[[霧ふり山脈]]と[[闇の森]]の間の土地に住まう[[人間]](恐らく[[森人]])を統率していた。
彼らは[[本道]]や[[カーロックの渡し]]など、[[ロヴァニオン]]北西部の交通の安全を確保し、通行料を徴収していた。『[[終わらざりし物語]]』によると、[[アラゴルン二世]]は捕縛した[[ゴクリ]]を[[森の王国>闇の森#Realm]]まで連行していく際、彼らの助けを借りている。
[[指輪戦争]]の後は[[緑葉の森]]と改名された闇の森の中部も彼らの土地になった。

『[[ホビットの冒険]]』によると、中には荒々しい気質の者や悪しき者達も出たというが、大部分は善良な人々であったという。だがいずれもビヨルンほど強大な者は現れなかった。
『[[ホビットの冒険]]』によると、中には荒々しい気質の者や悪しき者も出たが、大部分はビヨルンと同様の心を持った人々であったという。だがビヨルンほどの体格や力を持った者は現れなかった。
『[[指輪物語]]』の記述によれば、かれらは[[谷間の国]]の[[バルドの一党]]や、[[ロヒアリム]]の祖先である[[エオセオド]]と近縁である[[北方の自由の民]]の一派であった。[[アラゴルン>アラゴルン二世]]によると、それらの一族の中にはしばしば背が高く色白の人間達が見られたという。また[[ギムリ]]によれば、(ビヨルンと同じように)パンや蜂蜜入り菓子を作る名人であった。

『ホビットの冒険』の中ではBeorningという言葉は使われておらず、[[五軍の合戦]]によって有名となり、その後大主公となったビヨルンの個人名から生まれた名称と思われる(『ホビットの冒険』ではビヨルンは「皮をとりかえるひと」(skin-changer)と表現されている)。

** [[Iron Crown Enterprises]]による設定 [#ICE]

ビヨルン一党は[[西方語]]の他に、アトリドゥク語(Atliduk)、ワイルデュス語(Waildyth)という独自の二種類の言語を使うことができる。
アトリドゥク語は標準的な言語である一方、ワイルデュス語は互いのが見えないほど相手が遠方にいる時に使うもので、獣の声や風の音などを変形させたような声で話す。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

2014年11月5日のUpdate15より、Beorning(ビヨルン一党)が種族およびクラスとして追加。種族にBeorningを選ぶとクラスもBeorningしか選べない。性別の選択は可能だが、出身地はVale of Anduin([[アンドゥイン]]の谷)しか選択できない。
[[グリムビヨルン]]の屋敷前からゲームが開始する。気力(Power)の代わりに怒り(Wrath)のゲージがあり、怒りがたまると熊に変身することができる。人間の姿と熊の姿で別々のスキルを使い分けることになる特殊なクラス。

** コメント [#l63bde7a]

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