#author("2022-10-26T22:29:05+09:00;2016-09-12T19:16:50+09:00","","")
* パルランド [#te3bafcd]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Pallando|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[イスタリ]]([[マイア]])|
|~種族|[[マイアール]]([[イスタリ]])|
|~性別|不明|
|~生没年|不明|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#Explanation]

5人の[[イスタリ]]の1人。[[オロメ]]の使徒、青の魔法使い([[イスリン・ルイン]])。
(『[[終わらざりし物語]]』によると)彼は[[サウロン]]との戦いのために東方へと渡っていったが、力に溺れて東方の[[サウロン]]の下僕と化したか、任務を放棄したか、あるいは任務に失敗して囚われたり殺されたりしたのか、誰にも判らないという。
[[トールキンの手紙>The Letters of J.R.R.Tolkien]]では'''ふたり(青の魔法使い)は密命を帯びて[[ヌーメノール]]の版図のはるか先、東と南の地域に差し向けられた使者だったに違いない。敵地におもむく伝道師のようなものだった。かれらがどんな成果を上げたのかはわからないが、[[サルマン]]と同様かれらも失敗したが、ただし明らかにかれとは別の過ちを犯したのではなかろうか。おそらくは、サウロンの没落の後まで生き残った秘教や『魔法』の開祖となったのだろう。'''とある。
(『[[終わらざりし物語]]』によると)五人の[[イスタリ]]の一人で、青の魔法使い([[イスリン・ルイン]])。もう一人の青の魔法使いである[[アラタール]]と同じく、元は[[オロメ]]に仕える[[マイア>マイアール]]であったという。
パルランドと[[アラタール]]は[[クルニール(サルマン)>サルマン]]と共に東方へ渡っていったが、後にクルニールのみが戻って来た。パルランドが任務のために東方に留まったのか、あるいは任務に失敗して囚われたり殺されたりしたのか、任務を放棄したのか、一部の者が言うように[[サウロン]]の下僕と化したのかは判らないという。

青の魔法使いには別の説もある。[[イスリン・ルイン]]を参照。

**[[Iron Crown Enterprises]]による設定 [#df119fb0]
[[イスリン・ルイン]]のうち、下級にある魔法使い。[[オロメ]]だけでなく、[[ナーモ]]と[[ニエンナ]]の従者でもある。マンドスの民の倣いとして、悲嘆と死、魂の行方について通じていた。6フィート6インチ(約198cm)の身長があり、藍の瞳と黒髪を持っていた。衣の表側は海を表す深い青色(群青色)、裏側は紺色をしている。黒い杖を持っており、魂を肉体から引き剥がす指輪とそれを封じ込める耳飾りを付けている。

友人である[[アラタール]]の希望で、共に使者として中つ国に赴くことになったが、次第に袂を分かち単独で活動するようになった。その脚は強壮で疲れを知らず、[[ガンダルフ]]のように遠く広大な領域を旅した。しかし灰色の放浪者とは対称的に、パルランドは次第に使命を逸脱し、彼自身を崇拝する人々と共にある事を良しとしていった。パルランドが持つ死と闇についの深い見識は、個々のイスタリが持つ特性として彼自身が選んだ力だったが、これが青の魔法使いの堕落を招く一番の要因となった。パルランドは次第にこの特性を、恐ろしい言葉で人々の死と闇への恐怖を煽り、自らへ崇拝を集めるための道具として利用するようになっていった。[[指輪戦争]]を経て、[[サウロン]]の勢力が衰退するにつれ、パルランドの東方での影響力はより大きくなっていった。そして、その過程で彼の最大の好敵手となったのは、かつての友人アラタールだった。

#include(Include/アイヌル,notitle)

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)
#pcomment(,,,,,,reply)