* ハムファースト・ギャムジー [#v29fea7c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Hamfast Gamgee|
|~その他の呼び名|とっつぁん(Gaffer) &br; ハムファースト親方(Master Hamfast) &br; ハム(Ham)|
|~種族|[[ホビット]]|
|~性別|男|
|~生没年|[[ホビット庄暦]]1326~1428(享年102)|
|~親|ホブソン(父)|
|~兄弟|[[アンドワイズ・ギャムジー]](兄)、メイ(妹)、山越村のハルフレッド(弟)|
|~配偶者|子善家のベル|
|~子|ハムソン、ハルフレッド、デイジー、メイ、[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]、マリゴールド|

** 解説 [#Explanation]

''とっつぁん''と呼ばれる。[[ホビット村]]のギャムジー家の家長で、[[サムワイズ・ギャムジー]]の父。他にハムソン、ハルフレッド、デイジー、メイ、マリゴールドのあわせて6人の子供がいる。妻は子善家のベル。[[袋小路屋敷]]のすぐ下にある[[袋枝路]]三番地に住む。
[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]の代から[[お山]]の[[バギンズ家]]の庭師を務め、フロドの代になる頃には末息子のサムにその仕事を継がせた。自他ともに認める[[じゃが]]の権威であり、ビルボからは敬意を込めて「ハムファースト親方」と呼ばれていたという。

サムは旅の途中、幾度となくとっつぁんの言動を回想し、自身を奮起させていた。
だが、[[ホビット庄]]が[[シャーキー]]配下のごろつき共に占領された時、袋枝路は掘り返されて砂利採取場にされてしまった。家を追われたとっつぁんはごろつき達が立てた小屋に収容され、そこで暮らしていたが、[[旅人たち]]が庄に帰還してごろつき共が一掃されると([[水の辺村の合戦]])、補修され改築された「新小路」の三番地に元の通り落ち着いた。

ビルボより36歳の年少。[[サムワイズ>サムワイズ・ギャムジー]]は彼の54歳の時の子供。
ビルボがお山に帰ってきた時は16歳で、当時は先代庭師だった緑手家のホルマンの助手として屋敷に出入りしていた。
[[ビルボの別れの宴]]の時は75歳、[[大いなる年]]には92歳だったことになる。

***姓名について [#v03b7494]
ハムファースト・ギャムジー(Hamfast Gamgee)という名は[[西方語]]のラヌガド・ガルプシ(Ranugad Galpsi)の英訳である。Ranugadは「よそに行かない者」の意味で、対応する意味の[[古英語]]hámfoestを現代英語化したものがHamfastである。Ranugadの短縮形RanにはHamの語があてられている。
姓Galpsiの訳語Gamgeeについては[[サムワイズ・ギャムジー]]の項を参照。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

|~俳優|ノーマン・フォーセイ(Norman Forsey)|
|~日本語吹き替え|不明|

** コメント [#Comment]

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