* ニエノール
** 概要
* ニエノール [#wbf8d9cf]
** 概要 [#i9322740]

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~その他の呼び名|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~種族|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~性別|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~生没年|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~親|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~兄弟|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~配偶者|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~子|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~スペル|Nienor|
|~その他の呼び名|ニーニエル(Níniel)|
|~種族|[[人間]]([[エダイン]])|
|~性別|女|
|~生没年||
|~親|[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]](父)、[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]](母)|
|~兄弟|[[トゥーリン]](兄)、[[ラライス]](姉)|
|~配偶者|トゥーリン|
|~子|なし(子を宿すも、出産前に母子共に死亡)|

** 解説
** 解説 [#sc4fd384]

Nienor、哀しみの意。[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]と[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]の娘で、[[トゥーリン]]と[[ラライス]]の妹にあたる。
[[ドル=ローミン]]に母と共に住んでいたが、幼い頃に[[ドリアス]]に脱出した[[トゥーリン]]に会うため、母と共に[[ドリアス]]に向かう。しかし[[トゥーリン]]は既に[[ドリアス]]におらず、そのまま二人は[[シンゴル]]の客として[[ドリアス]]に留まった。
やがて[[ナルゴスロンド]]が陥落し、[[ナルゴスロンド]]にいた[[モルメギル]]が[[トゥーリン]]だったという知らせが[[ドリアス]]に届くと、[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]は[[トゥーリン]]を捜す旅に出る。[[ニエノール]]は、その後を追う[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]達に混じって[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]の後を追った。
そして[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]と合流したが、そこで[[グラウルング]]の襲撃に遭って一行はちりぢりとなる。[[ニエノール]]は[[グラウルング]]に呪いをかけられて記憶と言葉を奪われた。
[[グラウルング]]が去った後、その場に戻ってきた[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]らに発見される。彼らは[[ニエノール]]を[[ドリアス]]に連れ帰ろうとしたが[[オーク]]の襲撃に遭い、[[ニエノール]]は[[オーク]]からも[[エルフ]]からも逃げてただ一人走り去った。そして[[ハウズ=エン=エルレス]]に行き倒れているところを[[トゥーリン]]に発見され、[[ニーニエル]]の名を与えられる。
その後[[ブレシル]]の婦人の看護を受け、改めて言葉を習い、[[ブランディア]]の癒しの術によって回復し、兄妹とは知らず[[トゥーリン]]と結婚した。
そして[[トゥーリン]]の子を身籠もるが、[[トゥーリン]]が[[グラウルング]]と戦うために出陣すると、その後を追った。
だが[[ニーニエル]]は[[グラウルング]]の死により、呪いを解かれて記憶を取り戻す。更に[[グラウルング]]の毒にやられて倒れている[[トゥーリン]]を発見し、彼を死んだと思いこんで、[[カベド=エン=アラス]]の崖から身を投げて自殺した。
名は「哀しみ」の意。[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]と[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]の娘で、[[トゥーリン]]と[[ラライス]]の妹にあたる。

** コメント
*** ドル=ローミンからドリアスへ [#k76a99ee]

[[ドル=ローミン]]に母と共に住んでいたが、幼いうちに[[ドリアス]]に脱出していた[[トゥーリン]]に会うため、母と共に自分もドリアスに向かう。しかしそのときにはトゥーリンは既にドリアスにいなかった。モルウェンとニエノールは、そのまま[[シンゴル]]の客として[[ドリアス]]に留まった。
やがて[[ナルゴスロンド]]が陥落し、ナルゴスロンドにいた[[モルメギル]]がトゥーリンその人だったという知らせがドリアスに届くと、モルウェンはトゥーリンを捜す旅に出る。ニエノールは、モルウェンを連れ帰すべく出発した[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]達に密かに混じって、モルウェンの後を追った。

*** グラウルングの呪い、実の兄との再会と結婚 [#b07ecaad]

やがてマブルングとニエノールはモルウェンと合流したが、そこで[[グラウルング]]の襲撃に遭う。一行はちりぢりとなり、ニエノールはグラウルングに呪いをかけられて、記憶と言葉を奪われた。
グラウルングが去った後、ニエノールの姿は戻ってきたマブルングらに発見される。彼らはニエノールをドリアスに連れ帰ろうとしたが今度は[[オーク]]の襲撃に遭った。するとニエノールはオークからもエルフからも逃げてただ一人走り去る。やがて[[ハウズ=エン=エルレス]]にて倒れているところを[[トゥーリン]]に発見される。ニエノールは記憶を失ったままであり、トゥーリンは彼女が自分の妹だと気がつかなかったため、トゥーリンによって「涙乙女」の意であるニーニエルの名を与えられた。
その後[[ブレシル]]の婦人の看護を受け、言葉を習い、[[ブランディア]]の癒しの術によってニーニエルは回復する。そのまま、実の兄妹とは知らずトゥーリンと結婚した。
やがてトゥーリンの子を身籠もるが、トゥーリンがグラウルングと戦うために出陣すると、その後を追う。

グラウルングがトゥーリンに殺されると、ニーニエルはグラウルングの呪いが解け、失われていた記憶を取り戻す。だが彼女は、グラウルングの毒にやられて倒れているトゥーリンを発見してしまう。すると、彼を死んだと思いこんで[[カベド=エン=アラス]]の崖から身を投げて自殺する。死体は発見されなかった。

** コメント [#g7dae6cb]

- 死ぬ時の「さようなら、二重に愛するお方よ」の言葉が、かなり可哀想。 -- ひあごん

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