#author("2022-10-23T22:12:32+09:00;2019-08-30T00:33:02+09:00","","")
* ドワーフ道 [#u11f974c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Dwarf-road|
|~その他の呼び名|メン=イ=ナウグリム(Men-i-Naugrim)(([[シンダール語]]で「ドワーフの道」の意))|
|~スペル|Dwarf-road, Dwarf Road|
|~その他の呼び名|メン=イ=ナウグリム(Men-i-Naugrim)(([[シンダリン]]で「ドワーフの道」の意))|

** 解説 [#Explanation]
その名の通りドワーフたちの使うことで知られた道。時代や地域によって「ドワーフ道」と呼ばれる道は複数ある。
その名の通り[[ドワーフ]]たちの使うことで知られた道。時代や地域によって「ドワーフ道」と呼ばれる道は複数ある。

***第一紀のドワーフ道 [#cdf3171e]
[[ノグロド]]と[[ベレグオスト]]の両都から発し、[[アスカール]]川に沿って西に下り、[[サルン・アスラド]]の浅瀬で[[ゲリオン]]川を横断して[[ベレリアンド]]に入る道路。
[[ノグロド]]と[[ベレグオスト]]の両都から発し、[[ドルメド]]山の肩の下を通り、[[アスカル]]川に沿って西に下り、[[サルン・アスラド]]の浅瀬で[[ゲリオン]]川を横断して[[ベレリアンド]]に入る道。

***第三紀のドワーフ道 [#a31b7d9d]
[[闇の森]]を東西に横断する[[古森街道]]がこの名で呼ばれていたが、『[[ホビットの冒険]]』で[[ビルボ・バギンズ]]一行が[[はなれ山]]への旅で[[闇の森]]を通った頃には使われなくなって久しかった。
また、[[エリアドール]]の[[東街道]]、特に[[ホビット庄]]の中を通って[[ドワーフ]]たちが[[青の山脈]]へと向かう道もドワーフ道として知られていたようである。
[[闇の森]]を東西に横断する[[古森街道]]がこの名で呼ばれていたが、『[[ホビットの冒険]]』で[[ソーリンとその仲間]]が[[闇の森]]を訪れた頃には使われなくなって久しかった。
また、[[エリアドール]]の[[東街道]]、特に[[ホビット庄]]の中を通って[[ドワーフ]]たちが[[青の山脈>エレド・ルイン]]へと向かう道もドワーフの道として知られていたようである。

>「実のところわれわれは[[ホビット庄]]を通ったのじゃが、[[トーリン]]は長く留まろうとはしなかったので功を奏さなかった。実際かれに[[ホビット]]とかかわりあいを持たせようという考えがわしの頭に浮かんだのも、かれがホビットを尊大な態度で無視しておったのがうとましかったからかも知れん。かれに関する限り、ホビットたちは[[山脈>エレド・ルイン]]に通じる先祖代々のドワーフの道の両側の畑でたまたま働いている、腕のいい農夫に過ぎなかったのじゃ。」((『[[終わらざりし物語]]』第三部◆第三紀IIIエレボールへの遠征))
>「実のところわれわれは[[ホビット庄]]を通ったのじゃが、[[ソーリン>ソーリン二世]]は長く留まろうとはしなかったので効を奏さなかった。実際かれに[[ホビット]]とかかわりあいを持たせようという考えがわしの頭に浮かんだのも、かれがホビットを尊大な態度で無視しておったのがうとましかったからかも知れん。かれに関する限り、ホビットたちは[[山脈>エレド・ルイン]]に通じる先祖代々のドワーフの道(Dwarves' ancestral road)の両側の畑でたまたま働いている、腕のいい農夫に過ぎなかったのじゃ。」((『[[終わらざりし物語]]』第三部◆第三紀IIIエレボールへの遠征))

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