#author("2022-08-26T11:19:13+09:00;2021-06-29T18:24:23+09:00","","")
* トゥルカス [#scda11cd]
** 概要 [#y3be2bfb]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|人名|
|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Tulkas|
|~その他の呼び名|アスタルド(Astaldo)((「剛勇なる者」の意))|
|~種族|[[ヴァラ]]|
|~その他の呼び名|アスタルド(Astaldo) &br; 強き力のトゥルカス(Tulkas the Strong) &br; ヴァラールの随一の戦士(Champion of the Valar)|
|~種族|[[アイヌル]]([[ヴァラール]])|
|~性別|男|
|~生没年|(未入力です。協力をお願いします)|
|~親|(未入力です。協力をお願いします)|
|~兄弟|(未入力です。協力をお願いします)|
|~配偶者|(未入力です。協力をお願いします)|
|~子|[[ネッサ]]|
|~生没年||
|~配偶者|[[ネッサ]]|

** 解説 [#k22066d2]
** 解説 [#Explanation]

名は「力と武勇において最も優れたる者」の意。
[[メルコール]]と戦っている[[ヴァラール]]たちを援助するため、最後に[[アルダ]]にやってきてそのまま留まったヴァラ。后は[[ネッサ]]。両の手のみを武器とし、その足で走るだけで、地上を走るもの全てを追い越すという。
[[メルコール]]の次に力が強く、[[ヴァラール]]と[[メルコール]]との戦いで活躍し、メルコールを打ち負かした。
[[メルコール]]に深い憎しみを持っていた。
[[ヴァラール]]の中で最も力と武勇に優れる[[ヴァラ]]。[[クウェンヤ]]で「剛勇なる者(the Valiant)」の意の''アスタルド''の異名を持つ。妃は[[ネッサ]]。

** コメント [#y57238e6]
外見は金色の髪と鬚に、血色の良い肌。両の手のみを武器とし、地上を走るもの全てを追い越す疲れ知らずの俊足を持ち、角力や力比べを好む。
大胆な性格で、スポーツであれ戦いであれ、いつも笑っている。一方、物事には無頓着で、'''かれは過去にも未来にもほとんど頓着することなく、助言者としては全く役に立たないが、辛苦に耐える友である'''とある((『[[シルマリルの物語]]』「ヴァラクエンタ」))。だが'''容易に怒らぬ代わりに、容易に忘れることもなかった'''ともあり((『[[シルマリルの物語]]』「フェアノールと鎖から解き放たれたメルコールのこと」))、仇敵[[メルコール>モルゴス]]には深い憎しみを持ち続けた。

- 何せ、「よくも不協和音を響かせやがって」と言ってたものね、トゥルカスさん。 -- 日暮かごめ
- 力は凄く強いのに、頭の方はさっぱりなのか、彼の予言はあてにならない(笑)
- 「笑いながら怒る人」。シルマリルリオンの記述はともかく、私的にはオロメよりこわい。 -- たー
- 実写ならやっぱシュワルツネッガー? --  &new{2007-12-01 (土) 23:21:57};
- どう想像してもコナン・ザ・グレートのようなお姿しか思い浮かびません。 --  &new{2008-09-07 (日) 22:11:00};
>しかし、この戦いのさなかに、大いなる力と大胆さを併せ持った精霊が、遥かな天上で、この[[小王国>アルダ]]に戦いがあることを聞き、ヴァラールを助けに来た。そして[[アルダ]]は、かれの哄笑に満たされた。こうして強き力のトゥルカスは来たのである。((『[[シルマリルの物語]]』「世の初まりのこと」))

#comment
*** ヴァラールの闘士 [#dcb31a3f]

トゥルカスが来たのは[[アルダ]]の黎明期、[[ヴァラール]]と[[メルコール>モルゴス]]との間ではじめて戦いが行われていた時であり、ヴァラールとしては最後にアルダへやってきた。トゥルカスの参戦でメルコールは退散し、ヴァラールはアルダの建造を成し遂げることができた。

アルダの春を祝う宴が[[アルマレン]]で開かれると、トゥルカスはその席上で[[ネッサ]]を娶った。メルコールは仇敵を恨み恐れていたため、トゥルカスが眠り込んだ隙を突いて[[二つの灯火]]を破壊した。トゥルカスはメルコールを追跡したが、アルダの混乱のため追い詰めることはできず、ヴァラールは[[アマン]]に撤退することを余儀なくされた。

その後行われた[[力の戦い]]では、[[ウトゥムノ]]の深奥に追い詰められたメルコールと組み打ち、遂に彼を打ち負かす。
メルコールが一度[[マンウェ]]に許されてからは自制心をもってマンウェの判断に従っていたが、彼の反逆が明らかになると、捕らえるために[[審判の輪]]の会議から真っ先に退席している。しかし行方をくらましたメルコールを捕らえることはできなかった。
後にメルコールが[[二つの木]]を損ない、[[シルマリル]]を奪って[[ヴァリノール]]から逃亡した時も、トゥルカスは[[オロメ]]と共に彼を追跡したが、メルコールは[[ウンゴリアント]]の助力を得ていたためやはり捕らえることができなかった。

このようにアルダでも最大の武勇の持ち主であるが、その性情が闊達である余り助言者としては役に立たない。[[ヴァラール]]が、[[シルマリル]]を受け渡すよう[[フェアノール]]に求めた一幕にもそれがあらわれている。

>やがて、トゥルカスが叫んだ。「おい、[[ノルド>ノルドール]]! 応か否か、口を&ruby(き){利};け! だが、誰に[[ヤヴァンナ]]の願いが拒めよう。そもそもシルマリルの光は、[[ヤヴァンナの作品>二つの木]]から出たものではなかったのか」
しかし、作り手[[アウレ]]が言った。「短気を起こされるな! われらがかれに求めているものは、あなたにはお分かりにならぬほど大きな犠牲なのですぞ。今しばらく、沈黙の時をかれにかし給え」((『[[シルマリルの物語]]』「ノルドール族の逃亡のこと」))

#include(Include/アイヌル,notitle)

** コメント [#Comment]

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