* トゥック一族 [#r2b7c72c]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Took (Family)|
|~異訳|トゥック家、トック家|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#Explanation]

[[ホビット庄]]でぬきんでた声望を維持してきた名家。[[トゥック郷]]の大[[スミアル]]に住み、オールドバック一族(後の[[ブランディバック一族]])からその地位を譲られて以来、代々[[セイン]]職をつとめる。庄暦740([[第三紀]]2340)年に、アイスムブラス・トゥック一世がトゥック家出身の初の[[セイン]]となり、[[ペレグリン一世(ペレグリン・トゥック)>ペレグリン・トゥック]]は二十代目にあたる。その間、[[アイゼングリム二世>アイゼングリム・トゥック二世]]の時に大[[スミアル]]を掘り始める。
トゥック一族は、有名人や変わり者が多いことで知られており、[[指輪戦争]]までの間に名を残した者としては、“牛うなり”こと[[バンドブラス・トゥック]]、“トゥック翁”として知られる[[ゲロンティウス・トゥック]]、旅に出て戻らなかったという[[ヒルディフォンズ・トゥック]]、船乗りになったという[[アイゼンガー・トゥック]]などがいる。[[ビルボ・バギンズ]]も、母方にトゥックの血を受け継いでいるが故、冒険に飛び出す変わり者となったと言われている。

[[第三紀]]末の[[指輪戦争]]の時代にも、一族の大半は[[トゥック郷]]に居住していたらしい。
また[[バンドブラス・トゥック]]から出た分家としてロング・クリーヴの北トゥック家がある。

>一族の数が多く、ずばぬけて富裕であり、代々風変わりな性質と冒険好きな気質さえそなえた強い個性の持ち主を生み出す傾向があった。
この一族の長を指して『トゥック氏((原文"The Took"))』と称し、もし必要なら、[[アイゼングリム二世>アイゼングリム・トゥック二世]]のごとく、その名前に数字を付け加える習慣がいまだに続いていた。((『[[旅の仲間]]』序章三「[[ホビット庄]]の社会秩序」))

>トック家といえば、小山から流れてくる小川(このあたりでは、ただ「流れ」と呼んでいます)の、川向こうに住む[[ホビット]]仲間の本家でした。そして昔から、トック家の血筋には、だれか、妖精小人((原文"fairy"))(少しいじわるい人は[[ゴブリン]]小人だといいます)の家すじの者と結婚した人があったという、いい伝えがあります。そういえばたしかに、トック家には、まったくの[[ホビット]]族らしくないところが残っていて、時おり、この一族のひとりが家をとび出して、冒険をしでかします。そういう変わり者たちは、こっそりとすがたをかくし、トック家の方でも口をぬぐって知らんかおをしました。((『[[ホビットの冒険]]』1「思いがけないお客たち」))

>トゥックの向こう見ずが欲しいもんじゃ(じゃがほどほどにの、[[ペレグリン殿>ペレグリン・トゥック]])。((『[[終わらざりし物語]]』第三部◆[[第三紀]]Ⅲ「[[エレボール]]への遠征」にある[[ガンダルフ]]の台詞))


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