#author("2016-11-18T15:44:23+09:00","","")
#author("2016-12-31T22:07:56+09:00","","")
* ガラドリエル [#n283a860]
#contents

** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Galadriel|
|~その他の呼び名|ロスローリエンの奥方(Lady of Lothlórien)、ローリエンの奥方(Lady of Lórien) &br; ガラズリムの奥方(Lady of the Galadhrim) &br; 森の奥方(Lady of the Wood)、黄金の森の奥方(Lady of the Golden Wood) &br; 白の奥方(White Lady) &br; 黄金の森の女妖術師(Sorceress of the Golden Wood)(([[グリマ]]が悪し様に呼んだもの)) &br; アラターリエル(Alatáriel) &br; アルタニス(Artanis) &br; ネアウェン(Nerwen) &br; ガラズリエル(Galadhriel)|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|女|
|~生没年|不明([[二つの木の時代]]~)|
|~親|[[フィナルフィン]](父)、[[エアルウェン]](母)|
|~兄弟|[[フィンロド・フェラグンド>フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]、[[アングロド]]、[[アイグノール]](兄)|
|~配偶者|[[ケレボルン]]|
|~子|[[ケレブリアン]](娘)|

** 解説 [#Explanation]

[[フィナルフィン]]と[[エアルウェン]]の娘。[[フィンロド・フェラグンド>フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]、[[アングロド]]、[[アイグノール]]の妹。
夫の[[ケレボルン]]との間に生まれた一人娘の[[ケレブリアン]]は、[[エルロンド]]の妻となる。そのため[[エルラダン]]、[[エルロヒア]]、[[アルウェン]]は孫にあたる。

[[ヴァラール]]に反逆して[[中つ国]]へと帰還してきた[[ノルドール]]の指導者の一人。[[第三紀]]には''[[ロスローリエン]]の奥方''と呼ばれ、[[中つ国]]に残る[[エルフ]]の中で、もっとも力ある[[上のエルフ]]の一人となっていた。エルフの[[三つの指輪]]の一つ、[[水の指輪ネンヤ>ネンヤ]]の守護者。

>樹身の下に置かれた二つの椅子には生きた枝を天蓋にして、ケレボルンとガラドリエルが並んで坐っていました。二人は客人たちを迎えるために立ち上がりました。たとえ強大な力を持つ王侯といえども、これがエルフの作法でした。二人ともそれは背が高く、奥方も背の高さでは殿にひけをとりませんでした。また二人ともそれは美しく、それはおごそかでした。二人とも全身白ずくめの衣装をまとっていましたが、髪は奥方のは深い金色、ケレボルンの殿のは長い輝く銀髪でした。しかし二人のうちどちらにも老齢のしるしは見られません。ただそれは二人の目の深さにのみうかがわれました。その目は星の光にきらめく槍のように鋭く、しかも深い記憶を蔵した井戸のように深々とみえました。((『[[指輪戦争]] [[旅の仲間]] 下』「七 ガラドリエルの鏡」))

>「殿はこの世の黎明の日から西のかたに住まい、わらわもまた数えることもできないほど長の年月を殿とともに生きてきました。ナルゴスロンドあるいはゴンドリンの没落以前にわらわは霧ふり山脈を越え、われらは時代の移り変わる中を長い敗北の戦いを戦ってきたのです。」((同上、ガラドリエルの言葉))

*** 二つの木の時代のガラドリエル [#v259ef38]

[[二つの木の時代]]に[[アマン]]の[[エルダマール]]で生まれる。父は[[ノルドール]]の[[上級王]][[フィンウェ]]の息子[[フィナルフィン]]。母は[[アルクウァロンデ]]の[[テレリ]]王[[オルウェ]]の娘[[エアルウェン]]。また、父方の祖母は[[ヴァンヤール]]の[[上級王]][[イングウェ]]の縁者[[インディス]]。このためガラドリエルは、父方からヴァンヤールの金髪を、母方からテレリの銀髪を受け継いでおり、その髪は[[金の木ラウレリン>ラウレリン]]と[[銀の木テルペリオン>テルペリオン]]の光が混ざり合ったようだと讃えられた。
彼女は[[ヴァリノール]]の[[エルダリエ]]の中にあっても抜きん出た存在であり、闘技に優れ、肉体的にも精神的にも強い力を持っていた。

[[フェアノール]]とは常に不仲であった(『[[終わらざりし物語]]』によると、その髪の光輝に魅せられたフェアノールが髪の毛を分けてほしいと三度頼んだが、彼女は頑なに拒み(([[クリストファー・トールキン]]は、このエピソードは『[[指輪物語]]』でガラドリエルが[[ギムリ]]に自分の髪の毛を与えたというエピソードが書かれた後に考案されたものであろうとしている))、それがフェアノールに[[シルマリル]]を制作することを思い立たせたという)。だが[[ティリオン>ティリオン(地名)]]でフェアノールが、復讐とシルマリル奪還のため[[モルゴス]]を追跡して[[中つ国]]へ帰還することを呼びかける演説を行うと、ガラドリエルはそれに触発されて未踏の中つ国の原野への憧憬と、そこに自分の王国を打ち立てるという野心を掻き立てられる。

父の[[フィナルフィン]]は[[アルクウァロンデ]]の[[同族殺害]]とそれに下された[[マンドスの呪い]]に後悔し、進軍を取り止めて[[アマン]]へ引き返したが、ガラドリエルを含む五人の''フィナルフィンの子ら''は、[[フィンゴルフィン]]の子らへの愛情から進軍を続けることを選ぶ。かれらはフェアノールに裏切られて[[アラマン]]に置き去りにされても、ノルドールの大多数を指揮して[[ヘルカラクセ]]を横断し、中つ国への帰還を果たした。

*** 第一紀のガラドリエル [#pe5c85de]

[[第一紀]]の[[ベレリアンド]]では、はじめ兄[[フィンロド]]と行動を共にしていたが、やがて客人として訪れた[[ドリアス]]で[[ケレボルン]]と出会い、その地に移り住む([[フィナルフィン]]の子らは[[エアルウェン]]を母に持つ関係から[[シンゴル]]王の縁者でもあり、ドリアスで歓迎された)。そしてドリアスの女王である[[マイア]]の[[メリアン]]から多くの教えを受けた。
フィンロドが建造した[[ナルゴスロンド]]にも一時滞在したことがある。

ドリアス以後のガラドリエルとケレボルンの足取りは不明瞭である。『[[指輪物語]]』本文中で彼女は'''([[第一紀]]の)[[ナルゴスロンド]]あるいは[[ゴンドリン]]の没落以前に[[霧ふり山脈]]を(東に)越え'''と述べている。だが『[[追補編]]』および『[[シルマリルの物語]]』の記述によれば、二人が[[青の山脈]]以東に入ったのは[[第二紀]]以降のこととなる。

いずれにせよ、[[宝玉戦争]]で彼女以外の[[ノルドール]]の指導者達は死に絶えた。最後の一人となったガラドリエルは、[[ベレリアンド]]の崩壊後も([[ヴァラール]]の憐れみをよしとしない誇りのためか、[[中つ国]]への愛着のためか)中つ国に留まることを選んだ。

*** 第二紀のガラドリエル [#ef8df0f2]

[[第二紀]]以降の[[ガラドリエル]]の行動についても幾つか説があり、はっきりしていない。

『[[終わらざりし物語]]』によれば、一時期[[霧ふり山脈]]西方の[[エレギオン]]に住んでいたとある。ガラドリエルは、閉ざされる以前の[[カザド=ドゥーム(モリア)>モリア]]の[[ドワーフ]]とも親交があり、直接カザド=ドゥームを訪れたこともあったようである(『[[指輪物語]]』で'''[[ケレド=ザラム]]の水は暗く、[[キビル=ナーラ>銀筋川]]の泉は冷たい。そして山の下の強大な王の没落する日まで、[[上古]]の世の[[カザド=ドゥム>モリア]]の柱立ち並ぶ数々の広間のなんとみごとであったことでしょう。'''と述べている((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 下』「七 ガラドリエルの鏡」)))。

[[サウロン]]の[[一つの指輪]]の存在が明らかになったとき、[[三つの指輪]]を分散して隠すよう[[ケレブリンボール]]に勧めたのはガラドリエルであるとされる。ガラドリエルはケレブリンボールから水の指輪[[ネンヤ]]を受け取り、以後この指輪の守護者となった。

*** 第三紀のガラドリエル [#g7e6b556]

[[第三紀]]1981年に[[アムロス]]と[[ニムロデル]]が失踪すると、ガラドリエルと[[ケレボルン]]は、統治者のいなくなった[[ロスローリエン]]に迎えられ、この地を治めるようになる。だが二人は君主としての称号を帯びることをせず、あくまで[[ガラズリム]]の指導者かつ守護者としての立場に留まった。
ロスローリエンの地でガラドリエルは、[[第三紀]]の[[中つ国]]の[[エルフ]]の中で、最も力ある者となった。彼女は[[ネンヤ]]の力を使い、ロスローリエンが過ぎ去った[[上古]]の世を偲ぶ避難所となるように心を配ったが、[[中つ国]]から次第に[[エルフ]]の力が消失し、ロスローリエンに保たれていた上古の世の夢が急速に灰色の目覚めに向かっていることを悟ると、悲嘆と不安に満たされた。また、ネンヤの作用は彼女の秘められた[[西方>アマン]]への郷愁を増大させもした。

一方、蘇った[[サウロン]]の脅威に対抗するため、ガラドリエルは2463年に[[エルフ]]と[[魔法使い]]の賢者らを招集して[[白の会議]]を結成する。ガラドリエルは議長に[[灰色のガンダルフ>ガンダルフ]]を推したが、彼が辞退したため、[[白のサルマン>サルマン]]が議長となった。
2510年に[[ゴンドール]]を援助するため[[ケレブラントの野の戦い]]に向かっていた[[エオセオド]]の軍勢が[[ドル・グルドゥア]]の影に脅かされた際には、ロスローリエンより黄金の霧を送り出してエオセオドを助けるなどしている。

*** [[指輪戦争]]のガラドリエル [#u37f8c4a]

[[指輪戦争]]では[[モリア]]を抜けてきた[[指輪の仲間]]を[[ロスローリエン]]に匿い、かれらに助言と助力を与えて送り出した。

ガラドリエルは一行の一人ひとりの心に語りかけ、彼らの内心の願望を確かめさせるとともに彼らの決意を試す(この時[[ボロミア]]は自らが[[一つの指輪]]を欲していることを自覚し、以後その誘惑に苦しむようになる)。
また、[[フロド・バギンズ]]と[[サムワイズ・ギャムジー]]に[[水鏡>ガラドリエルの鏡]]を見せ、サムワイズには故郷[[ホビット庄]]に迫る危機の、フロドには中つ国の歴史の断片と、[[指輪所持者]]を捉えようとする[[サウロン]]の目のビジョンをそれぞれ垣間見させた。
この時ガラドリエルは、彼女もまた[[一つの指輪]]の力を自分が使ってみたいという欲望を抱えていることをフロドに指摘され、一つの指輪を差し出される。ガラドリエルはそれを認めるが、試練と誘惑に打ち勝ち、小さくなって[[西方>アマン]]に去ることを受け入れた。
一行が出立する時、彼女は[[ナマリエ]]の歌に[[ヴァリノール]]への憧憬を歌い、また宴に一行を招いて祝福を与えると共に、優れた贈り物を授けた(後述)。

また彼女は水鏡によって、[[バルログ]]と戦って果てた[[ガンダルフ]]が送り返されたのを見届け、[[グワイヒア]]を派遣して彼を[[ケレブディル]]の頂から救い出す。ロスローリエンでガンダルフは治療され、白の衣に装われた。この時ガラドリエルは、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]への助言をガンダルフに言付けている。

[[一つの指輪]]が破壊され[[サウロン]]が滅ぼされると、ガラドリエルは[[ケレボルン]]が指揮する[[ロスローリエン]]の軍勢と共に進み、[[ドル・グルドゥア]]の要塞を破壊して浄化した。
そしてケレボルンや[[エルロンド]]たちと共に[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]まで赴き、[[エレスサール王>アラゴルン二世]]と[[アルウェン]]の結婚式に参列。[[ゴンドール]]から[[ローハン]]への[[セオデン]]の葬列にも参加して一時[[エドラス]]に滞在した後、[[アイゼンガルド]]で[[木の鬚]]に会ってから、他の者に別れを告げ、[[ケレボルン]]と共にロスローリエンへと戻った。この時、[[波の下に横たわる地>ベレリアンド]]が再び持ち上がることを予言している。

だがガラドリエルは[[力の指輪]]の力が失われていくのを感じ、[[第三紀]]の終わり3021年9月22日に、[[指輪所持者]]たちとともに[[灰色港]]より[[西方>アマン]]へと去った。
彼女は、[[ヴァラール]]に反抗して[[中つ国]]へと向かったことの浄罪として、[[アマン]]の大陸ではなく[[トル・エレッセア]]にとどまったという。

*** 多数の名前の意味 [#k1b4468b]

:アルタニス(Artanis)|[[クウェンヤ]]で「高貴な女」(noble woman)の意。父[[フィナルフィン]]が与えた「父名」。
:ネアウェン(Nerwen)|クウェンヤで「男勝りの乙女」(man-maiden)の意。母[[エアルウェン]]が与えた「母名」。
:アラターリエル(Alatáriel)|[[テレリ]]語で「輝く花冠をつけた乙女」(maiden crowned with a radiant garland)の意。夫[[ケレボルン]]が与えたエペッセ「後の名」で、彼女の髪にちなむ名。[[クウェンヤ]]形はアルターリエル(Altáriel)。
:ガラドリエル(Galadriel)|アラターリエルの[[シンダール語]]形。彼女はこの名を[[中つ国]]における自分の名として用いた。
:ガラズリエル(Galadhriel)|彼女が[[ロスローリエン]]で[[ガラズリム]](Galadhrim)を統治していることから生じた、誤った呼び名(([[シンダール語]]のガラド(galad)「輝き」と、ガラズ(galadh)「木」を混同している))。ロスローリエンではこの名は用いられなかった。

*** ガラドリエルの贈り物 [#t3e3427b]

[[指輪の仲間]]が[[ロスローリエン]]を出立する際、ガラドリエルが一行に与えた贈り物。これらは旅の間や旅の後を通じて、彼らの助けとなった。

-[[エルフのマント]]とブローチ &br; 全員に与えられた。ガラドリエルが侍女達と手ずから織って仕上げたもの。
-[[エルフの小舟>小船]] &br; 一行が[[大河]]を下るための3艘の小舟。索具として[[ヒスライン]]の縄が入っていた。
-[[レンバス]] &br; 全員に与えられた。

-[[アンドゥリル]]の鞘と、[[緑の石]] &br; [[アラゴルン二世]]への贈り物。緑の石は[[アルウェン]]から言付かったもの。
-金のベルト &br; [[ボロミア]]への贈り物。木の葉を繋ぎあわせた細工がなされている。
-銀のベルド &br; [[メリー]]と[[ピピン]]への贈り物。金の花の細工をした留め金がついている。
-[[ガラズリム]]の弓矢と矢筒 &br; [[レゴラス]]への贈り物。[[闇の森]]のものよりも丈夫で、弦にはエルフの髪の毛が使われている。レゴラスはこれで[[大河]]を監視していた[[ナズグール]]の[[乗騎>恐るべき獣]]を撃ち落とす勲を上げた。
-[[マルローン]]樹の種と、ガラドリエルの庭の土が入った小箱 &br; [[サム]]への贈り物。小箱には銀色で[[ルーン文字>キアス]]のGの字が刻印されている。[[シャーキー]]とその手下によって破壊された[[ホビット庄]]の自然を癒やすのに使われた。
-ガラドリエルの三筋の髪の毛 &br; [[ギムリ]]への贈り物。ギムリの願いに応じて与え、周囲のエルフを驚愕させた。ギムリはこれを朽ちない水晶に収め、世の終わりまで[[ドワーフ]]と[[エルフ]]の友情の証として家宝にするつもりだという。
-[[玻璃瓶]] &br; [[フロド]]への贈り物。

*** ガラドリエルの来歴についての異説 [#q228f6e6]

[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]の生前に刊行された『[[指輪物語]]』では、彼女の来歴は非常に断片的にしか語られていない。トールキンの死後、子息の[[クリストファー>クリストファー・トールキン]]によって編纂・出版された『[[シルマリルの物語]]』ではより詳しいことが述べられているが、トールキン自身は最晩年に至るまで大小さまざまな異同を含んだ案をいくつも残しており、『指輪物語』と『シルマリルの物語』の間にも少なからぬ曖昧な点や矛盾が残されている。ガラドリエルの来歴に残された問題点については『[[終わらざりし物語]]』に詳しい。

『終わらざりし物語』に収録されているトールキンの最晩年の草稿によれば、ガラドリエルは(『シルマリルの物語』で述べられていることとは大きく異なり)[[フェアノール]]の反逆からも[[ノルドール]]族の離反からも距離をとり、[[ケレボルン]]とともに''単独で''[[中つ国]]への帰還を果たしたことになっている。
彼女とケレボルンは[[アルクウァロンデ]]で[[ファルマリ]]の側に立って[[同族殺害]]に抵抗して戦い、その後無事だったファルマリの船に乗って中つ国の岸辺に辿り着いた。そして[[第一紀]]が終わる以前に、中つ国に残された[[エルフ]]の教化に努めるために[[青の山脈]]を越えて東方に勢力を築いたのだとされる((この箇所のみ'''ナルゴスロンドあるいはゴンドリンの没落以前に霧ふり山脈を(東に)越え'''という『[[指輪物語]]』本編の記述と一致する))。
これらは『シルマリルの物語』や『[[追補編]]』に述べられている内容とは隔たりが大きく、晩年のトールキンの構想の変化を示す好例の一つである。

** 画像 [#occ4ec98]

&ref(galadriel.jpg,,25%,アラン・リー作画によるガラドリエル、フロド、サムと、ガラドリエルの鏡); &ref(mirrorbyterashima.jpg,,27%,寺島龍一作画によるガラドリエル、フロドと、ガラドリエルの鏡のヴィジョン); 

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

|~俳優|[[ケイト・ブランシェット]]|
|~日本語吹き替え|[[塩田朋子]]|
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「当時の中つ国に住まう者の中で、最も知識あるもの」ということで、第一部冒頭のナレーションを行っている(ナレーションの中に、原作で[[木の鬚]]の台詞であった言葉も含まれている)。

『[[王の帰還]]』では[[キリス・ウンゴル]]にて、[[フロド]]がガラドリエルの幻影を見て立ち上がる場面がある。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|ケイト・ブランシェット|
|~日本語吹き替え|塩田朋子|

原作には登場していないが登場。
『思いがけない冒険』で、[[サルマン]]が召集した、[[裂け谷]]で開催された[[白の会議]]に出席している。
『竜に奪われた王国』では、[[ドル・グルドゥア]]の勢力についての警告を[[ガンダルフ]]に伝えている。その結果ガンダルフは一時[[トーリン・オーケンシールド>トーリン二世]]と行動を別にし、[[ルダウア]]にある[[ナズグール]]の塚へと確認に向かった。
『決戦のゆくえ』では、ドル・グルドゥアに捕らえられたガンダルフの救出に現れる。その後[[サウロン]]をドル・グルドゥアから撃退している。その際に力を使い果たしてしまい、『ロード・オブ・ザ・リング』では表舞台には立てなかったという設定になった((『決戦のゆくえ』特典映像にて))。
『決戦のゆくえ』では、ドル・グルドゥアに捕らえられたガンダルフの救出に現れる。その後[[玻璃瓶]]を手にし、[[サウロン]]をドル・グルドゥアから撃退している。その際に力を使い果たしてしまい、『ロード・オブ・ザ・リング』では表舞台には立てなかったという設定になった((『決戦のゆくえ』特典映像にて))。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(LotRO_Galadriel.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるガラドリエルのデザイン); &ref(ScreenShot00643.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるケレボルンとガラドリエル); 

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)