#author("2022-09-10T20:43:09+09:00;2021-11-01T20:38:53+09:00","","")
* カラス・ガラゾン [#ff1d5e62]
** 概要 [#g203738f]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|地名|
|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Caras Galadhon|
|~その他の呼び名||
|~その他の呼び名|ガラズリムの都(city of the Galadhrim)、木の都(City of the Trees)|

** 解説 [#i2dc60b3]
** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「大いなる木の都」の意。[[ケレボルン]]と[[ガラドリエル]]が治めるようになって以来の[[ロスローリエン]]の首都。[[マルローン]]樹の周りに作られた樹上都市。
「木々の都(City of the Trees)」の意((『[[追補編>指輪物語/追補編]]』によると、この名は[[シルヴァン系の言葉>シルヴァン語]]を[[シンダリン]]に取り入れたものとされる。また『[[終わらざりし物語]]』によると、カラス(Caras)は「壕をめぐらした城塞」(a moated fortress)を意味する古い語で、シンダリンにはない語とされる))とされる。[[ケレボルン]]と[[ガラドリエル]]が治めるようになって以来の[[ロスローリエン]]の首都。巨大な[[マッロルン]]樹林の周りに作られた樹上都市。
危険な時代における要塞都市であり、周囲は緑の城壁と堀に囲まれ、城門は南西側にのみ設けられている。堀の周りには白い舗装路が敷かれ、城門へは白い橋を渡るようになっていた。都の中にはランプで照らされたいくつもの階段と小道がある。

** コメント [#ufae1d08]
>堀の向こう側には[[マッロルン]]樹がところせましと生い茂った緑の丘を取り囲んで、緑の城壁が高々と聳え立っていました。そのマッロルン樹の丈の高いことといったら、[[ローリエン>ロスローリエン]]の地にはいってからこのかた、まだ見たこともないくらいで、高さがどのくらいあるのかけんとうもつきませんでしたが、夕闇の中に聳えているところは、生きている塔さながらでした。これらのマッロルン樹の何段にも分かれた枝々や、絶えずそよいでいる葉の間に、無数の明かりが緑に金に銀色にちらちらとまたたいています。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「ガラドリエルの鏡」))

#comment
都の中のゆるやかな丘を登った頂上付近には芝生と噴水のある広場があり、その南側に生えている最も巨大なマッロルン樹の上に、ケレボルンとガラドリエルの館がある。また南斜面にある庭には[[ガラドリエルの鏡]]がある。
[[指輪の仲間]]はローリエン滞在中、館近くの地面にテントを張ってもらい、そこで寝泊まりをした。

[[第三紀]]が終わって[[第四紀]]に入ると、[[ガラドリエル]]も[[ケレボルン]]も去り、この都市の[[エルフ]]も多くが去って寂れてしまったようである。

『[[終わらざりし物語]]』によると、[[フレト]]住居が多数を占めるのはローリエンでもここだけであり、普段[[ガラズリム]]の多くはカラス・ガラゾンの壁の外側で暮らしていたという。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

&ref(vlcsnap-2019-07-29-11h16m33s001.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるカラス・ガラゾン外観); &ref(vlcsnap-2019-07-29-11h16m59s524.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるカラス・ガラゾン); &ref(vlcsnap-2019-07-29-11h17m19s717.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるカラス・ガラゾン); &ref(vlcsnap-2019-07-29-11h17m34s771.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるカラス・ガラゾンの、ケレボルンとガラドリエルの館);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot_2019-07-29_095946_0.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるカラス・ガラゾン); &ref(ScreenShot_2019-07-29_095325_0.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるカラス・ガラゾン);

** コメント [#Comment]

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