* オーク [#ufe6bdf9]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Orc((元来『ベーオウルフ』に登場する[[古英語]]のorc-nass、orc=pyrsから取られた))|
|~その他の呼び名|[[ゴブリン]]、オルフ(orch)((複数形イルフ(yrch) ))、ブラルム(burárum)、ゴルグン(gorgûn)|

** 解説 [#Explanation]

[[第一紀]]、自分の奴隷とするために、[[モルゴス]]が捕らえた[[エルフ]]を堕落させて作った存在であると言われる。
([[追補編]]によると)オークという言葉は[[ローハン語]]が語源であり、そのまま[[西方語]]の言葉として使われるようになった。[[エルフ語]]ではオルフ(複数形イルフ)と呼ばれ、これがローハン語「オーク」の語源と考えられる。[[エント]]にはブラルムと呼ばれ、[[ドルーエダイン(ウォーゼ)>ドルーエダイン]]にはゴルグンと呼ばれている。
オークに相当する英語は[[ゴブリン]]だが、本当に適切なものではない。

** 特徴 [#ce212b85]

:外見|~([[人間]]から見ると)醜い外見。だが比較的[[人間]]に似ている。
:能力|~知識は高くなくても知能は低くはなく、実用主義の武具や道具などを作り、それで武装する。寿命はあるが、暴力的な生涯のために寿命を全うすることは滅多にない。持久力は高いが、[[太陽]]の光を忌む。
:文明・文化|~好戦的で、しょっちゅう争いに身を置いている。農耕や狩猟より略奪を好む。オークのみでは大きな国家というものは作らず、部族単位で力によって支配された集団を作るが、[[冥王]]の意志の下に隷属している。
:住居|~洞窟などに住むことが多い。[[ドワーフ]]の住居を奪って住み着くこともある。
:歴史|~[[第一紀]]は[[モルゴス]]の下に束ねられていた。[[第二紀]]は[[サウロン]]がその跡を継いだが、[[サウロン]]の最初の敗北後は小さな集団ごとにばらばらになる。オークの一部のものは、[[モリア]]を占拠してそこに住み着いた。[[サウロン]]が[[中つ国]]に帰還すると、オークの多くは再びその意志の下で動くようになった。だが一部は[[サルマン]]に取り込まれた。
:氏族|~[[ウルク=ハイ]](ウルク)はオークを強化した種族である。また小型のオークは[[スナガ]]と呼ばれる。[[半オーク]]と呼ばれる者もいる。
:言語|~[[オーク語]]は部族同士で方言が酷かった。そのため、オークが他の部族のオークと会話するときには[[西方語]]を使っている。
:偏見|~[[エルフ]]を憎み、極度に恐れる。他の種族の全て(あるいは自分の種族も)を憎み、[[冥王]]や[[モルドール]]の力を恐れながらもそれに付き従う。[[アイゼンガルド]]のオークは[[サルマン]]に従属している。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

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モリアのオーク、アイゼンガルドのオーク、モルドールのオークはそれぞれ異なるコンセプトの元に、姿が異なるようデザインされている。

** コメント [#Comment]

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