#author("2017-02-27T18:08:29+09:00","","")
#author("2017-04-09T02:26:41+09:00","","")
* エルロンドの会議 [#c5a127ee]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|Council of Elrond|
|~異訳|エルロンドの御前会議|

** 解説 [#Explanation]

[[第三紀]][[3018年>大いなる年#year3018]]10月25日に行われた、[[裂け谷]]の主[[エルロンド]]の元に[[自由の民]]の代表が集まって、[[サウロン]]への対策と[[一つの指輪]]の処置を相談した会議。[[旧版]]では「エルロンドの御前会議」と訳されている。
この会議の席上で、一つの指輪は[[滅びの罅裂]]に投げ込まれるべきことが決定され、[[指輪所持者]]として[[フロド・バギンズ]]が指名された。

>「あなた方はちょうどいい時に、ここに参集されたのだ。偶然とも思えるが、そうではない。世界の危機にどう対処すべきか、その知恵を今見いださなければならないのは、ここに参会したわれら一同にほかならない。こう定められていると考えるべきだろう。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』「エルロンドの会議」 エルロンドの言葉。))

以下、(原作で)確認できている参加者及び出身地。

:[[エルフ]]、[[半エルフ]]|[[エルロンド]]、[[グロールフィンデル]]、[[エレストール]]([[裂け谷]])
[[ガルドール>ガルドール(灰色港)]]([[灰色港]])
[[レゴラス]]([[闇の森]])
:[[ドワーフ]]|[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]、[[ギムリ]]([[はなれ山]])
:[[ホビット]]|[[ビルボ・バギンズ]]、[[フロド・バギンズ]]、[[サムワイズ・ギャムジー]]((本来サムは会議に呼ばれていなかったが、ビルボとフロドに付いてきて、話を聞いていた))([[ホビット庄]])
[[レゴラス]]([[森の王国]])
:[[ドワーフ]]|[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]、[[ギムリ]]([[山の下の王国]])
:[[ホビット]]|[[ビルボ・バギンズ]]、[[フロド・バギンズ]]、[[サムワイズ・ギャムジー]]((本来サムは会議に呼ばれていなかったが、ビルボとフロドに付いてきて、話を聞いていた。))([[ホビット庄]])
:[[イスタリ]]|[[灰色のガンダルフ>ガンダルフ]]
:[[人間]]、[[ドゥーネダイン]]|[[アラゴルン]]([[野伏]])
[[ボロミア]]([[ゴンドール]])

*** 画像 [#u2bbeea9]

&ref(CouncilofElrond.jpg,,25%,アラン・リー作画によるエルロンドの会議);

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

会議のシーンは大きく短縮され、ガルドールやグローインの名前や話も登場しない(画面中に登場する人物の内のひとりであった可能性はある)。
一方、[[フィグウィット]]というキャラが一部で話題になった。ガンダルフ以外に、人間とおぼしき正体不明の老人の姿も見える。
会議の設定も一部変えられ、エルロンドが召集をかけ、[[ボロミア]]もそれに応じて派遣されてきたという形になっている。

[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]では会議に出席していた無名の人物がエレストール、ガルドールとされている。また、ボロミアとドワーフ達の間に座っていた白髭の男性にはエルランド(Erland)という名前が付けられており、[[バルドの一党]]の代表として出席していたことになっている。

サムだけではなく、[[ペレグリン・トゥック]]と[[メリアドク・ブランディバック]]も会議を盗み聞きしていたことになっている。
また[[指輪の仲間]]のメンバーは、原作ではこの会議の後日、しばらくしてから選出されているが、映画では会議の最後に決定されている。

** コメント [#Comment]

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