#author("2023-07-29T00:58:47+09:00","","")
* エルロンドの会議 [#c5a127ee]
** 概要 [#vf4cd629]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|歴史・事件|
|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|Council of Elrond|
|~その他の呼び名||
|~異訳|エルロンドの御前会議(([[旧版]]での訳))|

** 解説 [#vf9e62c4]
** 解説 [#Explanation]

[[裂け谷]]の主[[エルロンド]]の元に、[[中つ国]]の各種族の代表が集まって[[サウロン]]への対策、[[一つの指輪]]の処置を相談した会議。[[旧版]]では『[[エルロンド]]の御前会議』と書かれている。
(原作で)確認できている参加者及び出身地は[[エルロンド]]([[裂け谷]])、[[グロールフィンデル]](裂け谷)、[[エレストール]](裂け谷)、[[ガルドール>ガルドール(灰色港)]]([[灰色港]])、[[レゴラス]]([[闇の森]])、[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]([[はなれ山]])、[[ギムリ]](はなれ山)、[[フロド>フロド・バギンズ]]([[ホビット庄]])、[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]](ホビット庄)、[[サム]](ホビット庄)、[[ガンダルフ]]([[イスタリ]])、[[アラゴルン]]([[ドゥーネダイン]])、[[ボロミア]]([[ゴンドール]])。
[[第三紀]]3018年([[大いなる年>大いなる年#year3018]])10月25日に[[裂け谷]]の[[「最後の憩」館]]で開かれた、[[エルロンド]]主催の会議。[[自由の民]]の代表が集い、[[サウロン]]への対策と[[一つの指輪]]の処置が協議された。
この会議の席上で一つの指輪は[[滅びの罅裂]]に投げ込んで破壊すべきことが決定され、[[フロド・バギンズ]]が[[指輪所持者]]に任じられた。

** コメント [#e3aa1662]
>「あなた方はちょうどいい時に、ここに参集されたのだ。偶然とも思えるが、そうではない。世界の危機にどう対処すべきか、その知恵を今見いださなければならないのは、ここに参会したわれら一同にほかならない。こう定められていると考えるべきだろう。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「エルロンドの会議」 エルロンドの言葉。))

- 小説では『指輪をモルドールに送らなければならない理由』に説得力を与えるため長々と話が続いているが、映画では非常にあっさりしている。もっとも映画でこの会議を完全に再議したら『十二人の怒れる男』になってしまうという説あり。 -- 都々目さとし
- この会議がなければ「旅の仲間」は存在しない
- 映画版ではホビットが3人も闖入してきますが、秘密保持のための警備とかは全く必要無いんでしょうか? -- 斐水
- というか、秘密会議なのに、あんな見晴らしのいい屋外でするんですか。 -- Windy
- ↑見晴らしのいい場所で会議するのがエルフの流儀とか。もしくは裂け谷には見晴らしのいい場所しかないとか(個室を除いてですが) -- エグゼクター
- 厳密にはサムは参加してなかったのでは?
- 秘密の話をするときは、隠密が潜んで聞き耳を立てる余地がないような見晴らしのいい場所が最適らしいです。密閉空間でのナイショ話がむしろダダ漏れしやすいことは、「水戸黄門」あたりを観るとよくわかると思います。
- 各種族の代表といいつつ、人選が偏っている気がする。そもそもメンバーはどのようにして決定されたのだろうか? エルロンド卿の独断? -- 05 &new{2007-10-15 (月) 01:14:04};
以下は作中で確認できる参加者及び出身地。

#comment
:[[エルフ]]|[[エルロンド]]、[[グロルフィンデル]]、[[エレストール]]([[裂け谷]])
[[ガルドール>ガルドール(灰色港)]]([[灰色港]])
[[レゴラス]]([[闇の森>闇の森#Realm]])
:[[ドワーフ]]|[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]、[[ギムリ]]([[山の下の王国>エレボール#Kingdom]])
:[[人間]]|[[アラゴルン二世]]([[野伏]])
[[ボロミル]]([[ゴンドール]])
:[[ホビット]]|[[ビルボ・バギンズ]]、[[フロド・バギンズ]]、[[サムワイズ・ギャムジー]]((本来サムワイズは会議に呼ばれていなかったが、ビルボとフロドに付いてきて隅で話を聞いていた。))([[ホビット庄]])
:[[イスタリ]]|[[ガンダルフ]]

*** 画像 [#u2bbeea9]

&ref(CouncilofElrond.jpg,,25%,アラン・リー作画によるエルロンドの会議);

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

会議のシーンは大きく短縮され、[[ガルドール>ガルドール(灰色港)]]や[[グローイン>グローイン(グローインの息子)]]の名前や話も登場しない(画面中に登場する人物の内のひとりであった可能性はある)。
一方、[[フィグウィット]]というキャラが一部で話題になった。[[ガンダルフ]]以外に、[[人間]]とおぼしき正体不明の老人の姿も見える。
会議の設定も一部変えられ、[[エルロンド]]が召集をかけ、[[ボロミル]]もそれに応じて派遣されてきたという形になっている。

[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]では会議に出席していた無名の人物が[[エレストール]]、ガルドールとされている。また、ボロミルと[[ドワーフ]]達の間に座っていた白髭の男性にはエルランド(Erland)という名前が付けられており、[[バルドの一党]]の代表として出席していたことになっている。

[[サムワイズ・ギャムジー]]だけではなく、[[ペレグリン・トゥック]]と[[メリアドク・ブランディバック]]も会議を盗み聞きしていたことになっている。
また[[指輪の仲間]]のメンバーは、原作ではこの会議の後日、しばらくしてから選出されているが、映画では会議の最後に決定されている。

** コメント [#Comment]

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