#author("2017-04-12T05:30:35+09:00","","")
* エルラダン [#oc27bae3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Elladan|
|~異訳|エラダン|
|~その他の呼び名|[[エルロンドの息子]]|
|~種族|[[エルフ]]([[半エルフ]]の血を引く)|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]130年~|
|~親|[[エルロンド]](父)、[[ケレブリアン]](母)|
|~兄弟|[[エルロヒア]](兄弟)、[[アルウェン]](妹)|

** 解説 [#Explanation]

名は‘Elf-[[Númenórean>ドゥーネダイン]]’(エルフ[[人>エダイン]])の意((『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』#211))。[[エルロンド]]と[[ケレブリアン]]の息子で、[[エルロヒア]]とは双子の兄弟。[[アルウェン]]の兄。
この双子は''[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]''と呼ばれ、見分けがつかないほど互いによく似ていた。二人は母の[[ケレブリアン]]が[[オーク]]に苦しめられたことを忘れず、しばしば北方の[[ドゥーネダイン]]([[野伏]])と協同してオークを狩り立てて歩いた。

[[指輪戦争]]では[[エルロヒア]]と共に、[[北方の野伏>野伏]]に同行して南方へ遠征。[[ローハン]]で[[アラゴルン二世]]と合流した後、[[死者の道]]を抜けて[[ゴンドール]]に入り、[[ペレンノール野の合戦]]に馳せ参じた。([[灰色の一行]])
ペレンノール野の合戦後にアラゴルンが[[黒の息]]などに苦しむ人々を[[療病院]]で治療して回った際には、彼を助けて立ち働いた。
[[西軍]]にも加わり、北方の野伏と[[ドル・アムロス]]の騎士たちと共に馬を進め、[[黒門の戦い]]に参加した。

[[サウロン]]の没落後、アラゴルンが[[エレスサール]]王として戴冠すると、双子は一時[[ミナス・ティリ>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]を離れ、北方からやってくる妹の[[アルウェン]]をはじめとした[[裂け谷]]・[[ロスローリエン]]の家中の一団を迎えに赴く。そしてエレスサール王と夕星王妃の結婚式に参列した。
その後は[[エドラス]]での[[セオデン]]の葬儀に参列した後、父エルロンドと共に[[裂け谷]]へ戻った。

エルラダンとエルロヒアの兄弟は、[[第三紀]]が終わり[[エルロンド]]が[[アマン]]へ去った後も、しばし[[裂け谷]]に留まっていたという。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』および『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#movie]

『ロード・オブ・ザ・リング』本編にそれと明言されている人物は登場しないが、[[エルロンドの会議]]の場面に黒髪の二人組のエルフが映っており、これがエルラダンと[[エルロヒア]]であるという説を唱えるファンもいる。
『ホビット』本編でも登場しないが、[[エルロンド]]の率いる[[オーク]]征伐隊の中にやはり黒髪の二人組のエルフが映っており、エルラダンとエルロヒアであろうと見なすファンもいる。

映画の世界観を踏襲したゲーム作品には登場することがある。
『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』には双子のカードが存在するが、上記の二人組のエルフとは一致しない。
『[[The Lord of the Rings Strategy Battle Game]]』、『[[ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング]]』にも登場。
これら三作品は開発元が異なるが、いずれも(原作の記述を反映してか労力の削減のためか)外観には殆ど差が設けられていない。例えば、ウォー・イン・ザ・ノースの二人はカードゲームの二人に、SBGの二人は『ホビット』に登場した黒髪の旗持ちに近い外観をしている。

*** 画像 [#j165e6be]

&ref(lotr14002.jpg,,20%); &ref(m1180563_99061463033_GoodElladanFootMountedMain_873x627.jpg,,18%);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00545.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるエルラダンとエルロヒア);

** コメント [#Comment]

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