#author("2022-09-15T19:32:21+09:00","","")
* エルラダン [#oc27bae3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Elladan|
|~その他の呼び名|[[エルロンド]]の息子|
|~異訳|エラダン|
|~その他の呼び名|[[エルロンドの息子]]|
|~種族|[[エルフ]]([[半エルフ]]の血を引く)|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]130年~|
|~親|[[エルロンド]](父)、[[ケレブリアン]](母)|
|~兄弟|[[エルロヒア]](弟)、[[アルウェン]](妹)|
|~配偶者||
|~子||
|~親|[[エルロンド]](父)、[[ケレブリーアン]](母)|
|~兄弟|[[エルロヒル]](兄弟)、[[アルウェン]](妹)|

** 解説 [#Explanation]

名は「星の谷の鍛冶屋」の意。[[エルロンド]]と[[ケレブリアン]]の双子の息子の一人(兄弟の名は[[エルロヒア]])。[[アルウェン]]の兄。
母の[[ケレブリアン]]が[[オーク]]に苦しめられた復讐のため、エルラダン、エルロヒアの兄弟は時折北方の[[ドゥーネダイン]]と行動を共にしてオーク狩りに出かけている。
名は‘Elf-[[Númenórean>ドゥーネダイン]]’(エルフ[[人>エダイン]])の意((『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』#211))。[[エルロンド]]と[[ケレブリーアン]]の息子で、[[エルロヒル]]とは双子の兄弟。[[アルウェン]]の兄。
この双子は''[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]''と呼ばれ、見分けがつかないほど互いによく似ていた。二人は母の[[ケレブリーアン]]が[[オーク]]に苦しめられたことを忘れず、しばしば北方の[[ドゥーネダイン]]([[野伏]])と協同してオークを狩り立てて歩いた。

[[指輪戦争]]では[[エルロヒア]]、[[ドゥーネダイン]]と共に遠征し、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]と合流して[[死者の道]]を通り[[ゴンドール]]へと達した。それから[[ペレンノール]]の戦いに参加した。
エルラダン、エルロヒアの兄弟はエルロンドより癒やしの技を学んでいたようで、ペレンノールの戦いのあとアラゴルンと共に、[[黒の息]]などで苦しめられている[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]の人々の治療を行った。
エルラダン、エルロヒアは[[黒門]]前での戦闘にも参加。サウロンが滅ぼされると、エレスサール王の戴冠式に参加した。その後エルラダン、エルロヒアの兄弟は一度ミナス・ティリスを離れてアルウェン、エルロンドたちを迎えに行き、合流した後ミナス・ティリスでのエレスサール王とアルウェンの結婚式に参列。その後はエルロンドたちと共に[[セオデン]]の葬列に参加した後、裂け谷へと戻った。
[[指輪戦争]]では[[エルロヒル]]と共に、[[北方の野伏>野伏]]に同行して南方へ遠征。[[ローハン]]で[[アラゴルン二世]]と合流した後、[[死者の道]]を抜けて[[ゴンドール]]に入り、[[ペレンノール野の合戦]]に馳せ参じた([[灰色の一行]])。
ペレンノール野の合戦後にアラゴルンが[[黒の息]]などに苦しむ人々を[[療病院]]で治療して回った際には、彼を助けて立ち働いた。
[[西軍]]にも加わり、北方の野伏と[[ドル・アムロス]]の騎士たちと共に馬を進め、[[黒門の戦い]]に参加した。

エルラダンとエルロヒアは、[[第三紀]]の終わりと共にエルロンドが[[中つ国]]を去った後も、[[裂け谷]]に留まった。
[[サウロン]]の没落後、アラゴルンが[[エレッサール]]王として戴冠すると、双子は一時[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]を離れ、北方からやってくる妹の[[アルウェン]]をはじめとした[[裂け谷]]・[[ロスローリエン]]の家中の一団を迎えに赴く。そしてエレッサール王とアルウェン王妃の結婚式に参列した。
その後は[[エドラス]]での[[セーオデン]]の葬儀に参列した後、父エルロンドと共に[[裂け谷]]へ戻った。

エルラダンとエルロヒルの兄弟は、[[第三紀]]が終わり[[エルロンド]]が[[アマン]]へ去った後も、しばし[[裂け谷]]に留まっていたという。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』および『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#movie]

『ロード・オブ・ザ・リング』本編にそれと明言されている人物は登場しないが、[[エルロンドの会議]]の場面に黒髪の二人組のエルフが映っており、これがエルラダンと[[エルロヒル]]であるという説を唱えるファンもいる。
『ホビット』本編でも登場しないが、[[エルロンド]]の率いる[[オーク]]征伐隊の中にやはり黒髪の二人組のエルフが映っており、エルラダンとエルロヒルであろうと見なすファンもいる。

映画の世界観を踏襲したゲーム作品には登場することがある。
『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』には双子のカードが存在するが、上記の二人組のエルフとは一致しない。
『[[The Lord of the Rings Strategy Battle Game]]』、『[[ウォー・イン・ザ・ノース:ロード・オブ・ザ・リング]]』にも登場。
これら三作品は開発元が異なるが、いずれも(原作の記述を反映してか労力の削減のためか)外観には殆ど差が設けられていない。例えば、ウォー・イン・ザ・ノースの二人はカードゲームの二人に、SBGの二人は『ホビット』に登場した黒髪の旗持ちに近い外観をしている。

*** 画像 [#j165e6be]

&ref(lotr14002.jpg,,20%); &ref(m1180563_99061463033_GoodElladanFootMountedMain_873x627.jpg,,18%);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00545.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるエルラダンとエルロヒル);

** コメント [#Comment]

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