* エルベレス [#g0195fb0]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Elbereth|
|~その他の呼び名|ヴァルダ(Varda)、エレンターリ(Elentári)、ティンタルレ(Tintallë)、ギルソニエル(Gilthoniel)|
|~種族|[[ヴァラール(ヴァリエ)>ヴァラール]]|
|~性別|女|
|~生没年||
|~親||
|~兄弟||
|~配偶者|[[マンウェ]]|
|~子||

** 解説 [#Explanation]

名は[[シンダール語]]で「星の女王」の意。[[クウェンヤ]]での名はヴァルダであり、[[アマン]]ではヴァルダの名で、[[中つ国]]ではエルベレスの名で知られる。他にエレンターリ((クウェンヤで「星の后」の意))、ティンタルレ((クウェンヤで「火をともす者」の意))、ギルソニエル((シンダール語で「星の女王」の意))の名がある。

>おお、ギルソニエルよ! エルベレスよ!
あなたの眼は澄み、吐く息は光る!
雪のように、まっしろなあなたに、
海のかなたから、ほめ歌をうたう。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 上』「三 三人寄れば」 [[ギルドール]]ら[[上のエルフ]]の一行の歌の一節。))

エルベレスは、[[ヴァリエア]]([[ヴァラール]]の后)の中で最も偉大な存在で、[[マンウェ]]の后である。エルベレスはマンウェと滅多に離れることなく、[[タニクウェティル]]の最高峰の[[オイオロッセ]]に住まっており、マンウェが共にいれば、エルベレスは地上からの全ての呼び声を聞くことが出来るという。星々を空に撒いたのはエルベレスであり、その時に[[エルフ]]は中つ国で目覚めた。そのためエルベレスはエルフに最も崇拝されている。
エルベレスは、[[ヴァリエア]]([[ヴァラール]]の后)の中で最も偉大な存在で、[[マンウェ]]の后である。エルベレスはマンウェと滅多に離れることなく、[[タニクウェティル]]の最高峰の[[オイオロッセ]]に住まっており、マンウェが共にいれば、エルベレスは地上からの全ての呼び声を聞くことが出来るという。
[[テルペリオン]]の光の雫から星々を作り上げ、空に撒いたのはエルベレスであり、その時に[[エルフ]]は中つ国で目覚めた。そのためエルベレスはエルフに最も崇拝されている。

*** 御名について [#va15fca4]

エルフたちは、よくエルベレスを称えるシンダール語'''ア・エルベレス・ギルソニエル!(A Elbereth Gilthoniel!)'''を口にしている(「A」は感嘆詞)。[[フロド・バギンズ]]や[[サムワイズ・ギャムジー]]も何度か、(無意識のうちに)この言葉を口にした。
エルベレスの御名には力があるとされ、フロドは[[ナズグール]]と対峙したときに、エルベレスの御名を唱えたことによって救われたという。
エルベレスの御名には力があるとされ、フロドは[[ナズグール]]と対峙したときに、エルベレスの御名を唱えたことによって救われたという。二度目に[[ブルイネン]]で唱えた時は、[[魔王]]の妖術によって口をふさがれてしまった。

ゲーム『[[NetHack>Wikipedia:NetHack]]』ではその設定を受け継ぎ、床に「Elbereth」と書き込むと敵が近寄ってこなくなるという技がある。指で床の埃の上に「Elbereth」となぞるだけでも効果があるが、それだとすぐに文字が消えてしまうため、武器の先で床石に刻み込んだり、何らかの道具を使って書き込んだりすることによって、より強い効力を発揮する。

** エルベレスの民の[[マイアール]] [#l6cc3d36]

エルベレスの民として言及があるのは以下のマイアールである。

-[[イルマレ]]
エルベレスの侍女。全マイエアの長でもある。
-[[アリエン]]
[[太陽]]を運ぶマイエ。
-[[オローリン]]
マイアールの中で最も賢明な者。[[マンウェ]]にも属する。

** コメント [#Comment]

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