* エアレンディル
** 概要

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~その他の呼び名|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~種族|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~性別|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~生没年|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~親|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~兄弟|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~配偶者|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|
|~子|'''(未入力です。協力をお願いします)'''|

** 解説

Earendil、[[シンダール語]]でわたつみを愛する者の意。『[[半エルフ]]』『称うべき』『輝かしき』『航海者』の名を持つ。
[[第一紀]]に[[ゴンドリン]]で、[[人間]]の[[トゥオル]]と[[エルフ]]の[[イドリル]]の息子として生まれる。そして[[ゴンドリン]]の没落を父と母と共に逃れて[[シリオン]]に達し、[[ディオル>ディオル(ベレンの息子)]]の娘[[エルウィング]]と結婚して、[[エルロンド]]と[[エルロス]]の二人の息子の父となった。
その後も[[シリオン]]に留まったが、[[トゥオル]]と[[イドリル]]が西方へと航海して去ると、その後を追いたいという望みを強く抱くようになった。その結果二人の後を追い、更に[[至福の国]]に到達して[[ヴァラール]]に対し、[[中つ国]]の民に対する助力と憐れみを請うため、家族を残し三人の水夫([[ファラサール]]、[[エレルロント]]、[[アイランディア]])と共に[[ヴィンギロト]]で航海に出発する。その航海は一時は挫折し、彼らが[[中つ国]]に戻ろうとした時、[[シルマリル]]を持った[[エルウィング]]が[[ヴィンギロト]]に辿り着いた。そして彼らは[[シルマリル]]を掲げて西方に航海し、その力に守られて遂に至福の地に到達する。[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]は[[至福の国]]に上陸して、[[ヴァラール]]に[[中つ国]]の民のため哀れみと助力を請うた。
彼の願いは聞き入れられたが、彼が[[中つ国]]に戻ることは許されず、[[至福の国]]で[[エルフ]]として生きることを定められた。彼の船は[[シルマリル]]を取り付けて天空を航行し、[[中つ国]]の住民の希望の星とされた。我々の世界で『明けの[[明星]]』『宵の[[明星]]』として知られているのが[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]の星である。
[[怒りの戦い]]には[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]は、空から[[ヴィンギロト]]に乗って[[中つ国]]に来て、黒竜[[アンカラゴン]]を打ち倒している。
『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』本文中にて[[裂け谷]]で[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]が歌っていたのが彼の歌であり、[[ガラドリエル]]が[[フロド>フロド・バギンズ]]に与えた[[玻璃瓶]]は、[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]の星の光が込められている。
『[[指輪物語]] [[旅の仲間]]』本文中にて[[裂け谷]]で[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]が歌っていたのが彼の歌。

** コメント

- 時々混同されるが、エレンディルは彼とは別人。エアレンディルはエレンディルの祖先に当たるが。 -- 都々目さとし
- 「エアレンディル」がシンダール語だということは、彼の出自から考えるとクウェンヤ語の名前もありそうな気がする。どんな名前だったのだろう? -- カイト
- どうにもこの人はヴァラールの助けを請うためというより、単に航海がしたかったために海に出たような気がする。そんな彼にはやはり航海者の呼び名がふさわしい。ガンダルフや指輪所持者が宿命付けられたように、彼もまた放浪に心惹かれていたのでしょう。そして、最後は星になって終わりのない航海へ……。 -- トミー

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