#author("2023-08-04T16:53:32+09:00;2023-07-02T00:27:26+09:00","","")
-この星となった人物エアレンディル(Eärendil)については[[エアレンディル(トゥオルの息子)]]を参照してください。
-ゴンドール5代目の王エアレンディル(Eärendil)については[[エアレンディル(ケメンドゥルの息子)]]を参照してください。
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* エアレンディルの星 [#v97e9173]
** 概要 [#c00f3c4b]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[天文]]|
|~スペル|Star of Eärendil|
|~その他の呼び名|明星、フラムミフェア(Flammifer)、ギル=エステル(Gil-Estel)|
|~その他の呼び名|宵の明星(Evening Star) &br; ギル=エステル(Gil-Estel) &br; いと高き望みの星(Star of High Hope) &br; [[西方国]]のフランミフェル(Flammifer of Westernesse)(([[ビルボ・バギンズ]]が[[裂け谷]]で作った[[エアレンディルの歌]]に出てくる表現。「フラムミフェア」の訳もあり。'''Flammifer'''はラテン語))|

** 解説 [#m7b5038e]
** 解説 [#Explanation]

[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]が[[シルマリル]]を取り付けられた[[ヴィンギロト]]に乗って天空を航海する星となった姿。この星の輝きはシルマリルの輝きである。
[[中つ国]]では、ヴィンギロトが虚空に向かうときと虚空から帰ってくるとき、つまり明け方と宵の時間に空に見ることができる。我々の世界で「明けの明星」または「宵の明星」つまり金星として知られているのが、エアレンディルの星である。
[[エダイン]]にはこの星はフラムミフェアと呼ばれた(([[ビルボ・バギンズ]]が[[裂け谷]]で作った歌に出ている。))。[[シンダール語]]では「いと高き望みの星」の意であるギル=エステルと呼ばれた。
[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]が額に[[シルマリル]]を結びつけ、[[ヴィンギロト]]に乗って天空を航海する星となった姿。この星の輝きはシルマリルの輝きである。
[[中つ国]]では、ヴィンギロトが虚空に向かう時と虚空から帰ってくる時、つまり明け方と宵の時間の空に見ることができる。我々の世界で「明けの明星」または「宵の明星」つまり''金星''として知られているのが、この星である。
この星がはじめて天空に昇った時、[[モルゴス]]に制圧されつつあった[[ベレリアンド]]の[[自由の民]]はこれをよき印と受け取り、'''もはや絶望することはなかった'''という。それゆえ[[シンダリン]]では「[[望み>エステル]]の星(Star of Hope)」の意であるギル=エステルと呼ばれた。

[[エダイン]]は[[ヌーメノール]]へ移り住む時、エアレンディルの星に導かれて航海した。
[[アルノール]]王が帯びる[[エレンディルミア]]はエアレンディルの星を象徴するという。

[[ガラドリエル]]が[[フロド・バギンズ]]に与えた[[玻璃瓶]]には、エアレンディルの星の光が込められている。

** コメント [#wa40d24e]
>「そなたの周りを夜が包む時、これはいっそう明るく輝きましょう。暗き場所で、他の光がことごとく消え去った時、これがそなたの明かりとなりますように。」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「さらば、ローリエン」 [[玻璃瓶]]を[[フロド>フロド・バギンズ]]に与える際の[[ガラドリエル]]の言葉))

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** 備考 [#Notes]

ハッブル宇宙望遠鏡によって発見された、(観測時点で)地球から最古にして最遠の恒星が、エアレンディルの物語にちなみエアレンデル(Earendel)の名で呼ばれている。詳細は[[エアレンディル(トゥオルの息子)#備考>エアレンディル(トゥオルの息子)#Notes]]を参照。

** コメント [#Comment]

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