* ウンゴリアント
** 概要

|~カテゴリー|人名|
|~スペル|(未入力です。協力をお願いします)|
|~その他の呼び名|(未入力です。協力をお願いします)|
|~種族|(未入力です。協力をお願いします)|
|~性別|(未入力です。協力をお願いします)|
|~生没年|(未入力です。協力をお願いします)|
|~親|(未入力です。協力をお願いします)|
|~兄弟|(未入力です。協力をお願いします)|
|~配偶者|(未入力です。協力をお願いします)|
|~子|(未入力です。協力をお願いします)|

** 解説

Ungoliant。[[第一紀]]以前、[[二本の木]]の時代から生息した大[[蜘蛛]]。
[[エルダマール]]湾の南、[[ペローリ]]山脈の東の裾の[[アヴァサール]]にいた。元々は[[アルダ]]を取り巻く暗闇からやって来た後、[[メルコール]]が自分の召使いとするため堕落させた存在だったが、自らの食欲を満たすことのみをよしとしたため[[メルコール]]と袂を分かっていた。
しかし彼女の元に[[ヴァリノール]]から逃走した[[メルコール]]がやってきて、自分の[[ヴァリノール]]に対する復讐に協力するよう要求し、その代償として[[ウンゴリアント]]が求める物を何でも与えると誓った。
その結果、[[ウンゴリアント]]と[[メルコール]]は[[ヴァリノール]]を襲撃し、[[テルペリオン]]と[[ラウレリン]]の[[二本の木]]の樹液を吸い尽くして枯死させる。それから[[ウンゴリアント]]は闇を紡いで、自分と[[メルコール]]の逃走を助けた。
その後[[ヘルカラクセ]]で、[[ウンゴリアント]]は[[メルコール]]([[モルゴス]])が[[フォルメノス]]から奪った宝物を要求して食らい付くし、最後には[[シルマリル]]をも喰らおうとする。だが[[モルゴス]]が拒んだので、[[ウンゴリアント]]は[[モルゴス]]を糸にかけて捕らえ、息の根を止めようとした。
その時[[モルゴス]]が恐ろしい叫び声を上げ(以後その地は[[ランモス]]と呼ばれた)、その声によって[[アングバンド]]に潜んでいた[[バルログ]]が呼び寄せられる。[[バルログ]]が[[モルゴス]]を救出すると、[[ウンゴリアント]]は煙幕を吐いて逃走した。その後[[ウンゴリアント]]は[[ベレリアンド]]の[[エレド・ゴルゴロス]]に住み着いて、その地の[[蜘蛛]]を喰らっては子を残し([[闇の森]]の[[蜘蛛]]や[[シェロブ]]はその子孫に当たる)、やがて忘れられた南の地に姿を消し、飢えた極みに自分自身を食ってしまったと言われる。

** 外部リンク

- [[ クモ生理生態事典:http://www.ne.jp/asahi/jumpingspider/studycenter/spiderdic.htm]]

** コメント

- 蜘蛛のくせに女っていう所が密かに良い。また、もと精霊と言うところも気に入っている。
- 西洋には蜘蛛は女というイメージがあるらしいです。 -- 都々目さとし
- ↑アラクネ(女神アテナに機織り勝負を挑んで負け、蜘蛛に変えられた娘)の神話のせいじゃないでしょうか。 -- 斐水
- ↑ウンゴリアントもシェロブも、連れ合いを喰らうような「女性上位」に描かれていますが、実際の蜘蛛も、一般にメスの方が大きく長生きするようですので、その意味でも間違っていないです。 -- A3
- はじめて『シルマリルの物語』を読んだ時、テルペリオン、ラウレリンの樹液を啜り、宝石を喰らって肥え太るというその描写に戦慄した。この上シルマリルを喰ってたらどんなにか強大になっていたことか。 -- トミー
- 蜘蛛は糸を紡ぐ性質から、西洋では古来から織工の象徴とされ、女性を表すとされます。また、月の動物とされ、太女神、後に魔女と関わるとされています。
それ以外に「black widow」(クロコゲグモ。有毒の蜘蛛で、雌が雄を食べる)の名前を「黒い(black)未亡人(widow)」と掛ける読みとりもあるようですね。 -- TOKO
- メルコールとタイマンで勝てるかもしれない数少ないつわもの?
- バルログが助けに来なければ、メルコールの息の根をも止めていたかも知れないなんて。メルコールよりも強かったのなら、一時期だが、地上最強の生物だったということになる。最強の生き物が蜘蛛・・・。 -- tkyk
- 『アルダを取り巻く暗闇から来た』・・・・宇宙生物!
- メルコールを殺していたら中つ国もだいぶ平和になっていたんじゃないか?
- メルコールが死んだら逆に抑えるものがいなくなって全部食われて終わるのでは?
- こいつがシルマリル喰ってたら、カルハロスみたいに
狂って暴れまわるんだろうなぁ・・・
- マイア(精霊)じゃないですよね?「アルダを取り巻く闇から来た」ってことは。メルコールを殺せるくらい強かったし。 -- ボリーの用心棒
- ↑から3番目のアラクネの神話のことですが、ちょっと違います。蜘蛛に変えられたのは、「女神アテナに機織り勝負を挑んで負け」たからではなく、勝ったために、アテナの逆鱗に触れたからです。ここじゃ、どうでもいいことだろうけど、気になったので。 -- YUE
- メルコールを殺せるくらいといっても、あの時メルコールは力を大分使っていましたしね。
- メルコールとシルマリル喰ってたら、シルマリル三つの力とヴァラの力を手に入れてしまってたって事ですか。

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