#author("2023-05-19T09:57:18+09:00;2023-01-18T19:16:02+09:00","","")
* イムラヒル [#o8296745]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Imrahil|
|~その他の呼び名|大公(Prince)、金髪白皙(the fair)((彼が邦訳通り金髪白皙であるとは限らない。むしろドル・アムロスの部隊は'''領主たちと同じくらい背の高い、灰色の目をした、髪の黒っぽい兵士たち(tall as lords, grey-eyed, dark-haired,)'''なので、誤訳の可能性が高い))|
|~種族|[[人間]]|
|~その他の呼び名|イムラヒル大公(Prince Imrahil)((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』では「金髪白皙のイムラヒル大公(Prince Imrahil the fair)」の記述があるが、彼が邦訳通り金髪白皙であるとは限らない。むしろドル・アムロスの部隊は'''領主たちと同じくらい背の高い、灰色の目をした、髪の黒っぽい(tall as lords, grey-eyed, dark-haired,)'''と描写されているため、この「領主たち」にイムラヒルも含まれるとすれば‘the fair’は「麗しの」とでも訳すべきかもしれない))|
|~種族|[[人間]]([[ゴンドール人]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2955~[[第四紀]]34(享年99)|
|~生没年|[[第三紀]](2955)~[[第四紀]](34)(享年99)|
|~親|[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]](父)|
|~兄弟|[[イヴリニエル]]、[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](姉)|
|~配偶者|不明|
|~子|[[エルフィア]]、[[エアヒリオン]]、[[アムロソス]](息子)、[[ロシーリエル]](娘)|
|~兄弟|[[イヴリニエル]](姉)、[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](姉)|
|~子|[[エルフィル]](息子)、[[エルヒリオン]](息子)、[[アムロソス]](息子)、[[ロシーリエル]](娘)|

** 解説 [#Explanation]

[[ゴンドール]]領国である[[ドル・アムロス]]の、[[指輪戦争]]当時の領主(大公と呼ばれる)。父は[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]]、姉は[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](つまり[[デネソール二世]]にとってイムラヒルは義理の兄弟)。娘の名は[[ロシーリエル]]。
[[ゴンドール]]の領国である[[ドル・アムロス]]の22代目の大公で、[[指輪戦争]]当時の領主。父は[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]]、姉は[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](つまり[[デネソール二世]]にとってイムラヒルは義弟)。娘の名は[[ロシーリエル]]。

[[指輪戦争]]では[[デネソール侯>デネソール二世]]の召集に応え、領国から武装した騎兵の一団と、700人の徒歩の兵士を引き連れて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]防衛に参集し、[[オスギリアス]]から撤退してくる[[ファラミア]]の部隊を援護して救出した。
[[ペレンノール野の合戦]]においてドル・アムロスの軍勢は都の大門の防衛に加わり、また[[ローハン]]の援軍が到着してからは、ミナス・ティリスから出撃するゴンドール軍の前衛部隊として先陣を切った。その途中、イムラヒルは[[セオデン]]の亡骸を運ぶ[[ロヒアリム]]の一団に出会い、[[黒の息]]によって生気を失っていた[[エオウィン]]がまだ生きていることに気付いて直ちに治療が受けられるよう手配を行っている。
[[エレンディルの旗印>エレンディルの印]]を掲げて[[ゴンドール]]救援に現れた[[アラゴルン二世]]に対しては、当初より彼を主君と認め、多大なる敬意を払った。一方でデネソールの気質もよく知っていたため、[[執政]]との対立を避けるため入城には慎重であろうとするアラゴルンの方針も支持している。
[[指輪戦争]]では[[執政]][[デネソール二世]]の召集に応え、領国から完全武装の騎士の一団と、700人の徒歩の兵士を引き連れて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]防衛に参集し、[[オスギリアス]]から撤退してくる[[ファラミル]]の部隊を援護して救出した。
[[ペレンノール野の合戦]]においてドル・アムロスの軍勢は都の大門の防衛に加わり、また[[ローハン]]の援軍が到着してからは、ミナス・ティリスから出撃するゴンドール軍の前衛部隊として先陣を切った。その途中、イムラヒルは[[セーオデン]]の亡骸を運ぶ[[ロヒルリム]]の一団に出会い、[[黒の息]]によって生気を失っていた[[エーオウィン]]がまだ生きていることに気付いて直ちに治療が受けられるよう手配を行っている。
[[アルウェンの旗印]]を掲げて[[ゴンドール]]救援に現れた[[アラゴルン二世]]に対しては、当初より彼を主君と認め、多大なる敬意を払った。一方でデネソールの気質もよく知っていたため、[[執政]]との対立を避けるため入城には慎重であろうとするアラゴルンの方針も支持している。

執政デネソールが逝去し、跡継ぎの[[ファラミア]]が負傷のため政務が執れない状態にある間は、イムラヒルがゴンドール軍と都の指揮を代行した。
[[黒門]]前の戦いには3500人のゴンドール兵を率いて参加し、ローハン軍とともに[[燃えかすの山]]の、東側の丘に布陣して戦った。
執政デネソールが逝去し、跡継ぎの[[ファラミル]]が負傷のため政務が執れない状態にある間は、イムラヒルがゴンドール軍と都の指揮を代行した。
[[西軍]]には3500人のゴンドール兵を率いて参加し、[[黒門の戦い]]ではローハン軍とともに[[燃えかすの山]]の東側の丘に布陣して戦った。

ドル・アムロス大公家は[[ロスローリエン]]の[[エルフ]]・[[ミスレルラス]]の血を引いており、[[レゴラス]]はイムラヒルとの初対面時、彼の中に流れるエルフの血に気付いている。
ドル・アムロス大公家は[[ロスローリエン]]の[[エルフ]]の血を引いており、[[レゴラス]]はイムラヒルとの初対面時、彼の中に流れるエルフの血に気付いている。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

物語の短縮のため、全く登場しない。『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』では[[ファラミア]]たちが[[オスギリアス]]より[[ナズグール]]に襲われながら撤退し、[[ガンダルフ]]に救出されて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]に戻ったとき、ガンダルフに「デネソール殿はこのことを予知しておられた」と言ったゴンドールの兵士がイムラヒルとなっているが、これはカードゲーム内での設定で、映画本編のスクリプトでは[[イロラス]]となっている。
物語の短縮のため、全く登場しない。『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』では[[ファラミル]]たちが[[オスギリアス]]より[[ナズグール]]に襲われながら撤退し、[[ガンダルフ]]に救出されて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]に戻ったとき、ガンダルフに「デネソール殿はこのことを予知しておられた」と言ったゴンドールの兵士がイムラヒルとなっているが、これはカードゲーム内での設定で、映画本編のスクリプトでは[[イロラス]]となっている。

映画をベースにした『[[The Lord of the Rings Strategy Battle Game]]』、『[[LEGO The Lord of The Rings]]』では使用可能なキャラクターの一人として登場している。

*** 画像 [#v87163e9]

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** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

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** コメント [#Comment]

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