* イムラヒル [#o8296745]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Imrahil|
|~その他の呼び名|大公(Prince)|
|~種族|[[人間]]|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2955~[[第四紀]]34(享年99)|
|~親|[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]](父)|
|~兄弟|[[イヴリニエル]]、[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](姉)|
|~配偶者|不明|
|~子|[[エルフィア]]、[[エアヒリオン]]、[[アムロソス]](息子)、[[ロシーリエル]](娘)|

** 解説 [#Explanation]

[[ゴンドール]]領国である[[ドル・アムロス]]の、[[指輪戦争]]当時の領主(大公と呼ばれる)。父は[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]]、姉は[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]](つまり[[デネソール二世]]にとってイムラヒルは義理の兄弟)。娘の名は[[ロシーリエル]]。
[[指輪戦争]]では領国から兵を連れて[[ペレンノール野>ペレンノール]]の合戦に参加し、その後[[モルドール]]の[[黒門]]前の戦いにも参加した。

[[ロスローリエン]]の[[エルフ]]、[[ミスレルラス]]の血を引いており、イムラヒルは[[レゴラス]]との初対面時、そのことを彼に気づかれている。
[[アラゴルン二世]]が[[ゴンドール]]救援に現れ、[[エレンディル]]の旗印を掲げたとき(戴冠前)よりアラゴルンのことを主君と認め、多大なる敬意を払っている。
[[指輪戦争]]では[[デネソール侯>デネソール二世]]の召集に応え、領国から武装した騎兵の一団と、700人の徒歩の兵士を引き連れて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]防衛に参集した。
[[ペレンノール野の合戦]]においてドル・アムロスの軍勢は都の大門の防衛に加わり、[[ローハン]]の援軍が到着してからはゴンドール軍の前衛部隊として先陣を切った。その途中、イムラヒルは[[セオデン]]の亡骸を運ぶ[[ロヒアリム]]の一団に出会い、[[黒の息]]によって生気を失っていた[[エオウィン]]がまだ生きていることに気付いて直ちに治療が受けられるよう手配を行っている。
[[エレンディル]]の旗印を掲げて[[ゴンドール]]救援に現れた[[アラゴルン二世]]に対しては、当初より彼を主君と認め、多大なる敬意を払った。一方でデネソールの気質もよく知っていたため、入城には慎重であろうとするアラゴルンの方針も支持する。

[[執政]]デネソールが逝去し、跡継ぎの[[ファラミア]]が負傷のため政務が執れない状態にある間は、イムラヒルがゴンドール軍と都の指揮を代行した。
[[黒門]]前の戦いには3500人のゴンドール兵を率いて参加し、ローハン軍とともに東側の丘に布陣して戦った。

ドル・アムロス大公家は[[ロスローリエン]]の[[エルフ]]・[[ミスレルラス]]の血を引いており、[[レゴラス]]はイムラヒルとの初対面時、彼の中に流れるエルフの血に気付いている。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

物語の短縮のため、全く登場しない。『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』では[[ファラミア>ファラミア二世]]たちが[[オスギリアス]]より[[ナズグール]]に襲われながら撤退し、[[ガンダルフ]]に救出されて[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]に戻ったとき、ガンダルフに「デネソール殿はこのことを予知しておられた」と言ったゴンドールの兵士がイムラヒルとなっているが、これはカードゲーム内での設定で、映画本編のスクリプトでは[[イロラス]]となっている。

** コメント [#Comment]

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