#author("2018-04-12T03:59:58+09:00","","")
* アルセダイン [#c3addd42]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Arthedain|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「[[エダイン]]の王国」の意と思われる。三国に分裂した[[アルノール]]のうち、北西の国。王都は[[フォルンオスト]]。
国土は[[ルーン]]川と[[バランドゥイン(ブランディワイン)>ブランディワイン]]川との間の土地、及び[[風見丘陵]]までの[[東街道]]北部の地域。ただし風見丘陵とそこから西の[[ブリー村]]にかけての土地は、その帰属を巡って他の二国([[カルドラン]]、[[ルダウア]])としばしば争いになった。風見丘陵の[[アモン・スール(風見が丘)>アモン・スール]]には北方の[[パランティーア]]の要である石が置かれ、ちょうど三国の国境が集中していたからである。

アルノール分裂後の三国の中で、アルセダインは[[魔王]]率いる[[アングマール]]との戦いで最後まで残った国だった。[[アルノール]]王[[エアレンドゥア>エアレンドゥア(エレンドゥアの息子)]]の長男[[アムライス]]から始まる歴代の王は最後まで[[イシルドゥア]]の血統を保持した。
[[第三紀]]1974年のアングマールの侵攻によってアルセダインは滅ぼされ、当時の王[[アルヴェドゥイ]]は[[北方王国]]の最後の王として死んだ。彼の長男[[アラナルス]]は初代の[[野伏]]の族長となった。

** アルセダインの歴代の王 [#u784d973]

[[アルノール]]の歴代の王より続く。
初代[[アムライス]]から、王の名はそれまでの[[クウェンヤ]]ではなく、[[シンダール語]]で付けられるようになった。
[[アルゲレブ一世]]以降、アルセダイン王は[[カルドラン]]と[[ルダウア]]で[[イシルドゥア]]の子孫が途絶えていたことを理由にアルノール全土の主権を主張し、名に接頭辞ar(a)-をつけるようになった。

||名前|在位|h
|初代|[[フォルノストのアムライス>アムライス]]|[[第三紀]]861~946 (85年間)|
|2代|[[ベレグ>ベレグ(アムライスの息子)]]|946~1029 (83年間)|
|3代|[[マルロール]]|1029~1110 (81年間)|
|4代|[[ケレファルン]]|1110~1191 (81年間)|
|5代|[[ケレブリンドール]]|1191~1272 (81年間)|
|6代|[[マルヴェギル]]|1272~1349 (77年間)|
|7代|[[アルゲレブ一世]]|1349~1356 (7年間)|
|8代|[[アルヴェレグ一世]]|1356~1409 (53年間)|
|9代|[[アラフォール]]|1409~1589 (180年間)|
|10代|[[アルゲレブ二世]]|1589~1670 (81年間)|
|11代|[[アルヴェギル]]|1670~1743 (73年間)|
|12代|[[アルヴェレグ二世]]|1743~1813 (70年間)|
|13代|[[アラヴァル]]|1813~1891 (78年間)|
|14代|[[アラファント]]|1891~1964 (73年間)|
|15代|[[最後の王アルヴェドゥイ>アルヴェドゥイ]]|1964~1974 (10年間)|

以後北方の[[野伏]]の族長へ続く

** コメント [#Comment]

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