#author("2022-10-26T22:29:05+09:00;2021-08-11T15:03:05+09:00","","")
-ヴァラールの8人の最高位者であるアラタール(Aratar)については、[[ヴァラール#アラタール>ヴァラール#Aratar]]を参照してください。
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* アラタール [#i0d030ed]
** 概要 [#n17c1ce6]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|人名|
|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Alatar|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[イスタリ]]([[マイア]])|
|~種族|[[マイアール]]([[イスタリ]])|
|~性別|不明|
|~生没年|不明|
|~親|不明|
|~兄弟|不明|
|~配偶者|不明|
|~子|不明|

** 解説 [#t086756d]
** 解説 [#Explanation]

5人の[[イスタリ]]の1人。[[オロメ]]の使徒、青の魔法使い。
(『[[終わらざりし物語]]』によると)彼は[[サウロン]]との戦いのために東方へと渡っていったが、力に溺れて東方の[[サウロン]]の下僕と化したか、任務を放棄したか、あるいは任務に失敗して囚われたり殺されたりしたのか、誰にも判らないという。
[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]の手紙では'''「ふたり(青の魔法使い)は密命を帯びて[[ヌーメノール]]の版図のはるか先、東と南の地域に差し向けられた使者だったに違いない。敵地におもむく伝道師のようなものだった。かれらがどんな世界を上げたのかはわからないが、[[サルマン]]と同様かれらも失敗したが、ただし明らかにかれとは別の過ちを犯したのではなかろうか。おそらくは、サウロンの没落の後まで生き残った秘教や『魔法』の開祖となったのだろう。」'''とある。
(『[[終わらざりし物語]]』によると)五人の[[イスタリ]]の一人で、青の魔法使い([[イスリン・ルイン]])。もう一人の青の魔法使いである[[パルランド]]と同じく、元は[[オロメ]]に仕える[[マイア>マイアール]]であったという。
アラタールと[[パルランド]]は[[クルニール(サルマン)>サルマン]]と共に東方へ向かったが、後にクルニールのみが戻ってきた。アラタールが任務のために東方に留まったのか、あるいは任務に失敗して囚われたり殺されたりしたのか、任務を放棄したのか、一部の者が言うように[[サウロン]]の下僕と化したのかは判らないという。

青の魔法使いには別の説もある。[[イスタリ]]を参照。
青の魔法使いには別の説もある。[[イスリン・ルイン]]を参照。

** コメント [#jc42a884]
**[[Iron Crown Enterprises]]による設定 [#kd9f41d5]
[[オロメ]]に仕える[[マイア>マイアール]]達の中では最も強大な力を持ち、[[サウロン]]に匹敵するほどで、5人の賢人団の中では[[サルマン]]に次いで二番目に高位な者だった。[[中つ国]]に向かう使者としてオロメに選出された時点で、かつて[[星々の時代]]に主がそうしたように[[人間]]と[[エルフ]]の誕生した地である東方に赴く使命を負っていた。

- 独自の第3勢力になったということでしょうか?それならば間接的にはサウロンの敵に回ったということになりますね。どんな勢力を築き上げ、どう対抗したのか見てみたい。 -- ボリーの用心棒
[[イスタリ]]の中では最も背が高く(6フィート7インチ,約200cm)、身体能力も抜きん出ていた。性格は豪気で力強く、サルマン同様、課された使命に対する遠大な構想を抱いていた。また、[[ガンダルフ]]が背筋を曲げ、俯き加減で歩いたのに対してアラタールは背筋を伸ばし優雅で堂々とした出で立ちを崩さなかった。衣の表地は空を示す青色、裏地は大地を示す緑色で、武器として[[エルフ]]の長弓を愛用していた他。その白い杖は生きた木でもあり、地面に突き立てると地中深く根を張り、100フィートの大木に変化する。左手には魔法に使う刺青が施されている。

#comment
中つ国に着いた当初は友人で、従者でもある[[パルランド]]と共に東方の民の助言者として活動し、彼らの間にサウロンの影響が広がるのを防いだ。しかし、人間の老人という肉体に封じられ、長年心身の負担に晒される内に、彼の心には欲望や驕りが生じていった。間もなくアラタールは、あくまで助言者の立場から中つ国の民を援助し、サウロンとその下僕と戦うという[[ヴァラール]]の制約を破り、その力を自らの目的のために利用するようになる。やがてそれは、魔法使いによる中つ国の民への実効支配という形となって表れた。彼が築いた勢力はサウロンと敵対し、その配下と戦ったが、[[サウロン]]や、アラタールと同じく独自の勢力を築いた[[サルマン]]が[[指輪戦争]]で滅ぼされた後も、アラタールはその地に残って支配者の地位に留まり続け、第四紀に入りさらに勢力を拡大していった。

#include(Include/アイヌル,notitle)

** コメント [#Comment]

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