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* アコーラヒル [#r5a5ca6d]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Akhorahil|
|~異訳|アコラヒル|
|~その他の呼び名|嵐の王(Storm King) 盲目の魔術師(Blind Sorceror)|
|~種族|[[ナズグール]]|
|~性別|男|
|~生没年|第二紀1888年~第三紀3018年|
|~親|キアヤミル(父)|
|~兄弟|アコラフィル(Akhoraphil,姉妹)|
|~配偶者|アコラフィル|
|~子||

** 解説 [#Explanation]

[[指輪の幽鬼>ナズグール]]の一人。[[ICE>Iron Crown Enterprises]]設定にのみ登場する、第五位のナズグール。

第二紀1888年、[[ヌーメノール]]西部の[[ニーシネン]]湖畔の荘園で生まれた。父キアヤミル(Ciryamir)は[[タル=キアヤタン]]の兄弟キアヤティル(Ciryatir)の友人で、一族はこの頃から行われるようになった、[[ヌーメノール人]]による[[中つ国]]の民からの略奪で莫大な富を築き上げており、アコラーヒル自身も幼いころから豪奢な生活を送っていた。彼が15歳の頃、キアヤミルは貴族として中つ国に領国を持つことを許され、家族を連れて中つ国南西部へと渡った。川を遡り、[[黄の山脈]]の北の麓カラドゥーン(Kharadûne)の地に上陸した一族は王国キアヤタンドール(Ciryatandor)を創建した。この地を気に入ったアコラーヒルは父親の権力を笠に着て放蕩を続けた。そして当時のヌーメノール人の大多数がそうであったように、その心はますます傲り高ぶり、より強大な力を渇望するようになった。

間もなく、父親の玉座を欲するまでになったアコーラヒルは密かに[[ハラド]]の高僧と契約を交わし、自らの目と引き換えに宝石で作った魔法の義眼を受け取った。盲目になりながらも魔力で常人と同じように振る舞うことが出来たアコーラヒルは魔法で父親の心を支配し、絶望感で満たした。1919年、キアヤタンドールの王座に上ったアコーラヒルは嵐の王(Storm King)を称し、姉妹であるアコラフィル(Akhoraphil)を妻とした。その後は一世紀余りの間に周辺諸国を次々と征服していき、1999年にはその領土はハラド東岸の[[オルマル]]湾(Bay of Ormal)に達した。重税を納める事で本国への忠誠を示してはいたが、その勢力は次第に独立国家の様相を呈し始めていった。

その動向がサウロンの関心を惹き、[[モルドール]]からの使者が南方を訪れた。サウロンが見返りとして約束した新しい知識や魔法、そして何よりも不老不死への可能性に強く魅了されたアコーラヒルは2000年、主君であるタル=キアヤタンを密かに裏切ってモルドールとの同盟を締結し、[[九つの指輪]]の一つを受け取って配下のナズグールとなった。事実上[[黒きヌーメノール人]]となったアコーラヒルだったが、その権勢を警戒したヌーメノール本国が監視のための役人を派遣したため、モルドールとの接触は避け、表向きは本土への忠誠を保ち続けた。2221年に[[タル=アタナミア]]が死に、後を継いだ[[タル=アンカリモン]]が本国への従属を求めると、公然と反旗を翻したが、討伐のため上陸したヌーメノール艦隊に配下の軍が撃破され、王国は崩壊。嵐の王は[[モルドール]]の主人の下へ逃亡した。

その後のアコーラヒルはサウロンが[[最後の同盟]]との戦いに敗れるまでの1000年間、穀倉地帯である[[ヌアン]]の統治を任された。また、第三紀の中頃にサウロンが帰還した後は、[[魔王]]と共に[[ミナス・イシル]]を陥落させるなど主君不在のモルドールで勢力再建のために暗躍した。幽鬼としての序列は第五位だったものの、同じ[[ヌーメノール人]]であり、出生も近い[[魔王]]とは特に親密で、8人の中では最も信頼されていた。指輪戦争では他の四人と共に[[空飛ぶ獣>恐るべき獣]]に乗って、空から[[一つの指輪]]の探索を続けた。

*** 画像 [#y31efd2d]

&ref(Akhorahil_The_Ringwraith.jpg,,30%,);  &ref(akhorahil.jpg,,30%,);

** 外部リンク [#Links]

- [[彼方の島 ICE設定の翻訳:http://homepage2.nifty.com/lotr/naz/Akrhl.html]]

** コメント [#Comment]

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