* アイゼンガルド [#e03e872e]
** 概要 [#q3f26bd8]

|~カテゴリー|地名|
|~スペル|Isengard|
|~異訳|イセンガルド|
|~その他の呼び名|アングレンオスト(Angrenost)|

** 解説 [#k75228ba]

[[シンダール語]]のアングレンオストに由来する言葉で、[[ローハン語]]で「鉄の砦」の意。
[[霧ふり山脈]]の南端、環状の岩壁に囲まれた地域。[[ローハン]]の西に位置しており、[[霧ふり山脈]]と[[白の山脈]]の間の[[ローハン谷]]を見下ろす要所。[[メセドラス]]より流れ出す[[アイゼン川>アイゼン]]がそばを通過している。アイゼンガルドの周囲は城壁で囲まれ、入り口にはアーチ型の城門がある。内部には円形広場があり、中心に[[オルサンク]]がある。

元来アイゼンガルドは[[ゴンドール]]のための砦で、[[カレナルゾン]]が[[ロヒアリム]]に割譲された後も、この地はゴンドールの領有地とされていた。だが、ろくに管理もされず放置されていたところ、ゴンドールの[[執政]][[ベレン>ベレン(エガルモスの息子)]]より[[オルサンク]]の鍵を受け取った[[サルマン]]が租借して、[[第三紀]]2759年にこの地に居を構える。
当初、ロヒアリムもサルマンを味方と思ってこれを喜んだが、やがてサルマンはアイゼンガルドと[[オルサンク]]の領有を宣言。要塞化を行って軍備を蓄え込み、[[ローハン]]と[[ゴンドール]]に敵対を始めた。

[[指輪戦争]]では、サルマンはこの地から軍を出撃させ、[[ヘルム峡谷]]を攻撃する。そのため防備が手薄になっていたところを[[エント]]の攻撃を受ける。アイゼンガルドの城壁は破壊され、サルマンが作ったアイゼンガルド内の施設も破壊された。オルサンク自体は非常に強固なため破壊されなかったが、エントは[[アイゼン]]の水を引き込んでオルサンク周辺を水没させ、サルマンを閉じ込めた。
[[指輪戦争]]では、サルマンはこの地から軍を出撃させ、[[ヘルム峡谷]]を攻撃する。そのため防備が手薄になっていたところを[[エント]]に攻撃される。エントによってアイゼンガルドの城壁は破壊され、サルマンが作ったアイゼンガルド内の施設も破壊された。オルサンク自体は非常に強固なため破壊されなかったが、エントは[[アイゼン]]の水を引き込んでオルサンク周辺を水没させ、サルマンを閉じ込めた。

** コメント [#kbdaa52e]

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