#author("2019-12-30T18:22:32+09:00;2019-05-11T23:30:38+09:00","","")
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-第一紀以前のエレド・エングリンこと鉄山脈(Iron Mountains)については[[鉄山脈]]を参照してください。
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* くろがね&ruby(れんざん){連山}; [#y78821a3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Iron Hills|
|~異訳|くろがね山、黒がね連山|

** 解説 [#Explanation]

[[ロヴァニオン]]の北東の果てにある山脈。山脈からは[[カルネン(赤水川)>カルネン]]が流れ出ている。
[[リョヴァニオン]]の北東の果てにある山脈。山脈からは[[カルネン(赤水川)>カルネン]]が流れ出ている。

[[第三紀]]2589年に[[灰色山脈]]の[[ドワーフ]]が[[冷血竜]]に襲われて[[ダイン一世]]が殺されると、ダインの息子[[グロール]]は家来を連れてこの地に移住した。くろがね連山のドワーフはグロールの兄[[スロール]]が移住した[[エレボール]]へ鉱石を輸出した。
[[第三紀]]2589年に[[灰色山脈]]の[[ドワーフ]]が[[冷血竜]]に襲われて[[ダーイン一世]]が殺されると、ダーインの息子[[グロール]]は家来を連れてこの地に移住した。くろがね連山のドワーフはグロールの兄[[スロール]]が移住した[[エレボール]]へ鉱石を輸出した。
2770年に[[スマウグ]]によってエレボールの[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]が滅ぼされると、スロールの一族郎党は放浪生活を送るようになるが、エレボールのドワーフの多くはくろがね連山へ身を寄せた。

くろがね連山のドワーフの戦士は屈強なことで知られ、鋼の鎖帷子と金属製の網目でできた股引、鉄帽と鉄靴で身をよろい、円盾と幅広の短い剣と重いマトック((邦訳は「つるはし」))を武器にした。
2793~2799年の[[ドワーフとオークの戦争]]では、[[スライン二世]]の求めに応じ、グロールの息子[[ナイン]]がくろがね連山のドワーフを率いて参戦した。ナインは[[ナンドゥヒリオンの合戦]]で[[アゾグ]]に殺されたが、ナインの息子[[ダイン>ダイン二世]]がアゾグを討ち取って名を上げた。
2941年には、[[エレボール]]に立て籠もった[[トーリン二世]]の求めに応じ、ダインがくろがね連山のドワーフを率いてエレボールに進軍した。結果的に発生した[[五軍の合戦]]でトーリンが死んだため、そのままダインが[[ダイン二世]]として再興された[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]の王となった。
くろがね連山のドワーフの戦士は屈強なことで知られ、鎖帷子と鉄の靴で身をよろい、重いつるはしを武器にした。
2793~2799年の[[ドワーフとオークの戦争]]では、[[スラーイン二世]]の求めに応じ、グロールの息子[[ナーイン]]がくろがね連山のドワーフを率いて参戦した。ナーインは[[ナンドゥヒリオンの合戦]]で[[アゾグ]]に殺されたが、ナーインの息子[[ダーイン>ダーイン二世]]がアゾグを討ち取って名を上げた。
2941年には、[[エレボール]]に立て籠もった[[ソーリン二世]]の求めに応じ、ダーインがくろがね連山のドワーフを率いてエレボールに進軍した。結果的に発生した[[五軍の合戦]]でソーリンが死んだため、そのままダーインが[[ダーイン二世]]として再興された[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]の王となった。

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

([[指輪戦争]]終結時点で)[[トーリン三世]]の弟であるNáin the Slakelessが、鉱山Járnfastなどのくろがね連山を統治している。
([[指輪戦争]]終結時点で)[[ソーリン三世]]の弟であるNáin the Slakelessが、鉱山Járnfastなどのくろがね連山を統治している。

&ref(ScreenShot00615.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるくろがね連山のJárnfast);

** コメント [#Comment]

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