#author("2020-01-29T00:37:51+09:00;2020-01-29T00:29:00+09:00","","")
#author("2022-09-10T20:55:50+09:00;2020-01-29T12:31:27+09:00","","")
* あやめ [#h6042292]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[植物]]|
|~スペル|iris, flag-lily, iris-sword|
|~異訳|花菖蒲(flaglily)|

** 解説 [#Explanation]

[[あやめ野]]に多く生え、あやめ野と[[あやめ川]]の名の由来となった植物。[[イシリアン]]や[[ナン=タスレン]]にも生えていた。
[[あやめ野]]に多く生え、あやめ野と[[あやめ川]]の名の由来となった植物。[[イシリエン]]や[[ナン=タスレン]]にも生えていた。

*** gladden [#u5a2e436]

[[あやめ野]](Gladden Fields)及び[[あやめ川]](Gladden River)の名で「あやめ」と訳される英単語。『[[指輪物語]]』の[[旧版]]では動詞のgladdenとの混同からか、「嬉し」と訳された。
『[[Guide to the Names in The Lord of the Rings]]』によるとgladdenは(植物の)flagやirisの意味。元は古英語の'''glædene'''であり、現代英語ではgladdonと書かれる。
『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』のLetter#297(1967年)には上記の解説に加え、作中におけるこの語は川や沼地に生える'''yellow flag'''ことキショウブ(iris pseudacorus)のことを指し、現代英語でgladdonと呼ばれるiris foetidissimaではないと説明されている。
『[[The Letters of J.R.R.Tolkien]]』のLetter#297(1967年)には上記の解説に加え、作中におけるこの語は川や沼地に生える'''yellow flag'''ことキショウブ(iris pseudacorus)([[Wikipedia:キショウブ]])のことを指し、現代英語でgladdonと呼ばれるiris foetidissimaではないと説明されている。

『[[The Lord of the Rings A Reader's Companion]]』では、[[ゴールドベリ]]のベルトの描写に登場する「あやめ(flag-lily)」の語は[[あやめ野]]のアヤメである'''yellow-flag'''の別名としている。

** コメント [#Comment]

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