#author("2016-10-25T23:01:26+09:00","","")
* あやめ野 [#zd3194e7]
#author("2018-12-30T17:54:25+09:00","","")
* あやめ&ruby(の){野}; [#zd3194e7]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Gladden Fields|
|~異訳|嬉し野|
|~その他の呼び名|ロイグ・ニングロロン(Loeg Ningloron)|
|~その他の呼び名|ロイグ・ニングロロン (Loeg Ningloron)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「金色の水辺の花の生うる沢」(Pools of the golden water-flowers)の意である''ロイグ・ニングロロン''の部分的訳名。[[アンドゥイン]]と[[あやめ川]]の合流点に広がる、人の背丈よりも高いあやめが生い茂った大湿原。
[[シンダール語]]で「金色の水辺の花の生うる沢」(Pools of the golden water-flowers)の意である''ロイグ・ニングロロン''の部分的訳名。[[アンドゥイン]]と[[あやめ川]]の合流点に広がる湿地帯。
ここで[[イシルドゥア]]が命を落として[[一つの指輪]]が失われ、後に[[ゴクリ]]がその指輪を見出した。

[[旧版]]では「嬉し野」と表記されていたが、Gladdenを直訳したことによる誤り。gladdenはアヤメ科キショウブの俗名であるgladdonを意味している。これはgladdenの古英語glaedeneがflagやirisの別名であったことからきている((『[[The Lord of the Rings A Reader's Companion]]』より))。
>湖は大湿原となり、その中の、数知れぬ小島や、広い葦や藺草の原や、あやめ野の大群生地の間を、川はさまよい流れた。人の背よりも高く育つこの黄色いあやめが、その一帯と山脈に源を発する川の名前の元となった。((『[[終わらざりし物語]]』「あやめ野の凶事」註一三))

[[旧版]]では「嬉し野」と表記されていたが、Gladdenを直訳したことによる誤り。このGladdenはアヤメ科キショウブの俗名であるgladdonを意味している。これはgladdenの古英語glaedeneがflagやirisの別名であったことからきている((『[[The Lord of the Rings A Reader's Companion]]』より))。

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