* ミスリル [#r94d5d7d]
** 概要 [#s8e83063]

|~カテゴリー|物・品の名前|
|~スペル|mithril|
|~その他の呼び名||

** 解説 [#kfd79bec]

[[シンダール語]]でmithは「灰色の」、rilは「輝き」の意。鉱物の一種。別名「まことの銀」、また[[モリア]]でのみ産出するため「モリア銀」とも呼ばれる。ただし『[[終わらざりし物語]]』によると、[[ヌーメノール]]でも発掘されたそうである。

この金属は、銅のように打ち延ばすことができ、ガラスのように磨ける。[[ドワーフ]]の手にかかれば、軽くてしかも鍛えた鋼よりも堅い金属に加工される。しかも、銀のように美しく黒ずむこともないという。
[[第三紀]]末になると、地上にほとんど存在しない貴重品となっていた。[[ドワーフ]]はこの金属を求めて[[モリア]]を深く掘り進みすぎ、[[ドゥリンの禍(バルログ)>バルログ]]を呼び覚ましてしまう。

[[スマウグ]]が死蔵していた宝の一つに[[ミスリルの胴着]]があり、これは[[トーリン二世]]から[[ビルボ・バギンズ]]に与えられ、さらにその後[[フロド・バギンズ]]に与えられた。
また[[ネンヤ]]はミスリルで作られていた。

** コメント [#t3b11325]

- FFなどの、あまたのゲームに出てくる「ミスリル」の原典。しかし、例えばFFでは「ゴールドアーマー」より防御力が弱くなっているなど、中つ国の外に持ち出されると柔らかくなってしまうようである。 -- A3
- これはドワーフが鍛えないと真価を引き出せないのではないだろうか -- zg
- 装飾的なものであれば、アルウェンも旗に織り込んでいましたから、エルフでもノルドの冶金系のスキル持ちならかなり「真価」を引き出せるかも知れません。 -- カイト
- ↑×2 水の指輪ネンヤはミスリルで造られていた。 -- ホビット &new{2008-10-26 (日) 14:40:41};

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